木曜『シン・ラジオ』 意外と他にない「毒にも薬にもならない3時間」をどうぞ

日常生活や職場で起こるアレコレをすべて「コーナー化」する男たち。
髭男爵・山田ルイ53世、放送作家のミラッキ大村。
毎週、新コーナーが生まれる予感であふれています。

<2月15日(木)の放送>

「嘘の美談」や「存在しないラジオ番組」のエピソード・思い出、パワースポットではなく「パワーがないスポット」、
「〇〇やってみた」ではなく「〇〇やってみなかった」などを募集している木曜シン・ラジオ。

髭男爵・山田ルイ53世と放送作家のミラッキ大村が現実にない話や、力の抜ける話を全肯定!

避けているつもりでもギスギスした空気に触れてしまいがちな現代…
インフルエンサーが声高に極論を叫ぶSNSやネット空間…

それらと無関係な「毒にも薬にもならない時間」をお届けします。

<コーナータイトル>
★「ドンナミラクル」
みんなの憧れのDJドンナさんが、自身のラジオ番組『ドンナミラクル』で巻き起こした奇跡の数々を送ってもらうコーナーです。
エピソードを紹介し終わった後に『どんなミラクルやねん!』とツッコミを入れる…ということだけが決まっています。
シメは「今日もミラクル、いっちょあがり♪」で!

★「男爵山田は覚えてる」
名前が思い出せずに、「~なあれ、なんだっけ?」ということ、多いと思います。
番組で提示したお題ワードについて、名前を言わずに説明だけ送っていただき、最後に「あれ、なんだっけ?」みたいなシメで送ってきてください!
→次回のテーマ「未来日記」

★「こちら走馬灯編集部」
人が亡くなる直前に見るといわれている“走馬灯” 、人生のいろんな場面が思い出されるそうです。
いろんなことを思い出すことになると思うのですが、 どうでもいいシーンは、事前にカットしておきたいですよね?
そこで!これまでの人生の中で走馬灯に出てきてほしくない 「別にどうでもいいくだり」を教えてください。
「失敗しちゃったこと」を送るのは、ちょっと違います。
「これ、走馬灯で見る必要、なくない?」 そんな人生の一場面を送ってください。
編集長の山田が、カットするべきかいかすべきか、判断します。

★「媚び NOW ON SALE!」
皆さんが売っている、または誰かから売ってもらった芸術的な媚び、お持ちじゃありませんか? 木曜シンラジオが回収いたします!

★「この程度ですんでよかった」
ヒドイ目にあった!でも、よく考えたら最悪というわけでもない、 この程度ですんでよかったというエピソード、教えてください。

★「心の中の男爵様」
日常生活や仕事の中で『〇〇やないか~い!』とツッコミたくなったものの、ギリギリでガマンした・・・ そんな経験を送ってもらうコーナーです。

★「〇〇やってみなかった」
長い人生、考えてみると「やりたい」と思っても、 結局手をつけなかったことのほうが、たくさんあるんじゃないでしょうか。 そんな、あなたが結局やっていないことを募集します。

★「トラットリア USO-BIDAN」
とてもいい話、素晴らしい美談なんだけど、結局、作り話という“嘘の美談”を送ってもらい、 「ウソでもいいじゃないか」と開き直るコーナーです。 あなたが考えた嘘の美談、実話っぽいけど100%嘘の美談、送ってください。 ここだけは、ボケネタは抑えめに・・・!

★「スゴイ中高生に、ぶっちゃけホンネを聞いてみた」
読売新聞が展開、私立中学・高校の最新情報や取材記事を中心に、中学受験に役立つ情報を提供しているホータルサイト「中学受験サポート」。 こちらと連携した千葉県の私立中学・高校の会員校で起きている、スゴイ取り組み、頑張りにフォーカスしながら、当事者である生徒たちとぶっちゃけ話も交え、色々ディスカッションしていこうというコーナー!

