永瀬廉の冠ラジオ番組『King & Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』、通称『庭ラジ』とは?

永瀬廉さんは、2018年5月23日にKing & Princeとしてシングル『シンデレラガール』でCDデビュー。2019年に映画『うちの執事が言うことには』の烏丸花穎役で映画初主演、フジテレビ系スペシャルドラマ『FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました』でテレビドラマ初主演を務めました。2021年には『おかえりモネ』にてNHK連続テレビ小説に初出演するなど、最近では、織田信長役で主演を務めた『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(読売テレビ・日本テレビ系)での記憶も新しく、俳優としても注目を集めています。

本記事では、『庭ラジ』の愛称で親しまれているラジオ番組『King & Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』(文化放送)をご紹介します。

永瀬廉出演 文化放送『King & Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』

『King & Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』は、2019年6月にスタートした永瀬廉さんが基本的に一人喋りでお送りする番組。日替わりでティーンに人気のアイドルやタレントが出演し、平日の夜に3時間の生放送でお届けしている情報エンタメバラエティ番組『レコメン!』内で、毎週木曜日に放送されています。

永瀬さんにとって、初のラジオパーソナリティを務める番組であり、King & Princeのメンバー初となる冠ラジオ番組となりました。タイトルの『Radio GARDEN』は、「王宮の中庭で、一休み気分でおしゃべりする」という意味が込められています。永瀬さんを"王様"、リスナーを"王国の国民"に見立て、永瀬さんがリスナーに寄り添い、疲れを癒してあげられるような時間をお届けします。番組の愛称である『庭ラジ』は、リスナーから寄せられたアイデアを元に永瀬さんが名付けました。

King&Prince 永瀬廉のRadioGARDEN(『レコメン!』)
放送局:文化放送
放送日時:毎週木曜 23時30分~23時45分
出演者:永瀬廉(King&Prince)
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#庭ラジ」
『レコメン!』毎週木曜23時30分頃から放送

※放送情報は変更となる場合があります。

番組コーナー紹介

甘いスイーツのような一言をプレゼント!?「王様のお悩みスイーツ」

現在悩んでいることや迷っていることを募集し、それに対して永瀬さんが「甘いスイーツのような一言」での回答をプレゼントするコーナー。

リスナーに寄り添ってくれる「永ちゃんの"俺がおるやん"」

上記の「王様のお悩みスイーツ」で、永瀬さんが一時期「俺がおるやん」という回答を連発していた事を受け、2021年8月にスタートしたスピンオフ企画。永瀬さんに「俺がおるやん」と言ってほしいというリスナーからの投稿を紹介します。

女心を調査して結果を予想!「王国リサーチ・女子の気持ち分かります?」

King & Princeとして活躍する永瀬さんは、果たして女子の気持ちを理解できているのか?……様々なテーマでリスナーからアンケートを行い、その調査結果をランキング方式で発表。永瀬さんがランキングの1位を予想するコーナーです。

キンプリの近況が分かる!「今週の王国事件簿」

永瀬さんとKing & Princeの周りで起きた事件を新聞・雑誌の見出し風に紹介する、近況報告のコーナー。メンバーとの仕事の裏話などが語られます。

そのほか、コーナーの合間には、リスナーから届いたメール(通称:ふつメル)も紹介しています。

過去放送のゲスト&エピソード紹介

番組初ゲストは『レコメン!』パーソナリティ・オテンキのり(2019年8月8日・15日・22日放送)

2019年8月には、番組初のゲストとして『レコメン!』パーソナリティであるオテンキのりさんが出演(2019年8月8日・15日・22日放送)。8月15日の放送では、「王国リサーチ・女子の気持ち分かります?」で、「男性の体のパーツでつい見てしまうところはどこ?」というテーマでトークを展開しました。

その流れで永瀬さんは「個人的に歯なんですよ」と、ちょっとマニアックなフェチを告白。「個人的に好きな歯並びとか形があって。もちろんそれが全てではないんですけど。好みの大きさだったらポイント上がるくらいで」と力強い口調に、オテンキのりさんは爆笑していました。

