友近のお母様からフリートークの王者まで、全国の個性的なラジオパーソナリティ5人!

必ずしも全国的に知られている…というわけではなくても、ある地域で知らない人はいないという人気パーソナリティがたくさんいます。その中から、全国のみなさんにおすすめの魅力的なパーソナリティ5人を紹介します。

日高晤郎さん(STVラジオ『ウィークエンドバラエティ 日高晤郎ショー』)

 

日高晤郎さんは、北海道のAMラジオファンなら名前を知らない人はいないと思うほどの知名度です。9時間の生放送で、放送開始から30年を超える人気番組。スタジオで観覧することができ、熱狂的なファンが集まります。日高さんは政治、経済、スポーツ、芸能ニュースから、本や映画の感想まで、思ったことをズバズバと話します。

番組にはゲストの歌手も登場します。この番組をきっかけに全国区になる歌手も多く、2年連続で「紅白歌合戦」への出場が決まった山内惠介さんも『日高晤郎ショー』によく出演しています。歌手への思い入れが強く、同番組以外に「うたコン」(NHK)にも度々出演して人気急上昇中の杜このみさんが公開生放送で熱唱した時は、その歌声の素晴らしさに、日高さんは感極まって泣いてしまいました。

 

番組名:『ウィークエンドバラエティ 日高晤郎ショー』
放送局:STVラジオ(北海道)
放送日時:土曜 8時~17時

つボイノリオさん(CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』)

シンガーソングライター、ラジオパーソナリティ、タレント、司会者など挙げればキリがないほど、多方面で活躍中のつボイノリオさん。1993年から続く人気番組「聞けば聞くほど」では政治・経済から中日ドラゴンズの話題までつボイさん流に斬っていきます。話題となったコミックソング「金太の大冒険」でもおなじみということもあり、ちょっぴり”おバカ”な話題も飛び出します。

「つボからボイン」の方は収録を行う日にKBS京都で「握手会」を開催しています。参加した全てのリスナーのラジオネームが公式フェイスブックで紹介されるのですが、3分の1くらいは下ネタのラジオネームです(笑)。ちなみに、KBS京都では「つぼからボイン」の直後に「森脇健児のサタデーミーティング」(18時〜21時30分)が放送されるため、往年のラジオファンにとってはたまらない”濃い番組”が続きます。

 

番組名:『つボイノリオの聞けば聞くほど』
放送局:CBCラジオ(名古屋)
放送日時:月曜~金曜 9時~11時55分/KBS京都ラジオ『つボからボイン』土曜 16時30分~18時

ヒロ寺平さん(FM COCOLO『HIRO T'S AMUSIC MORNING』)

ヒロ寺平さんは、スタジオではなく、副調整室にマイクを設置して、ワンマンDJスタイルで放送しています。通常、ラジオ番組はプロデューサー、ディレクター、ミキサー、さらにアシスタントディレクター、構成作家が携わりますが、ヒロさんはDJ、ディレクター、ミキサー、構成作家の四役で5時間の生放送をこなしているというわけです。さすがに疲れるようで、生放送が終わったらすぐに帰るそうです(笑)。

ヒロさんは、aikoさんが大ブレイクする前にFM802でDJをしていた頃から親交があります。2012年に放送された「SONGS」(NHK)でaikoさんが大阪に里帰りした際には「ヒロさんは、しゃべりが上手なんです」と言ってaikoさんがヒロさんを紹介していました。ヒロさんは「キミには負けるわ」と返していました(笑)。上沼恵美子さんもヒロさんを尊敬していて、特別番組「上沼恵美子のオールナイトニッポンGOLD」(ニッポン放送)で共演を果たしています。

 

番組名:『HIRO T'S AMUSIC MORNING』
放送局:FM COCOLO(大阪)
放送日時:月曜~木曜 6時~11時

横山雄二さん(RCCラジオ『平成ラヂオバラエティ ござん様さま』)

 