★「そんなん言わんでええねん」
日常生活でもSNSでも、余計な一言を言う人っていますよね。 『その一言さえ言わなければいい雰囲気だったのに…』そう思った時のエピソード、送ってください。

★「今週のビートルズ」
ビートルズが好きで、詳しい人がたくさんいることは知っています。 が、そこまで詳しくない人もいることでしょう。 『なんだかんだでビートルズが一番だよね』というオジサンに出会った時、 何かの足しになれば…毎週、ビートルズを1曲かけます。

★「パワーないスポット」
世の中、パワースポットがありすぎます。 そこで、シン・ラジオ木曜日ではパワースポットの逆、パワーないスポットを探します。 『ここ、パワーないな~』と思う場所、教えてください。

★「自分〇〇しましたっけ?」
「私、あの遊園地に行ったことありましたっけ?」「あの時○○さんと話しましたっけ?」など、自分がやってないのにやったような気がする偽記憶、ありませんか?
その記憶の審議を、ヒューマニスタが(無責任に)お答えします。

★「別にいいんだけど、なんか苦手」
仕事のやり取りでの「ありがとうございますーーー!」とか、日本語としての「だいじょばない」とか、強く否定するつもりはないんだけどそれってどうなの?と思うことを教えてください。

★「リスナー安全ツイッター宣言」
普段の生活の中で、ツイッターの誤った使用などで不快な思いをしたり危険に見舞われたりすること、ありますよね。
「あなたが押したいいね!は他のアカウントにバレるので、ブックマーク機能を活用しています。」など、ツイッター上で、皆さんが安全に生きるための宣言メッセージを送ってください。

★「この1週間、自分に週刊誌の記者がはりついていたら、あのくだりを記事にするだろう」
今週1週間を振り返って、週刊誌にスクープされるとしたらあの行動だな、という出来事を、きっとこんな見出しで書かれるだろう、という想定と一緒に送ってください!

番組宛メール radio@bayfm.co.jp
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シン・ラジオ -ヒューマニスタは、かく語りき-
放送局:BAYFM78
放送日時:2024年2月15日 木曜日 16時00分~17時00分
公式Twitter

※該当回の聴取期間は終了しました。

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愛と経済の伝道師“宗さま”こと宗正彰「変動続くドル円相場“円安から円高転換の理由”と“為替介入効果”」を解説

本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。毎月第2水曜日に、我々が知っているようでよく知らない「お金」や「経済」の仕組みなどを、専門家の方に詳しく解説してもらうコーナー「スカロケ資産運用部」をお届けしています。

5月8日(水)の放送では、愛と経済の伝道師“宗さま”こと株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル 上席執行役員の宗正彰(むねまさ・あきら)さんに、「変動続くドル円相場“円安から円高転換の理由”と“為替介入効果”」というテーマでお話を伺いました。

(左から)宗正彰さん、マンボウやしろ、浜崎美保


◆ゴールデンウィークのドル円相場 為替介入はあった?

浜崎:今回、宗さまには「変動続くドル円相場“円安から円高転換の理由”と“為替介入効果”」について、お話しいただきます。

やしろ:このゴールデンウィークに為替市場が大きく動きました。ゴールデンウィーク前半の4月末には、一時1ドル160円超えの円安 までなりましたが、あの時の理由は何だったのでしょうか?

宗正:1ドル160円は、約34年ぶりの円安水準です。為替市場の仕組みは、公園のシーソーと同じ原理で、どちらかが上がれば、もう一方は下がります。ドル円相場の上げ下げはアメリカと日本のどちらかの国に理由がある時です。ゴールデンウィーク前半の1ドル160円超えの円安は、日本の方にその理由がありました。

ゴールデンウィーク直前の4月26日まで、日銀の金融政策決定会合が2日間に渡って開かれました。そこで日銀総裁の植田さんから 「今の円安が物価の上昇に大きな影響を与えている訳ではない」という発言がありました。
日銀は前月の3月にマイナス金利政策を解除して、17年振りに事実上の利上げをしたばかりです。それもあって「4月の利上げは無いだろう」とマーケット参加者の多くは思っていましたが、そこまで言うのであれば「当分の間は無いんじゃないか」と(いう印象を与えた)。ただでさえゴールデンウィークはマーケット参加者が少ないので、上下に振れやすいですから、そこで一気に1ドル160円を超えたということです。

