防災について教えてくれるラジオ番組

9月1日(土)「防災の日」には、防災にまつわるさまざまな特別番組が放送されました。

しかし、防災についての情報は、各地のラジオ局で常に放送されています。

そこで今回は、サンドウィッチマンの2人が東北の今を明るく伝えるニッポン放送『サンドウィッチマンの東北魂』や、防災士の免許を持つ時東ぁみさんのFBCラジオ『時東ぁみの危機耳ラジオ~その時のために』など防災に関する番組をご紹介します。

IBC岩手放送『気象と防災 マメ知識!』毎週土曜日 17時50分~17時55分


気象予報士・防災士の資格を持つ神山浩樹アナウンサーが、東北の現状を発信。防災に関する問題点も鋭く指摘しています。

「特別警報と大雨情報の違い」、「今夏の異常気象について」、「南海トラフ巨大地震の被害想定」などをテーマに、しっかりと分かりやすく解説します。内容を復習したい方は番組サイトで確認できますよ。

TBCラジオ 『3.11みやぎホットライン』毎週月曜日 20時~20時30分

東日本大震災から7年が過ぎた今の街の現状を細かく取材、報告しています。

例えば、限界集落での町おこしの様子や、防災意識を高め、防災啓発の強化を目指して行われた「仙台市防災運動会」の様子、震災から6年をかけて新店舗をオープンさせた老舗洋菓子店など。また、発生から40年が経過した宮城県沖地震のその後に関しても伝えています。

TBCラジオ『防災タクシー街角交通情報』月曜日~金曜日 14時56分〜14時58分頃(『ロジャー大葉のラジオな気分』内で放送)


防災タクシーの乗務員が、渋滞の様子や、街を走っていて気付いたことをお話しします。いつもと変わらない様子が伝えられることに、日常のありがたさを感じられるかも?

Date fm エフエム仙台『Hope for MIYAGI』毎週月曜日 12時〜12時25分


Date fm エフエム仙台では、2012年3月から復興応援プロジェクト「Hope for MIYAGI」を立ち上げ、番組やイベントなどを通して、被災地の「今」を発信し続けています。

番組では石巻専修大学とコラボし、一歩ずつ前に進む石巻の人々を学生が丁寧に取材して、ラジオCMを制作しています。

文化放送『防災アワー』 毎週日曜日 5時05分〜5時20分

「いつ起きてもおかしくない」災害に備える大切さを改めて、みなさんにも認識していただくために「防災十か条」を定めている文化放送の番組。パーソナリティは、伊藤佳子さんです。

ちなみに「防災十か条」は、[第1条]まず頭を守れ、身を隠せ、[第2条]地震と思ったら火の始末、[第3条]ガラスの破片に気を付けよう、[第4条]入れすぎ注意の持ち出し袋 緊急時の避難には非常用の持ち出し袋があると便利。ただし、重すぎて非難の邪魔になると困ります。[第5条]避難の前に、安全確認 避難をするときには、電気のブレーカーを切り、ガスの元栓を閉めるなど安全確認をして下さい……といったもの。番組サイトに記載があるので、ぜひチェックを!

ニッポン放送『サンドウィッチマンの東北魂』毎週日曜日 21時50分〜22時


サンドウィッチマンの2人が東北の今を明るく伝えます。リスナーから届いたメッセージを紹介するほか、日本のどこかで災害が起来た際は、心配してメッセージを送る2人に優しさを感じます。

先日の放送でも「もっと西日本豪雨災害のことも伝えて欲しい」と訴えていました。

TOKYO FM 『防災 FRONT LINE』 毎週土曜日 8時55分~9時


TOKYO FMで防災キャスターを務める古賀涼子さんがお届けします。

古賀さんは、TOKYO FM 初の報道アナウンサーとして2001年に入社し、ニュース現場や災害現場等でのフィールドワークをベースに持ちます。東日本大震災発生時は発災直後から16時間、特別放送を担当しました。

TOKYO FM『LOVE&HOPE~ヒューマン・ケア・プロジェクト~』 月曜日~金曜日 6時25分〜6時30分(『クロノス』内で放送)


岩手・宮城・福島・熊本などの被災地の今と、これからに向けた取り組みを取材して紹介しています。

FBCラジオ『時東ぁみの危機耳ラジオ~その時のために』 毎週土曜日 5時55分~6時


時東ぁみさんが防災にまつわる番組を担当! 意外に思うかもしれませんが、時東さんは2007年に防災士の免許を取得し、上級救命技能、チャイルドケアプラスのライセンスを持っています。

「防災用語アミーゴ」のコーナーでは、「既存不適格建物」など普段あまり聴き馴染みはないけれど、ためになる話をお届けします。災害に備えることの大切さを伝える曲「オッケー!BOUSAI!」(作曲:パッパラー河合 作詞&歌:時東ぁみ)も制作されました。