横山雄二さんは、RCCの人気アナウンサーです。キレのあるフリートークに定評があり、特に「ごぜん様さま」でのフリートークは平日の午前中のワイド番組の中では異例の長さを誇ります。2015年には「第52回ギャラクシー賞」にて、ラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞しました。ラジオ好きとして知られるアンガールズの山根良顕さんもこの番組の大ファンで、『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)に出演した時に「好きなラジオ番組ベスト3」の1位に挙げていました。(ちなみに「爆笑問題カーボーイ」は2位、3位は仙台のTBCラジオ『トータルテンボスのぬきさしならナイト!』)。実は、爆笑問題の太田光さんも横山アナにハマっているそうで、「ごぜん様さま」を聴いているそうです。

横山アナは元々、広島の人気テレビ番組「KEN-JIN」を担当していて、広島出身の有吉弘行さんに仕事がなかった時も積極的に起用し、有吉さんの再ブレイクのきっかけをつくった一人とも言われています。同じく広島出身の吉川晃司さんとも親交があり、吉川さんは横山さんとの対談では広島弁で行います。ファンにとっては嬉しい限りです。

 

番組名:『平成ラヂオバラエティ ござん様さま』
放送局:RCCラジオ(広島)
放送日時:月曜~金曜 9時~11時30分
※横山さんは火曜~金曜に出演/「ザ☆横山雄二ショー」土曜 22時~22時55分

友近千鶴さん(RNB南海放送『友近ママの魔法の引き出し』)

 

あの人気芸人、友近さんのお母様の番組です。友近ママは絵、トールペインティング、フラワーアレンジメント、デコパージュの先生、開運アドバイザーとして愛媛を中心に活躍されています。番組の進行は友近ママが自ら行い、ゲストのほか、「番組サポーターズ」である、スポンサーの関係者を迎えて放送します。いわゆる”喋りのプロ”はいませんが、友近ママの進行で非常に温かい雰囲気の放送になっています。生放送中に続々と寄せられるメールも、スポンサーの方と一緒に紹介します。

番組で水谷千重子さんの曲をかけることもあり、友近ママが娘の友近さんの話をする時は、どことなく照れているような感じが伝わってきます(笑)。友近さんが遊びに来たこともあり「なんで素人のおばちゃんが喋ってんのよ(笑)」と呆れられる一幕もありました。友近ママの声や喋り方の雰囲気は、友近さんに似ていますが「水谷千重子の曲は、特に難しくて歌えないんですよ~」と言っていました。

 

番組名:『友近ママの魔法の引き出し』
放送局:RNB南海放送(愛媛)
放送日時:金曜 19時~21時

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この記事を書いた人


やきそばかおる
子どもの頃からのラジオっ子。
「ケトル」「BRUTUS」等ラジオ特集を担当。
ライター・構成作家・動物園愛好家。好きな食べ物は、焼きそば。
ツイッター @yakisoba_kaoru

17歳でデビューした松原のぶえ、『おんなの出船』を歌い上げる少女に周囲がびっくり!

松原のぶえ、中山秀征

ニッポン放送のイマジンスタジオから演歌・歌謡曲・J-POPのライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』(毎週日曜朝5時30分〜/司会:中山秀征・アシスタント石川みゆき)、2月16日放送分の収録が行われました。

石川みゆき、楠木康平、松原のぶえ、北山たけし、中山秀征

今回のゲストは、松原のぶえさん、北山たけしさん、楠木康平さんです。

北山たけし

北山たけしさんは福岡県柳川市出身。21歳で北島三郎さんの内弟子となり、8年間の修行を経て、2004年に『片道切符』でデビューしました。

オープニングでは、昨年発売されたシングル『夏の終わりが来る前に』を披露しました。

「この曲は、TUBEの前田亘輝さんにいただいた曲なんです。よくゴルフに誘っていただくんですが、カートの中で前田さんが『ちょっと演歌っぽい曲ができたんだけど』とスマホで聴かせてもらい、即座に『僕にください!』とお願いして、昨年リリースしました」

