公開録音ライブ&トーク!和田唱「父親サンタとの思い出」

写真左から和田唱、渡辺麻耶 ©InterFM897

様々な国とジャンルの音楽、トレンドトピックス、ヘルス&ビューティー情報、ゲストインタビュー、そして東京に住む人々との交流をお届けするInterFM897、週日あさのEnglishプログラム『THE GUY PERRYMAN SHOW』。11月14日は、和田唱をゲストに迎えて先日おこなった「たま△ありタウン けやきひろばイルミネーション2019-20 FANTASTICS CARNIVAL~音と光で奏でる、星降る森のカーニバル~ InterFM897公開収録 SPECIAL LIVE & TALK」の模様をお送りしました。聞き手は、渡辺麻耶です。

サンタさんから直筆の手紙?クリスマスの思い出

渡辺麻耶(以下、渡辺):素敵なイルミネーションが輝く中でのライブでしたが、いかがでした?

和田唱(以下、和田):なかなかこういうのないですからね。ちょっと夢の世界にいるような感じというか、曲の世界に入り込める感じでね。よかったです。

渡辺:景色と音楽がリンクするとより響くところってあるじゃないですか。

和田:すべてのライブ会場にイルミネーションつけたいなって今、思ってますね(笑)。

渡辺:クリスマス近づいてきたなって季節ですけど、この埼玉けやきひろばのイルミネーションはバレンタインまで開催しています。あちらのマジックボックスのプロジェクションマッピング見ました?

和田:見ました。ここからでも見えますし、映像でも先ほど見させていただきました。

渡辺:ストーリ仕立てになってまして、男の人が子どもの頃に戻って、っていうちょっとノスタルジックな感じの。

和田:僕がいつもやってるやつだ(笑)。時代はプロジェクションマッピングですもんね。

渡辺:そうですね。子どもの頃といえば和田さんの子どもの頃の話も伺いたいんですけど。お母さん平野レミさんなので、料理とか美味しそうですよね、クリスマス。

和田:それは言われますね。クリスマスにチキンとか出てきたんでしょう?とか。それが、あんまりイメージが湧かないんですよね。意外と普通だったんだと思うんですよ。それよりも僕や弟は、ご飯よりもサンタクロースが来るってことに夢中だったんです。そっちの印象しか残ってないですよね。

渡辺:何度も夜中に確認した思い出とか、皆さんあるんじゃないですかね。

和田:僕もね、絶対見てやろうと思うんですよ。でも不思議と一回も起きないんです。

渡辺:そうなんですよね。私も一回も見られず。

和田:僕なんてね、今なんてしょっちゅう目が覚めますよ(笑)。

渡辺:朝なんかもね、早く目が覚めて(笑)。

和田:そうそう(笑)。

渡辺:もらったプレゼントで思い出深いものあったりします?

和田:一回すごいものをお願いしちゃったんですよ。当時BMXって自転車が流行ってて。BMXが欲しいと思ってお願いしたんですね。朝起きたらそれはないわけですよ。おかしいぞと思ってたら、二段ベッドの下のところに手紙が貼り付けてあったんですよ。英語ですよ。どうもサンタクロースの手紙っぽいんですよ。それで下に降りていって「お父さん!こんなのあったよ。なんて書いてあんの!」って言ったら親父は、辞書持ってきて辞書引きながら「自転車は私の袋には入りきらなかった。その代わり君にはこれをプレゼントするよ」って隣の部屋にちっちゃいラジコンカーをプレゼントしてくれました。代わりに。英語でしたから。

渡辺:それは絶対サンタさんですよ。

和田:親父も親父で、辞書持ってきてやってましたから。すごく子どもに夢を与えてくれたって意味では感謝ですね。

渡辺:今もやりとりを鮮明に覚えているくらいその瞬間の思い入れって一緒に作っていくものですもんね。

和田:でも、やっぱり自転車はやりすぎだったなっていう教訓もいただきつつ(笑)。

和田唱 ©InterFM897

渡辺:そして今ではご自分もご家族をお持ちですけど、ご夫婦とかではどんなふうにお祝いされてるんですか?

和田:あんまりどこかクリスマスだからって景色の見えるところ予約してとかじゃなく、家で食べます。ご飯作って乾杯してって。

渡辺:わかります。歳重ねるごとにおうちでゆっくりって幸せ感じますよね。

和田:僕もそんな感じです。

渡辺:音楽の話に参ります。トライセラ(トップス)の20周年を機にソロ活動をスタートしたんですよね。

和田:ここらでいいんじゃないかなあと思って直感が働いてやってみたんですけど、勉強になることがいっぱいで、すごく刺激的ですね。なかなか一人ってないですからね。

渡辺:曲作りやライブのスタイルもソロだと違いますよね?

