<ももいろクローバーZ><でんぱ組 Inc.>2010年代以降のサブカル的アイドル・シーンにフォーカス!
2024.08.05 up
『J-POP LEGEND CAFE』
2014年4月にスタートした『J-POP LEGEND FORUM』。10年目を迎える2023年4月、このプログラムが『J-POP LEGEND CAFE』として生まれ変わります。「一か月一特集」という従来のスタイルに捕らわれず、身軽で自由な特集形式で語られる「LEGEND」。表舞台だけでなく舞台裏や市井の存在まで、さまざまな伝説に触れてください。
■放送:毎週月曜 21:00~22:00
■DJ:田家秀樹
今週のピックアップ:サブカル・アイドルは<ももいろクローバーZ>&<でんぱ組 Inc.>
サブカルチャーとしてのJ-POPの変遷をたどった7月につづいて、8月のJ-POP LEGEND CAFEは2010年代以降のサブカル的アイドル・シーンにフォーカス!
「新アイドル伝説」と題して、それまでのアイドル像とは異なるサブカルチャーとリンクしたアイドルの誕生を検証していいきます。ゲストには、ROLLING STONE JAPAN WEBにて公開されている「読む "J-POP LEGEND CAFE"」に携わっているライター/編集者:西澤裕郎さん。
取材や執筆の経験をもとに、全4回にわたってサブカル・アイドル8組について解説していただきます。
Part-1の今週ピックアップしたサブカル・アイドルは「ももいろクローバーZ」と「でんぱ組 Inc.」。
それまでのアイドルとは違った手法で登場して現在のサブカル・アイドル誕生のきっかけともなった「ももいろクローバーZ」とサブカル・シーンの中心地ともいうべき秋葉原から生まれた「でんぱ組 Inc.」を西澤さんに解説していただきました。J-POP LEGEND CAFEとしては異色の「新アイドル伝説」をご堪能ください!
【オンエアリスト】
前TM:時代/中島みゆき
M1.行くぜっ! 怪盗少女/ももいろクローバー
M2.泣いてもいいんだよ/ももいろクローバーZ
M3.Z伝説 ~終わりなき革命~/ももいろクローバーZ
M4.Z女戦争/ももいろクローバーZ
M5.サラバ、愛しき悲しみたちよ/ももいろクローバーZ
M6.Future Diver/でんぱ組.inc
M7.くちづけキボンヌ/でんぱ組.inc
M8.でんでんぱっしょん/でんぱ組.inc
M9.W.W.D/でんぱ組.inc
※該当回の聴取期間は終了しました。
さらに深刻度が増すフジテレビ問題。今度は長寿番組「くいしん坊!万才」が放送休止へ。
2025.01.22 up
1月22日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、フジテレビの不祥事問題を受け、長寿番組「くいしん坊!万才」が放送休止となったニュースについて意見を交わした。
フジテレビが長寿番組「くいしん坊!万才」の26日分の放送を休止することが昨日分かった。1社提供のキッコーマンが放送を当面見合わせるよう要請した。キッコーマンはタレントの中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビ社員が関与したとの一連の報道を踏まえ、総合的に判断したとしている。問題がCMの差し替えにとどまらず、番組の放送に波及した。
フジテレビは放送休止の理由について「キッコーマンと広告会社を通じて連絡を取っており、総合的に判断した」と回答した。26日は直後に放送予定だったニュース番組を前倒しして対応する。26日以降の放送については「現時点ではお答えできない」としている。
寺島尚正アナ「『くいしん坊!万歳』の26日分が放送休止に決まったとのことですが、森永さん、これはどうご覧になりますか?」
森永康平「放送事業においては、徐々に首が締まっていくと思うんですよねえ。例えば広告の契約を結んでいて、スポンサーとして名前を出さないでくれというぐらいだったら、事実上別にビジネスの観点でいったらそこまで直接的に大きなダメージはないわけですけども、いよいよ一社提供の話も当面見合わせとか、放送休止とかの話になってくると、これはやっぱり放送事業としては、すごいダメージになるのは間違いないわけで。そういう意味ではこれだけ問題になってる以上、早々に何があって、何が事実なのかっていうものをすべて調べ尽くして、真摯に話をすべきなんじゃないかと思いますね。やっぱり『とりあえず調べますねえ』っていって長引かせば長引かせるほど、それはスポンサーからしたら『どうなってんの?』って話になりますし、わかってない以上、ブランディングのために広告して広告料金を払っているのに、それが逆効果になったら『取り下げます』ってなるに決まっているんで、早く実態を明らかにすべきだろうな、説明責任があるだろうなと思いますよね」
寺島「そんな中、フジメディアホールディングスは明日、臨時の取締役会を開くことが関係者の話でわかったということですね。中居正広さんを巡る一連のトラブル調査の独立性を担保する第三者委員会の設置を目的としています。また、昭和39年にレギュラー放送が始まった『ミュージックフェア』を巡って、一社提供のシオノギ製薬が、テロップで表示される社名の削除などを検討しているといわれています」
森永「やっぱりこれってどこまで波及していくのかっていうところもあると思っていて、本当にフジテレビだけの体質だったり問題なのかっていう話もあると思うんですよ。そう考えると、日本テレビやテレビ朝日など他局では自分で早くも調査するところが出てきましたけれども、当然『他局もどうなの?』っていう話にもなるだろうし、それはテレビ局だけじゃないじゃないですか。テレビの番組を作るってことは、たとえば当然制作会社もいるし、広告代理店とかもいるし、当然芸能事務所もあるし、どこまで広がっていくのかなっていうところが今後の焦点かなっていう気がしますね。決してフジテレビだけの、特別な問題ではないんだろうなっていうのは思いますよね。僕はね、そういう業界の人間じゃないんで知らないんですけど、外にいる人間から冷静に見ると、フジテレビだけが特別やってましたみたいなことは、ないんじゃないのって思いますから、実際そういうことをやっていた関係者は、今ヒヤヒヤしてるんじゃないんですか? いつ自分がバレるんだろうみたいな。そういうのも関係無い立場で見ていると、悪いことはしちゃいけないなって思いますね」