毎年恒例、横浜スタジアムでのTUBEのコンサートにゲスト出演したという北山たけしさん。

「3万4千人の観客の前で、前田さんと一緒にこの曲を歌いました。マウンドの上のステージに立つと、ぐるっと360度が観客で、その中で歌えて最高の気分でした。忘れられない思い出ですね」

新曲『月うるる』は、日本作詩大賞・最優秀新人賞を受賞した作品です。忘れられない女性を月に重ねた、男の哀愁を歌っています。

北山たけし、中山秀征

大相撲初場所の千秋楽を観戦したという北山たけしさん。

「豊昇龍が巴戦を制して優勝したのを見ました。初めて枡席だったので、巨体がぶつかり合う音の迫力に圧倒されました」

もうすぐ51歳の誕生日を迎えるという北山たけしさん。

「新曲の『月うるる』は、しっとりとした演歌なので、この曲をじっくり歌う、そんな一年にしたいですね」

楠木康平

楠木康平さんは、福島県郡山市出身の23歳。2023年の日本クラウン(株)新人オーディションで準グランプリを獲得し、1月15日に『北へひとり旅』でデビューしました。

特技は、デュエット曲の男性パートと女性パートを、それぞれ異なる声で歌い分けることだとか。そこで今回、福島弁で歌うデュエットソング、オヨネーズの『麦畑』を一人二役で披露しました。

「一人でデュエットソングが歌えると気づいたのは昨年のことでした。裏声で女性パートが歌えると分かり、“これはウケるかも”と思ったんです。キャンペーンでこの曲を歌ったら、とても好評だったんです。歌っている最中、たまに、どっちが男のパートでどっちが女のパートか、自分でも分からなくなることがあります(笑)。次回は『浪花恋しぐれ』に挑戦したいと思っています」

デビュー曲『北へひとり旅』は、恋に破れた女性が、それでも諦めきれずに相手からもらったハガキを片手に思い出の地を巡りながら、会えるかどうかも分からない最終目的地・みちのくの青森へ向かうという作品です。

楠木康平、中山秀征

東京に来て5年が経つという楠木康平さんですが、一番驚いたのが、街のイルミネーションの美しさだったそうです。

「(ニッポン放送がある有楽町の)すぐ近くにある日比谷ミッドタウンのイルミネーションは、まるで豪華なステージようで、おすすめスポットです。ちなみに2月28日まで見ることができますよ」

松原のぶえ

松原のぶえさんは大分県の出身で、昭和54年に『おんなの出船』でデビューしました。

「17歳の時に『おんなの出船』デビューしましたが、いまも多くの方に愛してもらえてありがたいですね」

この曲で日本レコード大賞や日本有線大賞など、数々の新人賞を受賞された松原のぶえさんですが、デビュー当時、演歌の新人は少なく、同期は杏里さんや竹内まりやさんだったそうです。

「17歳の私には、『おんなの出船』はあまりにも大人の歌だったので、キャンペーンで歌うと、『誰の歌なの?』と聞かれることがあって、『私のデビュー曲です』と答えると、皆さんが『えーッ』と驚いていました。よっぽど、子どもっぽく見えたんでしょうね(笑)」

松原のぶえ、中山秀征、石川みゆき

森昌子さんに憧れ、福岡のタレント養成所で歌の勉強をしていた松原のぶえさん。デビューのきっかけは中学3年生の時でした。

「私の歌声を録音したテープを聴いた北島音楽事務所からスカウトされて上京しました。そして17歳でデビュー。あれから45年が経ちますが、九州にいた頃、通っていたタレント養成所の仲間が東京にも何人かいて、2か月に一度くらい集まって食事をしています。みんないい年になったので、いつどうなるか分からないから、会えるうちにたくさん会っておこうと(笑)」

1月29日に発売されたデビュー45周年記念曲『下北半島哀愁路』(作詞:石原信一、作曲:弦哲也)は、冬の下北半島を舞台に、別れと旅立ちをテーマにした作品です。

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