東海ラジオ『南海トラフ巨大地震 どうなる?どうする?』 毎週土曜日 9時過ぎ(『きくち教児の楽気! DAY』内で放送)


震災に対する日頃の備えや、さまざまな場面で遭遇したした時の対策などを紹介しています。

月初めには、名古屋大学減災連携研究センター特任教授の新井伸夫先生に話を伺います。

ぎふチャン『お茶の間ステーション2時6時』月曜日~金曜日 14時~17時57分


岐阜県との共同企画で、月曜日に「備えて命を守るプロジェクト」を放送。

「減災」をテーマに、過去の災害事例から地震、火災、落雷、豪雨などへの備えに関する話を届けています。

SBSラジオ 『防災プロジェクト Team Buudy』第2・4火曜日 11時35分~11時45分(『鉄崎幹人のWASABI』で放送)


「TeamBuddy(チームバディー)」は、静岡新聞 SBSの防災プロジェクトです。行政や企業、団体などとも連携し、防災・減災活動に取り組んでおり、知っておきたい情報を発信しています。

Team Buudyのアプリ「静岡防災訓練シミュレーター」は、静岡県の第4次地震被害想定や、避難施設などを紹介しており、避難訓練などにも利用できますよ!

レディオキューブFM三重『津市防災チャンネル』毎週火曜日 12時55分~2時

津市危機管理部から、知っておきたい防災の知識をお届けします。津市では緊急告知ラジオの貸し出しを行なっており、避難勧告などの発令時に、レディオキューブFM三重が発信する信号を受信すると、自動的に起動します。

こちらは、市内に住民登録がある避難行動要支援者や避難支援等関係者で、「防災行政無線が聞こえにくい」かつ「エリアメール・緊急速報メールや津市防災情報メールが使えない」、「ファクス送信サービス」が使えないという人を対象としています。

MBSラジオ『ネットワーク1・17』毎週日曜日 5時30分~6時


「水害と生活再建のお金」、「仮設住宅を出た後の生活は?」、「災害で後遺症を負った人の支援」など、災害時に知っておきたい情報をお届けします。番組キャスター・千葉猛さんは、小学5年の時に宮城県沖地震(1978年)に遭遇。阪神・淡路大震災発生時は神戸市に入り、災害対策本部からリポートを続け、2011年に発生した東日本大震災以降は、宮城県を中心に被災地の取材を続けています。また、DJ・西村愛さんは、東日本大震災の被災地でボランティア活動に参加。東日本大震災・熊本地震の被災地の復興を支援するイベントの企画に携わっています。

番組は、阪神・淡路大震災から3ヶ月後の1995年4月15日にスタートし、放送は1000回を超えました。阪神・淡路大震災、熊本地震、西日本豪雨などを幅広く、細かく取材し、2018年1月15日に放送された『ネットワーク1・17スペシャル〜伝えるために必要なこと』は、「平成30年日本民間放送連盟賞」の近畿地区審査で、報道番組部門の「最優秀」を受賞しました。

wbs和歌山放送『ふるさと和歌山の防災』毎週月曜日 18時30分~18時45分

さまざまな自然災害が懸念される、和歌山の防災について伝えています。

和歌山では、安政元年11月5日に津波が発生。そこで村人は自ら収穫した稲村に火をつけて避難をさせることに成功したそうです。そこで11月5日は「世界津波の日」に制定されました。

RKCラジオ『地震防災メモ』月曜日~金曜日 7時30分~7時35分

南海トラフ地震に備えて知っておきたい情報を、日本防災士機構の資格を取得した高知放送の防災士が伝えます。

ある回の放送では、家具の固定とガラスの飛散防止について解説。「よく使う部屋には背の高い家具を置かない」、「収納は軽いものは上に、重いものは下に、家具の配置を見直す」、「窓ガラスには飛散防止フィルムを貼る」といったことについて呼びかけていました。

FMKエフエム熊本『FMK熊本地震復興応援プロジェクト~with~』 毎週日曜日 9時45分~9時55分


発生から2年以上が経過した熊本地震の現状をさまざまな声を取材し、レポートします。

例えば先月の放送では、熊本市内で100年以上続く「近藤あめ屋」の代表・近藤ひろきさんの声を紹介。約10種類のかき氷と16種類のアイスキャンディの味と技を守り続けてきましたが、地震でお店は全壊。かき氷を作る機械も手放さざるを得なかったそうですが、あれから2年半が経ち、ようやく光が見えてきたとのことでした。

その他にも、Date fm エフエム仙台の『~がんばろう宮城~希望のラジオ』(毎週火曜日 18時30分~18時45分)や、『東日本大震災・復興支援番組~繋ごう明日へ~』(毎週火曜日 11時30分~11時50分)、SBSラジオ『緊急地震速報告知番組』(土曜日 5時30分〜5時35分・日曜日 6時40分〜6時45分)など、さまざまな番組があるのでぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人

