bayfm×月刊ぐるっと千葉「島ちゃんのぐるり千葉さんぽ」No.3 袖ケ浦編

テイクアウトで袖ケ浦の魅力を発見

今回の「ぐるり千葉さんぽ」は袖ケ浦市へ。同市はベイエフエムDJの〝島ちゃん〟こと島村幸男さんが農業を営む「島村ファーム&ガーデン」があることから、島ちゃんにとってはまさにホームグラウンドともいえる場所です!
訪れたのが1月の緊急事態宣言発令時だったこともあり、いつもの散歩ではなく、島ちゃんおススメのテイクアウトメニューを集結させちゃいました。島村ファームで採れたハーブを使った特製ハーブティを用意しながら、なんとも贅沢なひとときとなりました。「袖ケ浦はいい店も多いし、何より僕の人生観を変えてくれたかけがえのない場所。緊急事態宣言の中で仲間みんなが苦労しているけど、応援し合って盛り上げていきたいですね」と島ちゃん。
新型コロナ感染拡大防止のため、今は島村ファームからなかなか出られない毎日を送る島ちゃんも、普段からお店のテイクアウトサービスはよく利用しているとのこと。ズラリと並んた料理を前に、目がキラキラしてましたよ~!

くしっくhiyoko

目の前にズラリと並んだメニューの中から、まずは「くしっくhiyoko」の料理から。同店は鶏にこだわった多彩なメニューがあり、ベルギービールやモヒートなど、豊富な種類のお酒も揃っています。テイクアウトしたのは「焼き鳥」(1本110円~)数本の盛り合わせ、「スパイシーチキン」(500円)、「スペイン風とりピザ」(700円)の3品。
「地元の友人たちに、近くで焼き鳥の美味しいところを聞くと、こちらの店名がいつも出ていました。それで知ってはいたのですが、なかなか行けなかったのでうれしいですね!」。島ちゃんが食べたなかで、とくに印象に残ったのがスパイシーチキン。「こちらは煮込んだスペアリブのような食感で、これはお酒にも合う! 家で手を汚し、指を舐めながら気兼ねなく食べたいね」と絶賛。お酒はモヒートがお気に入りとのことで、「テイクアウトなら自宅で気兼ねなく、夫婦で一杯できるな~」と嬉しそうでした。ちなみにこちらの鶏肉は主に岩手県産。店名の「くしっく」は、「くし&クッキング」の意味があるそうですよ。

居酒屋食堂なじみ

次にいただいたのが、「居酒屋食堂なじみ」の「アジ唐セットおつまみパック」(780円)。こちらは肉厚の千葉県産アジフライに唐揚げ、グラタン、ナポリタン、厚焼き玉子とサラダが、陶器製のワンプレートに盛り付けされています。お店の配慮で、持ち帰ってすぐにチンして食べられるようにしてくれているものだとか。「テイクアウトなのにプレートで提供してくれるなんて、お子様ランチみたいでなんかうれしい(笑)」と島ちゃん。
「こちらは10年くらい前に、『ぐるっと千葉』の取材で来たのが最初です。その後も何度も来ているけど、今も当時の掲載誌を店内に飾ってくれています。袖ケ浦に移住してすぐに通いはじめた店なので、胃袋的にも馴染みのあるお店です」。今はイベント中止になっていますが、袖ケ浦の夏祭りの開催時には、この店の駐車場からビールを飲みながら花火が見れるとのこと。「アフターコロナでどうなるかわからないけど、また開催してほしいな」

牧場のアイス MILK HOUSE

最後にデザートでいただいたのが、「牧場(まきば)のアイス」のアイスクリーム。袖ケ浦産の生みたて卵、野菜、果物などを素材としており、イチゴ、ブルーベリー、枝豆、パッションフルーツなど、常に10種類以上の味が楽しめます。 本日は期間限定の「桜のアイス」(シングル390円、ダブル700円)と、丑年の干支にちなんだ「みるっくモーン」(390円)の2品をいただきました。「僕のはバニラだけど、『みるっくモーン』は味を変えても牛の仕様にしてくれるそう。可愛いので、来店したお客さんがみんな撮影してましたね!」と島ちゃん。
運営しているのは、地元酪農家のお母さん達が管理する「みずき会」。「みずき会は、酪農のPRや地元農産物における地産地消の促進など、農業の魅力発信と地域の活性化に大きく貢献しているんですよ」と島ちゃん。お店のある袖ケ浦市農畜産物直売所「ゆりの里」では、島村ファームの収穫物もそこで販売されており、島ちゃんもご夫婦で数年前からお付き合いのあるところです。
「元気なお母さんたちがすごい魅力的なんですよ。ゆりの里でイベントがあったときも一緒にワイワイやって、一番仲良くさせてもらってます!」

