藤井風3rdアルバム「Prema」の特別番組 ポップミュージックへの愛、全編英語詞への挑戦を語る

シンガーソングライター・藤井風さんの3年ぶりとなる3枚⽬のスタジオアルバム「Prema」が、9月5日(金)にリリース。JFL系列のラジオ局では、藤井さんが自身の近況やアルバムの各楽曲について深く語る特別番組が放送されました。(J-WAVE『Spotify Liner Voice+ Fujii Kaze』2025年9月6日放送分)

藤井風、新アルバム「Prema」を語る特別番組

Japan FM League(JFL)では、シンガーソングライター・藤井風さんの3年ぶりとなる3枚⽬のスタジオアルバム「Prema」のリリースを記念して、特別番組『Spotify Liner Voice+ Fujii Kaze』を放送。北は北海道から南は九州までの5つのFM局(NORTH WAVE、J-WAVE、ZIP-FM、FM802、CROSS FM)で、アルバムリリース直後のタイミングでオンエアされました。

今回の特別番組は、藤井さんが自身の近況やこのアルバムの各楽曲について深く語るSpotifyビデオポッドキャスト『Liner Voice+ Fujii Kaze』の公開と併せて、ラジオでも同テーマでの企画として実現したもの。インタビューで語られた藤井さんの声をアルバムの楽曲とともに、1時間のラジオ番組としてお届けしました。9月6日(土)に放送されたJ-WAVE版では、『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(毎週月曜~木曜6時)でもおなじみの別所哲也さんがナビゲーターを担当しました。

インタビューのためにアルバムの楽曲を久々に聴き直したことを明かした藤井さんは、アルバムの仕上がりについて「今まで出来ていなかったことがちゃんと出来ていると思うし、今まで見せてなかったところを本当に惜しげもなく全開にしているって感じはします」とコメント。

続けて「ポップミュージック」を大きなキーワードとして挙げ、「僕が思うポップミュージックを遠慮なく、恐れることなく、突き進んで表現出来ました。ポップミュージックへの愛をすごく表現出来たことに、すごく喜びを感じています」と語りました。

「アルバムの仕上がり」を3分お試しで今すぐ聴く↓

今回のアルバム「Prema」は、藤井さんにとって初めての全編英語詞。英語詞でのアルバムに挑戦した理由について「日本語で表現出来ることが一旦無くなっちゃった、っていう風に感じたから。それが一番大きかったね」、「アジアツアーをするうちに、英語だけのアルバムを作る決断が出来たので、"みんなの第二言語"だっていう気付きがあったのは大きかったですね」と語りました。

「全編英語詞の挑戦」を3分お試しで今すぐ聴く↓

アルバム「Prema」は、先行リリースされた「Hachikō」や「Love Like This」に、「Casket Girl」、「I Need U Back」など新曲7曲を加えた全9曲を収録。番組では、アルバムに収録された全9曲を藤井さんの解説を交えながらオンエアしました。

サンスクリット語で「愛」を意味する表題曲の「Prema」について、「こういうタイトルの曲を作ろうというところからスタートした」、「ヒップホップで、しかもちょっとポップで、ちょっとジャジーなところも見せたり、自分のルーツをすごく反映するものになったら良いなというものになりました」と、楽曲への想いを語りました。

「Prema」を3分お試しで今すぐ聴く↓

これからの展開については、「良い作品を作らせてもらったので、これをちゃんと届けていきたい。まずはそれに集中したいなと思います」とコメント。「同時に、まだ出来ることがあるなら作り始めたいというポジティブな想いもあります。アルバムが完成しているのに、次のビジョンが少しでも見えているというのは、自分にとってもすごく新鮮なので。とても良い状態だなと思います」と、次回作への意欲も見せました。

「これからの展開」を3分お試しで今すぐ聴く↓

Spotify Liner Voice+ Fujii Kaze
放送局:J-WAVE
放送日時:2025年9月6日 土曜日 24時00分~25時00分
出演者:別所哲也
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

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金融マンと寿司職人の“二刀流” 50歳を過ぎて寿司職人の学校へ入学した男性

11月は新米のシーズンということもあるのでしょうか。1日が「すしの日」、22日は「回転寿司記念日」と寿司にまつわる記念日が続きます。寿司ロボットの技術は見事ですが、やはり、職人さんが握った寿司はたまりませんね。

