巨人(読売ジャイアンツ)戦の放送・試合中継配信サービスをご紹介!
昨今、地上波テレビでのプロ野球中継は減ってきており、高い人気を誇る球団・読売ジャイアンツの試合でも、テレビで観戦できる機会は限られています。本記事では、巨人戦における動画配信サービスとラジコで聴けるプロ野球中継番組についてご紹介します。
巨人戦のテレビ中継は縮小傾向
かつてはホーム・ビジター戦を問わず、民放各局のゴールデンタイムで多くの試合がテレビ中継されていた巨人戦。しかし、視聴率の低迷や番組編成の変化に伴い、現在の地上波テレビ放送での巨人戦中継は、年間20試合程度まで減っています。巨人戦をより多く観戦したい人は、BS放送や全試合生中継で放送しているCSの有料チャンネル、月額制の動画配信サービスに登録することをおすすめします。
条件付きでプロ野球中継を「無料」で視聴できる動画配信サービス
巨人戦の中継は、一般的な動画配信サービスの登録内容や期間限定のキャンペーンによっては無料で楽しめます。新規加入すると一定期間は無料で楽しめる月額会員制サービス、巨人の主催試合のみを対象に無料でLIVE配信される定額制サービスなどがあります。
これらの動画配信サービスの多くは、500円から1,000円程度の月額料金で多様なコンテンツが視聴できます。中には、無料会員登録をするだけで視聴できるサービスもありますが、回線が混雑すると有料会員が優先されるため、無料会員ではプロ野球中継を最後まで視聴できないデメリットも発生します。
視聴できる試合が多い基本有料のスポーツ中継配信サービス
近年はCS放送のほか、スポーツ中継に特化した動画配信サービスも充実しており、巨人の主催試合はもちろん、ファーム(2軍)戦やハイライト、往年の名選手たちが活躍した当時の試合を振り返るオリジナル番組など、ジャイアンツファンにはたまらないコンテンツが満載です。巨人戦以外にもプロ野球全12球団の試合をほぼ全試合視聴することができ、スマホやタブレット、パソコンなどさまざまなデバイスから視聴可能です。
いつでもどこでもプロ野球中継が手軽に楽しめる分、月額料金は3,000円から5,000円程度と高く、配信速度や画質もネット環境によって異なります。CS放送の場合、家庭によってアンテナの設置も必要なため、より金銭的な負担がかかることも頭に入れておきましょう。
放送スケジュールはジャイアンツ公式サイトでチェック
プロ野球中継はラジオも楽しい!
現在ではテレビ中継や動画配信など、映像の魅力をふんだんに押し出したプロ野球中継を気軽に楽しめるようになりました。一方のラジオでも、全国各地で臨場感溢れるプロ野球中継が放送されています。ラジオならではのプロ野球中継の魅力をご紹介します。
五感をフル活用した実況中継
ラジオ中継の醍醐味は、実況アナウンサーと解説者の喋りのみで繰り広げられる"音だけの世界"。選手の動きや打球音、観客のざわめき……。ワンシーン、ワンプレーにおける細かな情景描写によって、リスナーの想像力を大いに掻き立ててくれます。
選手の表情やベンチの様子、球場の雰囲気に臨場感、実況アナウンサーや解説者が独自で手に入れた情報が聴けるのも魅力の一つです。
"ながら聴き"で楽しめる
ラジオにおける最大の魅力は、別の作業をしながら聴く「ながら聴き」が楽しめることです。勉強や家事、運転中など自らの生活スタイルに合わせた楽しめみ方ができます。
「エリアフリー」でプロ野球全球団の試合中継が聴ける!
ラジコプレミアムに登録すると「エリアフリー」機能でお住まいの地域だけでなく、全国のラジオ局で放送されている番組を聴くことができます。「応援している球団がエリア外にある」、「ビジター戦の試合中継も楽しみたい」というプロ野球ファンにおすすめです。
ラジコプレミアム詳細
日本全国の番組が聴き放題! エリアフリーでラジオを聴こう
【2022年版】巨人戦の中継が聴けるラジオ番組
全国のラジオ局で放送されている主なプロ野球中継番組の巨人戦を中心にお送りする番組をご紹介します。
巨人戦の中継が聴けるラジオ番組
ニッポン放送『ショウアップナイター』
ラジオ日本『ラジオ日本ジャイアンツナイター』
ぎふチャン『ぎふチャンダイナミックナイター』
ラジオ関西『ラジオ関西ジャイアンツナイター』
ニッポン放送『ショウアップナイター』
※放送情報は変更となる場合があります。
ラジオ日本『ラジオ日本ジャイアンツナイター』
※放送情報は変更となる場合があります。
ぎふチャン『ぎふチャンダイナミックナイター』
※放送情報は変更となる場合があります。
ラジオ関西『ラジオ関西ジャイアンツナイター』
※放送情報は変更となる場合があります。
まだまだある!そのほかプロ野球中継のラジオ番組
そのほか、各地域で放送されているプロ野球中継番組もご紹介しています。
radikoで聴ける!プロ野球中継が聴けるラジオ番組【2022年度】
この記事を書いた人
radiko編集部
radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。
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勅使川原真衣が懸念を抱く!「大手商社の『自分史採用』は吉報なのか!?」
フリーライターの武田砂鉄が生放送でお送りする朝の生ワイド「武田砂鉄ラジオマガジン」(文化放送)。11月12日(水)8時台のコーナー「ラジマガコラム」では、水曜前半レギュラーの組織開発コンサルタント・勅使川原真衣が大手商社の人事の採用基準についての記事に懸念を示した。
