やまなしを食べよう~天然のゼリーの「あんぽ柿」~
FM FUJI毎週金曜にオンエアの『Awesome!』内コーナー「やまなしを食べよう」(11:00~)では食育活動、販売促進をされている加藤恵美子さんを「山梨を食べようナビゲーター」としてお迎えして、やまなしのおいしいくだもの、野菜、お肉など、今が旬!山梨のおいしい!をあなたにお届けしています。今回はあんぽ柿をピックアップ。
DJ藤本えみりの地元、南アルプス市でも多く作られているあんぽ柿。枯露柿は水分を20~30%まで飛ばし、あんぽ柿は50%程度で乾燥の工程を止めていると言われています。あんぽ柿は枯露柿に比べて水分が多く、果肉が柔らかく半生の状態になっているのが特徴です。可愛らしい「あんぽ」という名前ですが、この名前は「天干し柿」が変化したのが由来なんだそうです。
おすすめの食べ方は?
あんぽ柿は天然のゼリーと言われたりします。そのままで食べてももちろん美味しいですが、ゼリーのように少し冷やしたり、凍らせてシャーベットのようにして食べるとまた格別の美味しさが味わえます!暖かい部屋で冷たいあんぽ柿を食べるのもいいですね。
含まれる栄養素は?
あんぽ柿にはβカロテンが豊富に含まれます。体内でビタミンAに変換される栄養素で、強い抗酸化力を持ちます。皮膚や粘膜を丈夫にしたり、免疫力を高めたりと大事な役割を担う栄養素で、風邪予防に役立ちます。さらに柿には食物繊維が豊富なので、それを凝縮させたあんぽ柿にも当然食物繊維が多く含まれます。水分が少なくなった分より100g当たりの量で比べると、より多く含まれます。
いつ頃まで食べられる?
山梨では12月末まで出荷が予定されていて、若干1月に回る部分もあります。あんぽ柿は干し柿よりも水分が多いので、常温保存だと傷みやすいため冷蔵保存がオススメです。1個ずつキッチンペーパーに包み、ジッパー付きの保存袋やビニール袋に入れて冷蔵庫で保存してください。
冷凍保存も可能です!
山梨のあんぽ柿は、県内の直売所などで購入することができます。
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