画像提供:小川浩司さん

今回は、金融マンの傍ら、“出張寿司職人”としても活躍されている男性のお話です。

大きな観音様が駅を見守る、神奈川県の大船。この大船ご出身で、いまも鎌倉・腰越にお住まいの小川浩司さんは、昭和44年生まれの57歳。普段は、都内の会社で金融関係の仕事をされています。

実は小川さん、もう一つの顔があります。週末を中心に首都圏各地で開かれるホームパーティーに出向いたり、お店を間借りして、手際よく寿司を握っている“出張寿司職人”なんです。だいたい、ひと月に3回、この3年半でおよそ120回の“出張”を重ねてきました。

若い頃の小川さんは、「スタミナが第一!」と、魚よりも肉でした。なかでも焼肉が大好きで、地元・神奈川に多い精肉スーパーの超常連。さらに本場・韓国、ソウルの明洞に足しげく通っていたこともあって、友達からは“ヨン様”ならぬ“ミョン様”とニックネームを付けられたほどだったんです。

そんな小川さんが寿司に目覚めたのは、コロナの時期でした。在宅勤務の空き時間、ぼんやりとインターネット動画を眺めていると、あるインフルエンサーの方が、寿司をテーマにしゃべっていたことをきっかけに、「寿司職人」という仕事が気になり始めます。

小川さんはその時、50歳を超えたばかり。仕事・家庭・趣味も充実していましたが、定年後のことを考えると、経済的なことや社会とのつながりに少し不安もありました。

「もしも、寿司を握ることが出来れば、定年後にすし屋さんのパートでも働けるし、たとえ、自給自足の生活になっても、魚をさばければ生活できるはずだ!」

色々と考えた小川さん、まずは寿司職人への道を一歩踏み出すことにしました。

小川さんは、寿司職人を養成する専門学校の門を叩きます。1クラスには20人くらいいましたが、見渡すと周りは、海外に寿司屋さんを出して一旗揚げようという若い人たちばかり。でも、何人かは、同じように手に職をつけたいと考えた中高年の方の姿も見えました。

最初のステップは、寿司のにぎり方を徹底的に学びます。にぎり寿司に合ったシャリの量と重さを、サッと手に取った指先の感覚で憶えていかなければなりませんが、小川さんはさっそく苦戦。シャリの形を整えていくのもままなりません。

続いて、小川さんの前に立ちはだかったのは、様々な魚たちでした。アジを三枚におろしていくのも、なかなかきれいに出来ません。穴子が出てくると骨の多さに大苦戦。真鯛はウロコの多さに、もう圧倒されてしまいます。一方、脂がのったブリに至っては、どこから包丁を入れていいのか迷うばかり。でも、小川さんは諦めませんでした。

「せっかく始めた以上は、何とかして形にしたい!」

その思いを胸に練習に練習を重ねた小川さん、いつしか魚の筋肉の繊維をサッと見極め、迷わずスッと包丁を入れ、身と骨が分かれるように捌くことが出来るようになります。

晴れて2022年春、小川さんは、無事に専門学校を卒業。お勤めになっている会社の上司の方に、寿司職人としても活動したいと申し出ると、まるで目が点になったように驚かれました。それでも寿司職人への熱い思いを伝えると、副業として認めてくれることになりました。

今ではお店を間借りして営業する機会やリピーターのお客さんも増えてきた小川さん。少し前にはお子さんの高校合格のご褒美に、“人生初めての回らないカウンター寿司”を食べさせてほしいという依頼も受けたそうです。

「子供が元気よくお寿司を食べてくれたり、カウンター越しにお客様から直接美味しいとおっしゃっていただけると、やってよかったという気持ちになりますね」

一方、寿司を握り始めたことで、本業のお仕事にもいい影響が出てきたといいます。

「副業が出来たことで、思い切りがよくなりました。たとえ本業でヘマをしたとしても、副業があるからと気持ちがラクになったんです。これから、もっと年齢を重ねてもチャレンジは続けていきたいと思っています」

金融マンと寿司職人、小川さんの“二刀流”への挑戦は、新たな人生を切り開いています。

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