やしろ:その後、一転して急に円高方向に動きが変わったので、為替介入があったんじゃないかという噂もありました。実際には、為替介入はあったのでしょうか。

宗正:政府日銀は介入の事実は今のところ明らかにしていません。そのため断言はできませんが、あのドル円相場の動きを見る限り、十中八九、介入はあっただろうなと思いますね。

ゴールデンウィーク前半、3連休の3日目。1ドル160円を付けた直後、わずか数時間で 154円台まで円高が進みました。財務大臣が日銀に指示を出して、今回であればドルを売って円を買う為替介入が無ければ、あのような動きにはならないと思いますね。

◆2回おこなわれた為替介入

やしろ:ゴールデンウィーク中に(ドル円相場の大きな動きは)2回ありました。後の方の動きも為替介入があったということでしょうか?

宗正:十中八九そうでしょうね。2回目の方の円安の動き、あの時はアメリカの方にその理由がありました。日本ではゴールデンウィーク真ん中の、4月30日から5月1日。このタイミングで、アメリカの中央銀行FRBはFOMC(連邦公開市場委員会)という、要は日銀の金融政策決定会合に当たる会合を開いて、アメリカ金利を高い水準のままの据え置くことを決めました。つまりアメリカの金利が高いということは、ドル高ですよね。

やしろ:ドル高ということは、円安がさらに進んでしまう方向ですね?

宗正:そうなんですよ。その決定を政府日銀が見てか聞いてか、「いやいや、これはまずいだろう」ということだと思います。FOMCが終わったわずか2時間後に市場介入らしき動きがありました。

やしろ:それでゴールデンウィーク中に為替市場が大きく2回動いたんですね。単に為替介入といっても、その形にはいくつかあるそうですが、具体的にどのような形があるのでしょうか。

宗正:大きく3つあります。1つは実際には介入をしないのに、口先だけでマーケットを牽制する口先介入。

やしろ:「介入をやるぞ、やるぞ」と言われて、皆がそれに合わせて警戒して動くと。

宗正:はい。よく報道なんかで政府や日銀関係者が、「これ以上の円安は断固たる措置を取る」と言っていますよね。「措置を取る」と言っておきながら、実際には取らない。あれが口先介入です。

2つ目が、事前の通告は勿論しないで、日本単独で介入する「単独介入」というのがあります。1つの国だけが介入をおこない、介入の前後でその事実も明らかにしないため、覆面介入とも呼ばれます。

そして3つ目が、これが一番効果的な介入で「協調介入」。複数の国がそれぞれのマーケットで同時に介入します。

やしろ:そういう介入の方法があるんですか?

宗正:記憶に残るのは、2011年の東日本大震災 の時です。当時は今とは逆の円高で、1ドル75円台と史上最高値をつけました。あの時、大地震で大きな被害を受けた日本に、経済的な2次被害をこれ以上背負わせることはできないと、G7のメンバー各国が為替介入で協調して歴史的な円高から救ってくれたんです。

協調介入の結果、円高だったのが一気に円安方向に動きました。ただ、その時の協調介入が10年半振りですから、余程のことがない限り複数の国で同時に介入する協調介入はしないことが分かります。

◆為替介入の効果はどれくらい続く?

やしろ:今回の為替介入では、一時期の円安から確かに円高に向かいましたが、効果はどれくらい続くものなのでしょうか。

宗正:今回、あったとすれば日本一国による単独介入、覆面介入だと思います。その場合の効果は限定的です。言ってみれば時間稼ぎにしか過ぎないでしょうね。
先ほどお話しした東日本大震災の時の為替介入は、円高から円安の方へという動きですよね。今は逆に円安から円高方向に持っていかなきゃいけない。円高を防ぐ介入の場合には、円を売ってドルを買うんです。円は日本の通貨ですから、いくらでも調達できるので、無制限の介入が可能です。

ところが今回のように円安を防ぐ介入は、ドルを売って円を買わなきゃいけない。先ずは手持ちのドルを売る必要があるので、無制限に介入できる訳ではありません。

やしろ:どれくらい事前に用意しているのでしょうか。

宗正:最近は円に換算して、約45兆円でした。つまり自ずとドル売りの上限が決まってきます。現在、ゴールデンウィーク前半の為替介入に5兆円使ったと言われています。後半の介入が3兆円で、すでに計8兆円も使っているんですよ。これを踏まえれば、ここから先の介入原資に大きな余裕はありません。
政府日銀は日々24時間、為替市場の動きを見ながら、断続的に為替介入を続ける可能性もあると私は思っていますが、介入原資が限られるので、投機筋がそこにつけ込む可能性がありますよね。

