野口五郎、いい意味での音楽オタクは「今この瞬間を大切にする」時代遅れのロックンローラー

TOKAI RADIO『OH! MY CHANNEL!』(月~金13:00~15:00 DJ大前りょうすけ)4月13日(月)の放送に、野口五郎が生電話出演した(4月13日のDJは代役の川村茉由)。野口は岐阜県美濃市の出身。歌手、俳優、タレント、ギタリストほか、多方面で活躍中。昨年は「同級生」5人で配信リリースした「時代遅れのRock’n’Roll Band」も話題となった。

まずは、当日の番組メッセージテーマ「勝手に〇〇大使」に合わせて「(自分は)何大使か?」と訊かれると、野口は「実際に大使をいくつかやらせていただいている。(出身地)岐阜の飛騨美濃、東京・台東区、北マリアナ諸島など」とした上で「音楽が好きなので、音楽をよい形で、よい方法で聴いていただきたい大使」と答えた。

ここで、DJ川村から「(野口は)音楽の、いい意味でのオタクというイメージがある」と言われると、野口は「最近、オタクという言葉が定着してきたというか、認知されてうれしい」と、これも「いい意味で」答えていた。最近では、インスタグラムで、ユーチューバーのハラミちゃんとのコラボも話題になっているが、野口は「ピアノとギターで一緒にアドリブをやったり、リハーサルのほうが楽しくて延々とやっている」と話した。

話題と言えば、去年5月には、桑田佳祐、佐野元春、世良公則、Charと野口の「同級生5人組」で「時代遅れのRock’n’Roll Band」を配信リリースし、年末のNHK紅白歌合戦にも出演した。改めて、この曲に込めた思いを訊かれると、野口は「最新、時代遅れという言葉にハマっていて、メンバーを集めてくれた佳ちゃん(桑田佳祐)とも、ロックンロールに時代遅れも何もないのではという話をしたが、そこを敢えて、時代遅れと言っちゃっているのが、僕はうれしいなあ、実に愉快だね」と話した。DJ川村は「歌詞の中で、自分でダサいと言えているところがすごく好き」と話した。

「時代遅れの同級生5人組」の今後については「またやるかどうかわからないが、音楽を奏でているのがすごく楽しい。メッセージというとオーバーだが、今というこの瞬間を幸せでいたいよね、大切にしたいよねというのが、共通の同級生の思い。それを、これからもみんなでずっとずっと表現していきたいなというのが強い思いだと思う」と話した。

4月29日(土・祝)には、愛知県芸術劇場大ホールで、コンサートが開催される。「Goro Noguchi Concert Tour 2023~life is a gift」の聴きどころ、見どころについては「おなじみの曲あり、ギターガッツリあり、ほかに、オムニバス形式の曲があり『これは? えっ!』という感じなので、みなさんに、聴いて感じていただけたらなと思う」とPRしていた。

最後に「地元、東海地方、名古屋に帰ってきたときに楽しみにしている食事」について訊かれると、野口は「味噌煮込み」と答え「僕は、そっち(東海地方)の味噌(赤味噌)じゃなきゃダメ。味噌煮込みは、一日で6杯食べたことがある」と答えて驚かせた。

OH! MY CHANNEL!
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~15時00分
出演者:川村茉由
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金融マンと寿司職人の“二刀流” 50歳を過ぎて寿司職人の学校へ入学した男性

11月は新米のシーズンということもあるのでしょうか。1日が「すしの日」、22日は「回転寿司記念日」と寿司にまつわる記念日が続きます。寿司ロボットの技術は見事ですが、やはり、職人さんが握った寿司はたまりませんね。

画像提供:小川浩司さん

今回は、金融マンの傍ら、“出張寿司職人”としても活躍されている男性のお話です。

大きな観音様が駅を見守る、神奈川県の大船。この大船ご出身で、いまも鎌倉・腰越にお住まいの小川浩司さんは、昭和44年生まれの57歳。普段は、都内の会社で金融関係の仕事をされています。

実は小川さん、もう一つの顔があります。週末を中心に首都圏各地で開かれるホームパーティーに出向いたり、お店を間借りして、手際よく寿司を握っている“出張寿司職人”なんです。だいたい、ひと月に3回、この3年半でおよそ120回の“出張”を重ねてきました。

若い頃の小川さんは、「スタミナが第一!」と、魚よりも肉でした。なかでも焼肉が大好きで、地元・神奈川に多い精肉スーパーの超常連。さらに本場・韓国、ソウルの明洞に足しげく通っていたこともあって、友達からは“ヨン様”ならぬ“ミョン様”とニックネームを付けられたほどだったんです。

そんな小川さんが寿司に目覚めたのは、コロナの時期でした。在宅勤務の空き時間、ぼんやりとインターネット動画を眺めていると、あるインフルエンサーの方が、寿司をテーマにしゃべっていたことをきっかけに、「寿司職人」という仕事が気になり始めます。

小川さんはその時、50歳を超えたばかり。仕事・家庭・趣味も充実していましたが、定年後のことを考えると、経済的なことや社会とのつながりに少し不安もありました。

「もしも、寿司を握ることが出来れば、定年後にすし屋さんのパートでも働けるし、たとえ、自給自足の生活になっても、魚をさばければ生活できるはずだ!」

色々と考えた小川さん、まずは寿司職人への道を一歩踏み出すことにしました。

小川さんは、寿司職人を養成する専門学校の門を叩きます。1クラスには20人くらいいましたが、見渡すと周りは、海外に寿司屋さんを出して一旗揚げようという若い人たちばかり。でも、何人かは、同じように手に職をつけたいと考えた中高年の方の姿も見えました。

最初のステップは、寿司のにぎり方を徹底的に学びます。にぎり寿司に合ったシャリの量と重さを、サッと手に取った指先の感覚で憶えていかなければなりませんが、小川さんはさっそく苦戦。シャリの形を整えていくのもままなりません。

続いて、小川さんの前に立ちはだかったのは、様々な魚たちでした。アジを三枚におろしていくのも、なかなかきれいに出来ません。穴子が出てくると骨の多さに大苦戦。真鯛はウロコの多さに、もう圧倒されてしまいます。一方、脂がのったブリに至っては、どこから包丁を入れていいのか迷うばかり。でも、小川さんは諦めませんでした。

「せっかく始めた以上は、何とかして形にしたい!」

その思いを胸に練習に練習を重ねた小川さん、いつしか魚の筋肉の繊維をサッと見極め、迷わずスッと包丁を入れ、身と骨が分かれるように捌くことが出来るようになります。

晴れて2022年春、小川さんは、無事に専門学校を卒業。お勤めになっている会社の上司の方に、寿司職人としても活動したいと申し出ると、まるで目が点になったように驚かれました。それでも寿司職人への熱い思いを伝えると、副業として認めてくれることになりました。

今ではお店を間借りして営業する機会やリピーターのお客さんも増えてきた小川さん。少し前にはお子さんの高校合格のご褒美に、“人生初めての回らないカウンター寿司”を食べさせてほしいという依頼も受けたそうです。

「子供が元気よくお寿司を食べてくれたり、カウンター越しにお客様から直接美味しいとおっしゃっていただけると、やってよかったという気持ちになりますね」

一方、寿司を握り始めたことで、本業のお仕事にもいい影響が出てきたといいます。

「副業が出来たことで、思い切りがよくなりました。たとえ本業でヘマをしたとしても、副業があるからと気持ちがラクになったんです。これから、もっと年齢を重ねてもチャレンジは続けていきたいと思っています」

金融マンと寿司職人、小川さんの“二刀流”への挑戦は、新たな人生を切り開いています。

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