取材を終えて・・・

袖ケ浦市に移住して10年。最初は、住人の方々のゆっくりした雰囲気をみて、「なぜこんなにのんびりしているんだろう」と思ったこともありました。それが自分も農業を始め、数カ月かけて作物を育てていくうちに、そんなゆったりした日々の作業の中にこそ、伝えていくべき大事なことがあるんだなと気づいていきました。
家の中で新たにチャレンジできることもたくさんありますが、自宅に長く居るこの時期だからこそ、焦らずに。これからはスローライフについても提案していきたいですね。

お散歩情報
  1. 牧場のアイス MILK HOUSE
    住所:袖ケ浦市飯富1635-1(袖ケ浦市農畜産物直売所「ゆりの里」内)
    TEL : 0438-60-2550(ゆりの里)
  2. 居酒屋食堂なじみ
    住所:袖ヶ浦市下泉574-1
    TEL : 0438-75-5833
  3. くしっくhiyoko Ajipan
    住所:袖ケ浦市奈良輪1-9-4
    TEL : 0438-63-0949
  • 藤鮨
    住所:袖ケ浦市福王台1-13-1
    TEL : 0438-97-5787
  • 田舎カフェ 齋藤ガーデン
    住所:袖ケ浦市蔵波1035
    TEL : 080-1171-8088

取材・文/喜多 雅明 撮影/織本 知之

※この取材は緊急事態宣言発出前の昨年12月に行われたものです。

「千葉県が大好きです!」千葉県生粋のイベント情報誌。千葉・房総の旬な情報が満載です。

「地元・千葉県のことをもっと知りたい! 体験したい!」。そんな声に答える一冊、それが「ぐるっと千葉」です。千葉県唯一のイベント情報誌として、エリア別とジャンル別でさまざまなお出かけ情報を掲載しています。さらに千葉を知り尽くしたライター陣による連載や、お花見・花火・温泉などの季節定番をはじめ、旬の情報を掘り尽くす観光特集からグルメ特集まで、地元の魅力をあますところなくお届けしています。

雑誌名:「月刊ぐるっと千葉」 

発行部数:50,000部

販売地域:千葉県全域及び、千葉県隣接エリアの書店、コンビニエンスストア、スーパー、駅売店、首都圏の主要書店など

発行日:毎月21日 ※21日が日曜・祝日の場合は前日の発売となります

発売価格:定価550円(税込)

発行社:有限会社ちばマガジン

詳しくはこちら:https://www.gurutto-chiba.co.jp/

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街裏ぴんく R-1優勝の裏に笑福亭鶴瓶の言葉「ベタもできるようにしときや」

笑福亭鶴瓶が5月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演、『R-1グランプリ2024』(関西テレビ/フジテレビ系)で優勝したピン芸人・街裏ぴんくにアドバイスを送った。

笑福亭鶴瓶、街裏ぴんく

2017年ごろから交流があり、街裏ぴんくの“嘘漫談”を気に入っている鶴瓶。ここ数年は「会わん方がいいかな」と思い共演はしていなかったが、R-1優勝をきっかけにまた番組で共演できたことを喜んでいた。

「鶴瓶さんは恩人です」と語る街裏ぴんくは、鶴瓶からかけられた言葉で印象に残っているものが数多くあるという。

その一つが「ベタもできるようにしときや」。

メールで年始の挨拶をした時に鶴瓶さんから返ってきた一言で、これを見た街裏ぴんくはハッとした。以前『桃色つるべ』(関西テレビ)に出演した際に漫談を披露した街裏ぴんく。ももいろクローバーZとは初対面ではあるが、鶴瓶にも“こんなネタあるんですよ!”と見てもらいたい一心で劇場でもあまり披露していないネタを選んだという。

「変にかかりすぎて、全然だったんですよ。“いやおもろいネタあるやん”と(鶴瓶)師匠が言ってくれて」

鶴瓶が以前から気に入っているという“アンパンマンのネタ”をももクロに見せたらと提案してもらい、改めて披露したネタはしっかりと笑いをとったという。

笑福亭鶴瓶、街裏ぴんく

その経験から、初見の人がいる時のネタの選び方などの意識を学んだ街裏ぴんく。街裏ぴんくの中での“ベタ”とは“広く伝えること”だと考え、それが試せる場としてR-1の存在があったという。鶴瓶さんから言われた「ベタもできるようにしときや」という言葉で意識が変わり、今回の優勝に繋がったと語った。

鶴瓶は「サービス精神でもあり、俺への優しさでもあり」とその気持ちを汲みつつも、初見の人を中心に考えた方が良いとアドバイス。

笑福亭鶴瓶、街裏ぴんく、上柳昌彦

ラジオで話す内容についても「なんべんコスってもええねん。初めての人多いねんもん」と語り、これからR-1優勝を機に、初めて街裏ぴんくのことを知る機会が増えた今「絶対ウケなあかん」と鼓舞した。

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