やしろ:時間が経てば、再び円安の流れに戻る可能性があるということですね。私たちの生活への影響は、どれくらいありますでしょうか。

宗正:すでに現在(放送日の5月8日) 、1ドル155円台の半ばを超えて後半に入りました。今日だけでも1円以上(円安が)進んでいる。為替市場は、結局のところ2つの国の金利差に収れんします。ドルと円、アメリカと日本に、どれくらい金利差があるのか、結局はここですね。

一時的な円高がゴールデンウィーク中にありましたが、中長期的には円安の流れを想定しておいたほうが良いと思います。短中期的には様々な経済指標の動きを受けながら行ったり来たりもしそうですが、アメリカが金利の引き下げに踏み切るまでの間、大きな流れは円安でしょうね。そうなると、この秋からのもう一段の物価高というのは避けられない。せっかく実現した賃上げ、そして定額減税くらいは、軽く物価上昇で吹き飛んでしまうでしょうね。

やしろ:そんな感じなんですか。恐ろしいですね。

宗正:特に問題は原油です。原油はほぼ輸入ですし、(私たちが生活で利用する)目に見えるもののほとんどが原油からできています。ただでさえ中東情勢が不安定で、原油価格が上がっているのに、円安でダブルパンチです。

◆円安がさらに進んだ場合の懸念事項は…

やしろ:以前、為替はなかなか予想がしづらいというお話をしていただきました。僕の周りでは、「1ドル180円くらいまで行ってしまうのでは?」ということを言う人がいるのですが、そういう可能性はありそうですか?

宗正:可能性は0(ゼロ)ではないですよね。日本は金利を上げると言いながら、まだ0%をちょっと超えた位です。アメリカは金利を下げるかもと言いながら、なかなか下げない。今は5%超なので、日米で5%以上も金利差がある状態です。

やしろ:そんなにあるんですね。円安の流れに戻った場合、宗さま的に気になるポイントはありますでしょうか。

宗正:昔から「輸出立国日本」というこの単語、よく聞きますよね。円安は日本のプラス要素だと言われていた時代もありました。ただ日本企業による海外の現地生産比率は高くなって、円安効果は昔ほどではありません。それでも輸出関連企業の多くは、輸入コストの上昇分をある程度は円安による輸出効果でカバーできます。

ところが日本国内の売り上げ割合が多くを占める中小企業にとって、原材料やエネルギーの輸入コストが高くなる一方で、相殺できるものがほぼ無い。しかもコストの上昇分を、すぐに簡単に価格に上乗せできないんですよね。

中小企業の数は、国内企業全体の99%で、従業員の数で言えば約7割ですから、そこへの影響が私はすごく気になります。要は収益構造が違いますから、そうそう簡単に変えられるものでもない。この辺りは政府になんとかしてもらいたい、それが政治だと思いますね。

やしろ:いつもだったら、色々なことがあったとしても、宗さま的には前向きなお話や力強い言葉をいただけますけれども、今回の円安に関しては懸念事項のほうが多そうですね。

宗正:これが金利のある時代に生じる一つの事象です。経済知識の有無によって損得が生まれる、人生も大きく変わる時代に入りました。

やしろ:ありがとうございます。宗正彰の愛と経済と宗さまと。AuDeeにて毎月10日20日30日に配信です。宗さま、今月もありがとうございました。

宗正:ありがとうございました。


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もっといろいろな経済のお話が聞きたいという方は、宗さまのAuDee(オーディー)「宗正彰の愛と経済と宗さまと」でも聴けます。毎月10日、20日、30日に配信していますので、そちらもぜひチェックしてください。


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▶▶「2024年ゴールデンウィーク、円高方向に転換のその訳」の配信内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!

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<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月~木曜17:00~19:52(※コーナーは毎月第2水曜18:15ごろ~)
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/sky/

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