山下達郎が選曲と音質にこだわるラジオ番組『山下達郎のサンデー・ソングブック』

ミュージシャン・山下達郎さんがパーソナリティを務める、TOKYO FM『山下達郎のサンデー・ソングブック』(通称:サンソン)。山下さんが所有する膨大なコレクションから、最高の選曲と最高の音質で、珠玉の名曲をお届けする『サンソン』の魅力を紹介します。

『山下達郎のサンデー・ソングブック』とは

山下達郎さんがパーソナリティを務める『山下達郎のサタデー・ソングブック』は、TOKYO FMをキー局に JFN系列で毎週日曜14時から14時55分まで放送されています。1992年10月3日に『山下達郎のサタデー・ソングブック』(毎週土曜15時〜)として放送がスタート。1994年4月3日から放送枠を毎週日曜14時に移動し、現在の番組名に変更しました。

例年、8月と12月の第3週・4週には、妻・竹内まりやさんを迎えての「夫婦放談」を行っており、メディア出演の少ない2人によるトークがじっくり聴ける貴重な放送です。

山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック
放送局:TOKYO FM 他36局ネット
放送日時:毎週日曜 14時00分~14時55分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:山下達郎
番組ホームページ

Twitterハッシュタグは「#sundaysongbook」

※放送情報は変更となる場合があります。

音へのこだわり「最高の選曲と最高の音質」

番組HPに「“エバーグリーンなオールディーズ・ソングから、超絶カルトなレア音源まで”最高の選曲と最高の音質でお届け。」と記載されているように、『サンソン』では山下さんが所有する膨大なコレクションから珠玉の名曲が選曲されます。

オンエアされる楽曲のジャンルは、1950年代から70年代にかけて流行したロック、R&B、ポップスなど、いわゆるオールディーズが中心です。原則として邦楽や最近の曲を取り上げる事はなく、山下さん自身の楽曲や竹内まりやさんの新曲、山下さんが所属する事務所のミュージシャンによる楽曲などに限定されます。

山下さん自身が事前に音楽編集ソフトウェアでラジオ向けにマスタリングした音源をオンエアするなど、山下さんの音に対する強いこだわりが見られるのも番組の魅力です。

『サンソン』番組企画をご紹介

間もなく放送1500回、来年には放送30周年を迎える『山下達郎のサンデー・ソングブック』。番組で行われているレギュラーコーナーや、恒例となっている特別企画の一部をご紹介します。

レコード棚からランダムに紹介「棚からひとつかみ」

山下さんが保有するレコード棚の中からアトランダムに楽曲がオンエアされるコーナー。通称"棚つか"。曲と曲との間には、リスナーから寄せられたハガキが紹介されます。リスナーからのリクエストと合わせた「棚つか+リクエスト」や、特定のテーマを決めた「○○で棚からひとつかみ」で展開される事も。

リスナーからのハガキを紹介「リクエスト特集」

リスナーから寄せられたリクエストに山下さんが応えながらハガキを紹介していく企画。例年、7月後半2週間・8月前半2週間の計4週にかけて行われる「納涼リクエスト大会」、12月前半2週間の「年忘れリクエスト大会」、1月の「新春リクエスト特集」などが挙げられます。通常時よりハガキが多く寄せられるため、「棚からひとつかみ」と併せて「棚つか+リクエスト」となる事もある人気企画です。

他にも、誰でも知っている曲のリクエストに答える6月期の定番企画「ベタなリクエスト特集(ベタリク)」や、リスナーからのわがまま、無理難題に応える「わがままリクエスト特集(わがリク)」などがあります。

定番企画「テーマ特集」

前・後編の2週(1週のみ、3週以上の場合もあり)にわたって放送される企画。3月のひな祭り前後の放送回では「ガールシンガー・ガールグループ特集」と題して、竹内まりやさんの楽曲が入っている事も定番です。過去には季節に応じた特集も数多く組まれており、「雨の唄特集」や「Doo-Wop特集」などが放送されています。

