radiko news

FM FUJI毎週金曜にオンエアの『Awesome!』内コーナー「やまなしを食べよう」(11:00～)では食育活動、販売促進をされている加藤恵美子さんを「山梨を食べようナビゲーター」としてお迎えして、やまなしのおいしいくだもの、野菜、お肉など、今が旬！山梨のおいしい！をあなたにお届けしています。今回はりんごをピックアップ。

美味しいりんごを栽培するのに適しているのは、昼夜の寒暖差が大きい、水はけがよく、陽当たりがよく、そして冷涼な地域になります。ですので、山梨県内では主に北杜市などで栽培されています。

・含まれる栄養素は？
「一日一個のりんごは医者を遠ざける」という西洋のことわざがあるように、ヘルシーなフルーツという印象があるりんご！食物繊維、カリウムが含まれています。また強力な抗酸化力があると言われているりんごポリフェノールが含まれています。健康のためにも美容のためにも食べたいフルーツです！

・効率的に栄養をとるには？
お腹をすっきりさせたい方には、加熱したりんごがおすすめです。りんごに含まれる水溶性食物繊維のペクチンは加熱すると6倍から9倍に増えると言われているんです。加熱は焼きりんごだけではなく、電子レンジ600wで2分ほどでOKです。そして実と皮の間に栄養が多く含まれるので、皮ごと食べることをお勧めします！

・おいしいりんごの見分け方は？
大きさは中玉ぐらいで、ずっしりと重いもの。色づきがよく、軸がみずみずしく萎びていないものがいいです。よく「りんごの皮がワックスを塗ったようになっているけどこれは大丈夫なの？」と聞かれることがあります。これは油上がりと呼ばれるもので、りんご自身が油、リノール酸やオレイン酸を出して乾燥などから実を守るもので、熟度が上がると出てきます。この油分は栄養価の高い天然成分なので、安心して皮ごと食べて頂けます。

・保存方法は？
基本は常温保存で1個ずつペーパータオルなどで包み、新聞紙を敷いた段ボールに入れて冷暗所で保存。冷蔵保存の場合はポリ袋に入れて密閉してください。りんごは野菜や果物を熟させる作用があるエチレンガスを多く出しますので、保存の際にはりんごの隣に葉物野菜など置きますと、しおれやすくなりますので、ご注意ください！硬いキウイフルーツと一緒に入れておくと早く柔らかくなります。リンゴパワーを上手に使ってください。

はなきん簡単クッキング～フライパンで作る「焼きりんご」～

りんごを輪切りにしてバターを溶かしたフライパンで焦げないように中火で焼きます。蓋をして蒸し焼きにすると早く仕上がります。仕上げに砂糖をふりかけて両面焼けば出来上がりです！今回は皮付きでしたが、輪切りにすることで皮が気にならなくなりますよ！

山梨のりんごは、たべるJAんやまなしほか、直売所などで購入できます。

※該当回の聴取期間は終了しました。