その後、1位の回答に関しては、永瀬さんは「鼻」、オテンキのりさんは「目」とそれぞれ予想。しかし、結果は「手」が1位で、永瀬さんが予想の「鼻」は7位だったことから、罰ゲームとして甘い台詞を言うことに!……「俺さ、女心とかわかんないけどさ、ずっと好きでいてくんないかな」と渋々台詞を言い切った永瀬さんに対し、ネット上では「耳が幸せ」、「オテンキのりさんありがとう」、「ニタニタしちゃう」とファンからは喜びの声が上がっていました。

「廉の方がイケメン」キンプリ・髙橋海人登場!(2019年10月10日・17日・24日放送)

King & Princeのメンバーがゲスト出演したこともあります。髙橋海人さんは、2019年10月に3週連続で登場しました(2019年10月10日・17日・24日放送)。

ラストとなった10月24日の放送では、「お互いがよく似ている」と言われることに対してトーク。ファンの人から「区別がつかなかった」と言われたり、海外に行った際には兄弟に間違えられたりしたこともあるそうです。そんな2人の見分け方を聞かれ、髙橋海人さんは「廉の方がイケメン」と言い、永瀬さんが照れるシーンも。

髙橋:廉の方がイケメン。だって俺はメンバーの中でいちばんカッコイイと思ってるもん。

永瀬:アハハッ!(笑)。マジ!?

髙橋:顔めっちゃ赤いぞ! ちゃんと照れてるぞ!

また、お悩み相談では、授業でダンスを習っているというリスナーから「どうしたらダンスを覚えられますか?」との質問が届き、幼い頃からダンススクールに通っていた髙橋さんが回答しました。

髙橋:何がいちばん必要かっていうと"やる気"。俺が小さい時よくやってたのは、鏡の前でアイソレーションとか……小学校の頃とかは、1日3〜4時間はやってた!

永瀬:ガチで!? それは家でってこと? 自主練として?

髙橋:家で! 大きい鏡の前で筋トレから始めて、そこからアイソレーションして自分でフリ作ったり、人のを真似したりっていうのをずっと毎日やってたね。上手くなりたいなっていう気持ちがずっとあったから。

その後も和やかに語り合い、髙橋さんは最後に「楽しかったし、廉らしい、肩の力抜けた感じでラジオしてるのが嬉しかった」とコメント。気心知れたメンバー同士、お互いに素の表情でトークを楽しんだ様子でした。

ガイさんの代打でマネージャーが登場(2019年11月28日放送)

『庭ラジ』は永瀬さんの1人喋りですが、基本的にスタジオ内には番組の構成作家・ガイさん(永田篤氏)が同席し、トークを聞いて笑ったり、相槌を打ったり、フォローのために話しかけたりしています。2019年11月28日放送では、ガイさんさんが不在だったため、代わりに永瀬さんのマネージャーが収録に参加しました。

リスナーの悩みに永瀬さんが甘い一言を贈るコーナー「王様のお悩みスイーツ」で、“相槌担当”として参加しているはずのマネージャーさんの声は、一切聞こえず……なんと筆談で相槌を入れていたようで、永瀬さんは「違うのよ、肉声として(相槌が)ほしいのよ」とコメントしました。

続いて、最近「潔癖症が治った」という永瀬さんに潔癖症だというリスナーから「廉くんは何をキッカケに潔癖症を治したのか教えてほしいです」という相談が寄せられ、永瀬さんは完全に治ったわけではなく、「正直、人によって違う」、「一番は慣れること」とアドバイスを送りました。これに対し、マネージャーからは【筆談:僕ならどうですか?】と質問が飛び、永瀬さんが「まだ無理ね」と即答した上で、「手を洗ってもらって、足も洗わして。すぐ部屋着、渡すね」と言うと、【筆談:頑張る】と返事を書いたそうです。

また【筆談:今日の僕は何点?】と感想を求められると、永瀬さんは「ゼロです。限りなくマイナスに近いゼロです」と厳しく採点。最後に「次は50点までいこ」と声を掛けたものの、これには無反応だったようで「出さんのかい! 紙」とツッコミを入れていました。この日のやりとりにファンからは「マネジャーとのやりとりが面白い」、「なんだかんだ、マネジャーと仲良しだね!」などの感想が寄せられました。

この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

radiko公式Twitter

radiko公式Instagram

ラジコをスマートフォンで聴く

ラジコをパソコンで聴く

プレミアム会員登録をして全国のラジオを聴く!

