柏原収史「ラジオは人生ごと記憶に残る」町工場と父を巡る感動ストーリー

番組ロゴ

柏原収史が紹介した「町工場と父のラジオ」

FM FUJI『Nostalgic More Story』では、柏原収史がラジオネーム「きょん」さんから寄せられた「町工場と、父のラジオ」を紹介した。

父が一人で営んでいた町工場では、いつもラジオが流れていたという。時にはリクエストが採用され、嬉しそうな表情を見せる父。その姿は、機械の音や工具の並ぶ工場の風景とともに、今も心に残っている。

「ラジオは人生ごと記憶に残る」

番組を父に紹介したところ、「FM FUJI、チューナーなら聴けるかな?」というメッセージとともに、「The Dave Clark Five『Because』をリクエストしてほしい」と返信が届いたという。

父が若い頃に親しんだ一曲は、娘にとって「働く父の記憶」そのものだった。

このエピソードを受け、柏原収史は「ラジオって誰かの日常の中に入り込んでいる」「音楽は人の人生の風景になる」と語り、工場や車、台所など、何気ない場所で流れていたラジオが、それぞれの人生の記憶と結び付いていることに思いを寄せた。

思い出を彩ったリクエスト曲

番組では、中村雅俊「俺たちの旅」、Creedence Clearwater Revival「Proud Mary」、風「22才の別れ」、The Doobie Brothers「Listen To The Music」に続き、「きょん」さんの父からのリクエストとしてThe Dave Clark Five「Because」をオンエア。

世代を超えて受け継がれる音楽とラジオの魅力を改めて感じさせる放送となった。

『Nostalgic More Story』では、山梨にまつわる思い出や、大切な人との記憶、忘れられない風景のエピソードを募集中。番組で紹介されたストーリーとともに、ラジオだからこそ届けられる温かな時間を楽しんでみてはいかがだろうか。

株式会社パナホーム山梨 presents “Nostalgic More Story”
放送局:FM FUJI
放送日時:毎週日曜 17時30分~17時59分
番組ホームページ

古き良き時代“昭和”に思いをはせながら、地元山梨の素晴らしい風景と共にお送りするMusic Program。山梨にまつわる特別な思い出・山梨の風景に寄り添うGood Old Musicを柏原収史がお届けします。
ノスタルジックな気分に浸れる30分間をお楽しみ下さい。

出演番組をラジコで聴く

※該当回の聴取期間は終了しました。

村上春樹 “文章を書くコツ”を聞かれて意外な回答「書きたくないのなら、べつに何も書かなくていい」

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。10月25日(日)の放送は「村上RADIO~マイ・フェイバリット・ソングズ&リスナーメッセージに答えます6~」をオンエア。
今回は恒例の人気企画第6弾として、普段はなかなか紹介しきれないリスナーからの多彩なメッセージやお悩みに、村上さんがユーモアと独自の人生観を交えて温かく答えました。息子との関係に悩む父親へのアドバイスや文章を書くコツ、失恋時に飲むべきウィスキー、母校・早稲田大学の校歌にまつわるエピソードまで、等身大の語り口で展開。モダネアーズやブラザーズ・フォー、ウィルコといった村上さんならではのこだわりの選曲とともに、軽妙なトークが響き渡る充実したひとときとなりました。
この記事では、中盤1曲について語ったパートを紹介します。


「村上RADIO」



◆Vinicius De Moraes「Carta Ao Tom 74」

ぴょんこさん、東京都にお住まいの57歳女性です。

「本を読むのは好きですが、文章を書くのが難しくて、日記を書きたい、読書メモを書きたいと思い続けて、まだかないません。自分の思いを文字にするコツを教えてください」

うーん、いい文章を書くコツを「はい、いいですよ。どうぞ」と教えてあげられるといいんですが、正直なところ、教えようがないんです。僕は半世紀近くプロとして文章を書いてきて、それなりにものを書くことに上達してきたとは思うんだけど、「最初の頃の作品がいちばん良かった」と言われることも時にあったりして、何がいいのか悪いのか、自分でもよくわかんないですね。
実を言うと、僕は筆無精なんです。簡単な日誌は別にして、きちんとした日記ってつけたこともありません。手紙の返事もよほど必要がない限り、まず書きません。なんかそういうものを書くのが苦痛なんです。書きたくないのなら、というか書く必要がとくにないのなら、べつに何も書かなくていいんじゃないかなと、僕は個人的には思いますが、いかがでしょう。
ヴィニシウスとトッキーニョ、そしてコーラス・グループ「クアルテート・エン・シー」(Vinicius & Toquinho, Quarteto Em Cy)が歌います。「トムへの手紙74」。トムというのはアントニオ・カルロス・ジョビンの愛称です。ジョビンさんは驚異的な手紙魔だったそうで、誰彼構わず手紙を書きまくっていました。それをからかってトッキーニョさんがこの曲を作りました。

<番組概要>
番組名:村上RADIO~マイ・フェイバリット・ソングズ&リスナーメッセージに答えます6~
放送日時:10月25日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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