radiko news

FM FUJI毎週金曜にオンエアの『Awesome!』内コーナー「やまなしを食べよう」(11:00～)では食育活動、販売促進をされている加藤恵美子さんを「山梨を食べようナビゲーター」としてお迎えして、やまなしのおいしいくだもの、野菜、お肉など、今が旬！山梨のおいしい！をあなたにお届けしています。今回は梨をピックアップ。

甲州八珍果ってなに？

梨は弥生時代から栽培されており、とても歴史がある果物です。江戸時代に甲斐の国で栽培されていた代表的な8種類の果物は｢甲州八珍果」と呼ばれていますが、その中に梨も入っています。

山梨県内では、甲府市の中道地区で栽培が盛んです。主に幸水を栽培しています。幸水は糖度が高く果肉が柔らかめで瑞々しい品種。とても人気があります！山梨での梨の旬はとても短いので、見つけた時が食べ時です！

・含まれる栄養素は？
梨は食物繊維が豊富に含まれます。水に溶ける水溶性と水に溶けない不溶性の両方が含まれていて、2つの食物繊維から健康と美容への効果が期待大です！また、糖の1種であるソルビトールが多く含まれています。ソルビトールは消化しづらい糖なので整腸作用が期待できます。カリウムも豊富でむくみ防止が期待できますよ！さらに梨には果糖の割合が多いので、冷やして食べると本当に美味しく食べることができます！そして量は多くありませんが、疲労回復効果があるとされるアスパラギン酸が含まれます。アスパラギン酸は実よりも皮の方に多く含まれるので、気にならなければ皮ごと食べるといいですね。

・料理にも使える？
梨はさっぱりとしていて、シャリシャリとした食感が魅力です。和梨は香りが控えめなのでいろいろなお料理に使うことができます。梨の肉巻きも美味しいですし、サラダに加えて頂いたり、いろんなお料理に使うことができますよ！

・美味しい梨の見分け方は？
形は、お尻がどっしりとしていて偏平なものがいいです。幸水・豊水のような赤梨は、薄い茶色よりも少し赤みがかかった色の方がいいです。軸が梨にしっかりと付いているもの、干からびていないもの、手に持った時に張りがあり硬く実が締まっているものなどを選んでください。また、皮のザラザラが少なく、皮がなめらかなものを選ぶといいでしょう。(品種や保存状態によっても変わるので、一つの目安になります。)梨は基本的に追熟が必要ありません。鮮度がいいうちに食べましょう。幸水は特に日持ちがしないので、すぐに召し上がるのが大事です！

・保存方法は？
比較的日持ちがする豊水などは、ポリ袋に入れて冷蔵保存してください。1週間を目安に食べてください！

山梨の梨は、たべるJAんやまなしほか、直売所などで購入できます。

※該当回の聴取期間は終了しました。