ツアー活動などハガキをチェックする時間が取れない時期には、特定の人物やジャンルによるテーマ特集が組まれる事もあります。

竹内まりやがゲスト「夫婦放談」

原則的に8月と12月の末尾2週にわたって行われる特別企画。妻・竹内まりやさんをゲストに迎え、8月は「納涼夫婦放談」、12月は「年忘れ夫婦放談」と題して、竹内さんが選んだハガキを読みながら2人で進行していきます。

竹内さんが定期的に出演する唯一の番組でもあり、竹内さん自身の近況はもちろん、山下さんとの日常的な会話が楽しめます。竹内さんが新作アルバムを発売する際は「夫婦放談」の形式で特集が組まれ、個々の収録曲についての解説が行われます。

「納涼夫婦放談」の前編では、山下さん・竹内さんのデュエット曲『Summer Vacation』、後編には山下さんの楽曲『さよなら夏の日』が選曲されるのが恒例です。クリスマス直近の放送回には、山下さんの『クリスマス・イヴ』、竹内さんの『素敵なホリデイ』がほぼ毎年放送されています。

正月恒例企画「新春放談」

毎年1月の第1週・第2週に行われる対談企画。元々は他局で1980年代から行われていた、山下さんと大滝詠一さんによる正月恒例の企画でした。番組リスナーにとって大滝さんの近況を知る事ができた数少ない機会でもあり、『サンソン』開始後も2011年まで2人での対談が行われていました。

2012年以降は「新春リクエスト大会」を行う事が多かったものの、2020年より音楽評論家・宮治淳一さんをゲストに迎えての「新春放談」が再開されました。

長年にわたり、オールディーズを中心とした数多くの音楽の魅力をラジオで発信している山下達郎さん。普段では耳にしない貴重な音源にも出会えるかもしれない『山下達郎のサンデー・ソングブック』は、山下さんのファンだけでなく音楽好きも必聴ですよ!

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作曲家・林哲司が語る「あの曲」の裏側

昭和から平成、さらに令和にわたり数々のヒットソングを手がける名ソングライターでアレンジャーの林哲司。
8月11日にFM COCOLOで放送された「Holiday Feature CITY POP SUMMER 2022」では、3曲をピックアップし制作当時のエピソードを聞いた。

竹内まりや「恋のバカンス」(1980年)
「僕にとって竹内まりやは最重要歌手のひとり。カレン・カーペンターの歌声は“万人に愛される歌声”だと僕はよく言うんですが、彼女の歌声も嫌いな人はいないんじゃないかと思うくらいで、アルトが非常に魅力的な歌手です。」
「彼女に書いた「September」(1979年)がスマッシュヒットした後に書いた曲が「恋のバカンス」。あの当時、宮田茂樹さんというレコードディレクターからAIRPLAYを教えてもらって、そこからAORにどっぷりハマりました。アメリカの音に憧れて、追いつけ追い越せと切磋琢磨して。「恋のバカンス」はそんなAORのエッセンスを生かして次のシングルを書こうとなった曲なんです。ポップスの中にロックの要素も入れた、竹内まりやのイメージにからすると異色の1曲かもしれません。」

杉山清貴「NEVER ENDING SUMMER」(1984)
今秋リリースされる、杉山清貴&オメガトライブ3rdアルバム「NEVER ENDING SUMMER」再ミックス盤の作業を通じて改めて感じたこととは。
「80年代サウンドの特徴はボーカルエコー。今回のリミックスではエコーをとったり生レコーディングの雰囲気を生かした今っぽいアレンジにしました。そうした時に杉山君のボーカルの上手さが顕著に表れて、“デビューの頃からこんなに上手かったんだ!”と改めて驚きました。」

松原みき「真夜中のドア/STAY WITH ME」(1979年)
「あの頃日本のメインストリームだった歌謡曲ではない、新しいものをつくりたいという情熱があったんです。同じものではなくて、自分自身のものを作ろうという気概があった。」
「40年以上の時代を経て、1億回以上聴いてもらっていると知って驚いています。松原さんはおられないけれど、歌そのものが残っていくことを証明してくれていますよね。松原さんも喜んでるはず。自分自身も作家冥利に尽きます。」

「FM COCOLO Holiday Feature CITY POP SUMMER 2022」では、林哲司のトークと楽曲を11時・12時・13時台それぞれに紹介。番組は8月18日(木)までradikoタイムフリーで聴くことができる。

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