やきそばかおる

小学5年生以来のラジオっ子。ライター・構成作家・コラムニスト。

「BRUTUS」「ケトル」などのラジオ特集の構成・インタビュー・執筆を担当するほか、radiko.jp、シナプス「 I LOVE RADIO」(ビデオリサーチ社)/ J-WAVEコラム「やきそばかおるのEar!Ear!Ear!」/otoCoto「ラジオのかくし味」/水道橋博士のメルマ旬報など連載や、番組出演を通じて、ラジオ番組の楽しさを発信。

ラジコプレミアムを駆使しながら、全国のユニークな番組を紹介するツイキャス番組「ラジオ情報センター」(水曜21時〜22時)も放送。全てを合わせると、年間でのべ800本のラジオ番組を紹介している。

Twitter:@yakisoba_kaoru

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高市首相が所信表明演説 消費税減税の効果と中東危機の影響は?

10月6日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、「高市早苗首相の所信表明演説」について意見を交わした。

物価上昇が本格化してくるのは、高市政権とかの話じゃなくて中東危機の影響

高市早苗首相は臨時国会が召集された10月5日、衆院本会議で所信表明演説を行った。「強い経済」の実現を前面に打ち出し、今後5年間の国内投資の道筋を示す「成長戦略実行計画」を年内に策定すると表明した。飲食料品の消費税減税について「家計に少しでもゆとりを生み出したい」と述べ、関連法案の成立に意欲を示した。 

高市内閣の最優先課題は「経済の力で国民の暮らしを守り『希望ある未来』を切り開くことだ」と語った。大規模な財政支出で国内投資を引き出す「責任ある積極財政」を進める一方、「財政の持続可能性」も確保すると訴えた。 

消費税減税の財源については「市場の信認を得られるよう特例公債(赤字国債)に頼らずに確保する」と改めて言明し、「心配には及ばない」と述べた。 

「“消費税減税の財源について、特例公債(赤字国債)に頼らずに確保”という発言ですけど、田中さん、この辺りはいかがでしょうか?」(寺島アナ) 

「私なんかは国民の生活を支えるためには、積極財政の方に力を入れるべきだと思っていますが、利上げをすれば当然国債利回りにも悪影響を与えます。そういった意味で緊縮財政派が非常に活発であることを受けて、所信表明を聞くと“責任ある積極財政”の方にかなり気を遣っている。でもやはり問題なのは中身ですよね」(田中氏) 

「ええ」(寺島アナ) 

「“赤字国債”みたいなものに依存しないと、これは経済学的な根拠はないんですが、それでも周りがうるさいから配慮してやる目処が立っているんだと思います。昨日の所信表明演説で“それが可能である”と言っているんだから、財務省や片山さんはそれなりのものを出してくれないと困りますよね。最近リフレ批判をやっている片山さん、ちゃんとやることをやってくれればね。それはさておき、消費減税よく話題になるじゃないですか。“どれだけ物価を押し下げるのか?”とか」(田中氏) 

「そうですね」(寺島アナ) 

「でも簡単に言うと、押し下げないわけないですよね。周りが下げているのに、自分だけ消費税減税分だけ価格を上げたら、特にスーパーなんか買いに行かないですから」(田中氏) 

「その店は負けますよね」(寺島アナ) 

「ただし一つ注意しなきゃいけないのは、これから物価上昇が本格化してくるのは、高市政権とかの話じゃなくて中東危機の影響が本格化してくるんです。政府が試算を出しているんで、それに基づいて言うと、消費者物価はピーク時には中東危機の前の数字に比べて1.5%上乗せ。ピーク予想だと消費者物価はマックス3%。そこまでいかなくても2.5%は超えてくる可能性はある。これは私もずっと言っていることですよね」(田中氏) 

「ええ」(寺島アナ) 

「その流れのなかで、消費減税の効果がどれくらい消費者物価を押し下げるか。これも色んな見方がありますが、大体1.5~2%くらい下げてくると思われます。となると、ひょっとしたら中東危機の悪影響と消費減税で消費者物価を押し下げる効果が最終的にはプラマイ0になっちゃって、中東危機の前の水準と比べるとあまり恩恵が無いかもしれない」(田中氏) 

「はい」(寺島アナ) 

「ガソリンの暫定税率を廃止したら下がりましたよね? でも中東危機でガソリン価格が上がっちゃったんで、どれだけの恩恵なのか分からなくなっちゃってますよね。それと似たような感じが一時的にあるかもしれない。ただ、消費減税は2年間やりますから、中東危機の影響がさすがに2年間続くシナリオは難しいので。それもトランプさん次第ですけどね」(田中氏) 

 

 

〈出典〉 

「強い経済」実現へ、実行計画策定 対中外交「責任ある行動求める」 首相が所信表明演説 | 産経新聞

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