気づかれにくい「ロービジョン」。「お困りですか?」より答えやすい聞き方がある?

3月29日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、新体制3日目は哲学研究者の永井玲衣、ノンフィクションライターの石戸諭、西川あやのの3人でお届け。特集コーナーのテーマは「ロービジョン」だった。

西川あやの「視界にモヤがかかったような状態、見える範囲が狭い……。まったく見えないわけではないけど日常生活に不自由な視覚障害があるロービジョン。現在日本では140万人ほどの人がロービジョン者と言われています。しかし外見からはわかりづらく、会社に報告すると職を失うかもしれない、と声を上げられない人も少なくないそうなんです」

永井玲衣「うん」

西川「きょうは自身もロービジョンである、文化放送の白石仁司プロデューサーにお話を聞きながら、私たちにできることを考えてまいります。白石さんは1991年、私と永井さんが生まれた年の入社で、大先輩なんです。私もすごくお世話になっています! ロービジョンであることを会社に伝えたのは最近なんですか?」

白石仁司「自分でロービジョンに入ったと思ったのが去年、ちょうど1年ぐらい前なんです。ただ、もともとすごく目は悪かったので、かなり前から会社には、目の病気であることは明かしていました。去年から日常生活、勤務にも支障が出てくるようになったので、そのタイミングで会社にも伝えました」

西川「ロービジョンについて伺いたいんですが、昔は『弱視』と呼ばれていた人たちのことなんですか?」

白石「まったくイコールではないと思うんですね。いろいろと定義があるので僕の口からハッキリとはお伝えしづらいんですが……。弱視という言葉があまり使われなくなって、それも含めてロービジョンという言い方がされているようです」

白石さんは自身の症状や、ロービジョンに伴うエピソードも詳しく語った。階段は端が黄色くマークされ、手すりがあることも手伝って「意外とわかりやすい」という。その一方、飲食店でQRコードを読み込む注文がしづらいなど、日常で苦労は多い。人から気づかれにくいことも悩みの要因であるようだ。

西川「周りが気づけないというのが怖いですね。周りの人ができることってあるんですか?」

白石「難しいと思うので、こちらから言っていくしかない。きょう(3月29日)特番もやるんですけど、そういう人がいるとわかってもらえれば。困っていそうな人を見て『もしかしてそうなんじゃないか』とよぎってもらえると、少しずつ変わるのかなって」

永井「人それぞれなんだ、というのが大事だと思っていて。こちら側も少し知識をつけたとき、こういう人はこうなんだ、みたいに気をつけて、変にマニュアル化してしまうとニーズとズレてしまうんだな、と」

白石「まさにそれで。『わかるよ』『俺もそうだ』となるんじゃなくて、『わかりたい』と思っていただくことがいちばんです。これは目に限らずですが」

永井「『お困りですか?』という声かけが、お話をしやすいですか?」

白石「人それぞれだと思いますけど……。よく障害者の方が言われるのが、人間、『お困りですか?』と聞かれると『大丈夫です』と答えてしまう。だからもっと具体的に、外れてもいいので『道どっちですか?』と。それなら『道じゃなくてランチするところを探しているんです』と言える。より具体的に聞いてもらえると答えやすい、というのは、取材する中でいろんな方が言っています」

石戸諭「それはいいヒントですね!」

白石さんがプロデューサーを務める特番「知っていますか?ロービジョン~0と1の間 Vol.2」は3月29日、午後7時から放送。そちらもぜひチェックしてほしい。

Facebook

ページトップへ