勅使川原真衣「今日はちょっと就活の話をしたいと思ってます。『志望動機はもう古い? 自分史採用は吉報なのか?』と題したいんですけども、これ元ネタがありまして、先月末に日経新聞を見ていましたらこんな記事が目に飛び込んできました。三井物産の渡辺徹(てつ)執行役員が語る『学生時代に好奇心深める経験を』と書かれた記事ですけども、三井物産、大丈夫ですか?」
武田砂鉄「全然大丈夫ですよ。把握してます」
勅使川原「知ってますね。一応言っといてもいいですか? 日本の五大商社のひとつと言われています。いきなり下世話な話をしますけども、平均年収は1996万円」
武田「え? もう一回言ってもらっていいですか?(笑)」
勅使川原「1996万円が平均年収ということで、『ザ・エリート街道』と言ってもいいのかな? と思いますが、この人事管掌役員である渡辺さんが取材に応じていて、記者にこう聞かれていました。『選考で重視するのは何ですか?』と。これに対してちょっと途中省略しながら読みますと、『コミュニケーション能力などの人柄と、それを支える意味で学生時代の経験です。エントリーシートでは志望動機は聞かず、自分史を書いてもらっています』」
武田「自分史?」
勅使川原「自分の歴史ですね。学生の時にしかできないことを色々経験して、好奇心をどんどん深めていってほしい』。ここちょっとポイントなんですけども『1年生の時から就活のことを考えてアルバイトなどを選ぶ人は嫌ですね』と。『嫌ですね』と言われちゃったんですけども、どうなんですかね、これ地味な記事だと思いますよ。就活業界研究の記事なので。ですが、結構話題になりました。
色々SNSでも反応がありまして、例えばあの西村ひろゆきさんもXでこの記事をリプライする形でこの取り組みをXで肯定していました。『従来型のテストマシーンみたいな人はもういらないですよね』と」
武田「テストマシーン……」
勅使川原「『テストだけが出来るような人はいらない、テストだけに強い人はいらないよね』みたいなコメントです。あと、あるベンチャー経営者の方はこう言ってました。『表面的な就活スキルではなく、本物の好奇心と粘り強さ。それが何十億円のディールを生み出す源泉だと彼らは知っているんです』と、豪語していたんですね」
武田「スケールでかいですね!」
勅使川原「なんかそんな感じしますけども『どうなのかな?』と私は思っています。やっぱり当たり前を一応疑う教育社会学っていうのをやってきて、さらに仕事としても『仕事ってこんなもんだよね』っていうのを疑う仕事をしてきているので、ちょっとこれも疑ってみようかなと思うわけですけども、これ多くの人が『なるほど、新しい潮流だ!』って思ってるかも知れないんですけども、『ほとんどの人にはあんまり吉報にはならないんじゃないかな、なりにくいんじゃないかな』と考えてます。
3つほど懸念があります。1つはですね、これ生まれの影響を多分に受ける選抜方法じゃないかなと思うんですよ。就活対策なんかしてね、『嫌ですね』と言われようがなんだろうが、人生のある時期につけ焼き刃をしてでも評価機関に合わせて自分の将来を切り開くって、普通のことじゃないですか。『そんな悪いことだったのかな?』と思うわけです。
なんか最近やたらと個人が事前に対策できることを『表面的』とか、もっと言うと『実力がこれじゃわからない』みたいな言い方をすることがあるんですけども、いやいや、実力って何なんですか? 何が問われるのかを事前にちゃんと把握した上で、問われたものに対して自分なりの答えを用意していくって、これ機会の平等に近いと思います」
武田「そうね」
勅使川原「なので、ある意味でフェアだったはずなんですけども、果たして自分史採用ってどうなのかな? 評価機関で言うとこれ人生全体ですよね? これまでの生き様みたいな」
武田「全部出さなきゃいけない」
勅使川原「全部出さなきゃいけなくなる。『これで本当に実力が見えるんですか?』っていう問題があると思います。自分史でわかるとされている実力と呼ばれているものも、これ案外『育ち』。『育ち』の話になっていくんじゃないかと懸念してます。ちなみに育ちを決めているのは能力ですか?」
西村志野「違いますよね?」
勅使川原「100万%偶然じゃないですか。どの家庭に生まれ落ちるか、自分じゃどうにもできないです。選んだことある人、いません。この偶然の生まれのことを起点にして、その後の人生っていうのは教育社会学で『水路づけられる』っていう言い方をするんですよ」
武田「水路づけられる?」
勅使川原「完全に決定はしないけども、この学校に行くとこれぐらいの職業について、こういう人と結婚して……みたいなのがある程度あるでしょ、というのは実証研究で示されているので、この選抜対策不能にしようっていう意図はあると思いますけども、そもそも偶然性を引きずってますので、初期値、最初の生まれの影響がかなり大きいんじゃないかなと思うんです。生まれの影響が大きいと何が困るかって、結局番狂わせみたいなのが起きにくいんじゃないかと思うんですよ」
武田「そうかそうか」
勅使川原「『階層再生産』って言うんですけども、言い方あれですけど、お金持ちの家に生まれると、子供も三井物産のようなところに入ったりとかお金持ちになっていく、みたいなのが起きないかなと。老婆心ながら心配しております」
この後も、勅使川原さんによる熱い問題提議が続きました。気になる方は、Radikoのタイムフリーでご確認ください。