和田:全然違います。MCで振れないっていうのは辛いですね(笑)。それもだいぶ鍛えられて。何しろソロツアーをやる前まではワンマンライブのサイズって一人でやったことなかったので不安でしたけど、一人でここまでできるんだって自信になりましたし、ミュージシャンとしてひと回り大きくなれたんじゃないかなって気はしてます。

渡辺:今日もループペダルを使っての演奏でしたけど。難しそうですね。音をその場で重ねていくので、ある意味鮮度じゃないですけども、ものすごくライブ感がありますよね。

和田:そうなんですよ。多重録音してますけどライブなので、毎回マジで気が抜けないですね。

渡辺:そうですよね。もちろんソロツアーの時も使ってらっしゃいますもんね。他にもソロツアーの時の楽器は。

和田:後はピアノとか。並べといてあっちいったりこっちいったりしてますね。

渡辺:ライブといえば、2ndソロアルバムからの先行シングル「さよならじゃなかった」がライブ会場限定で販売中なんですよね。この曲、冬のテーマソングになっていて毎回番組でも流れていて。大切な人の顔が思い浮かぶ一曲ですよね。

和田:ありがとうございます。全部一人で録音しました。

渡辺:この曲をライブ会場限定で、っていうのはなんか思いがあったんですか?

和田:ライブに足を運んでる人にまずは聴いて欲しいと思って。ライブに来てくれる人って自分に一番近いお客さんって感じがするし。

渡辺:あと気になるのは2ndソロアルバムですよね。こちらリリースはいつ頃とかご予定は?

和田:合間を縫って作ってるんですが、今回も全部一人で楽器やってるんで時間かかるんですよね。まあ来年中、来年の前半に出せるようには頑張ります。

渡辺:最後に、けやきひろばに集まってくれた皆さん、ラジオのリスナーの皆さんに一言お願いします!

和田:まず、ラジオのリスナーの皆さんに。今この現場、とっても綺麗ですよ!本当にインター(FM897)の皆さんお世話になっています、引き続きよろしくお願いします。ここにいる皆さんには、本当に今日はめちゃ嬉しかったです、みんな歌ってくれて。すごくハッピーです。なのでライブぜひいらしてください。お会いできる日を楽しみにしています。

写真左から渡辺麻耶、和田唱 ©InterFM897
THE GUY PERRYMAN SHOW
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜~金曜 7時00分~12時00分
出演者:ケリー隆介、渡辺麻耶
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ハッシュタグ:#gps897
メール:gps@interfm.jp

※該当回の聴取期間は終了しました。

菊池桃子の良質なシティポップナンバーを厳選してお届け!『こだわりセットリスト・特別編~菊池桃子特集』

"こだわり"の選曲をノンストップでお届けする『こだわりセットリスト・特別編』。4月25日(木)19:00~は『菊池桃子特集』を放送します!

菊池桃子はアイドル黄金期の1984年デビュー。松田聖子をはじめ、中森明菜、河合奈保子、柏原芳恵・・・ 錚々たるメンバーが名を連ねる当時のJ-POPシーンの中で、彼女のナンバーは質の高い「シティポップ」のテイストを色濃く醸し出していたという点で、明らかに他と一線を画していたと思います。それもそのはず、彼女のファーストアルバム「OCEAN SIDE」から4枚目の「ESCAPE FROM DIMENSION」までのすべてのナンバーをシティポップを代表するメロディメーカー・林哲司が手掛けています。

40年前の当時の私は、そんなことなど全く知らず、ただ、なんて心地よく耳に響くのだろうと思いながら彼女のナンバーを聴いていた想い出があります。パワフルに歌い上げるわけでもなく、情感を込めて熱唱するわけでもなく、それでいて艶やかで、包み込むような彼女の声は、人の心を癒してくれる魔法が備わっているのかとさえ思えました。

今、彼女のナンバーを改めて聴き直した時、当時の懐かしさがこみ上げてくると同時に、決して古さを感じない普遍的な魅力に気づくことが出来ました。アイドルの枠を超え、シティポップアーティスト・菊池桃子の素晴らしさをひとりでも多くの方にお伝えできればと思っております。今回のセットは珠玉のアルバムナンバーを厳選いたしました。どうぞ、ご期待ください!

※セットリストの詳細については番組HPでご確認ください。

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