笑福亭鶴瓶 アンガールズ田中を「再発見」
2026.09.22 up
笑福亭鶴瓶が、9月20日放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送・毎週日曜16時~)に出演。アンガールズ・田中卓志を“再発見”したと明かした。
笑福亭鶴瓶、上柳昌彦アナウンサー
この収録の前日に開催されたというライブ『笑福亭鶴瓶×サンドウィッチマンLIVE「シルエット」』にて、休養により出演を見合わせていたサンドウィッチマン・伊達みきおの代演として、アンガールズの田中が出演。
鶴瓶はその時を振り返り「再発見したんですけどね、おもろいんですよあいつ。ボロカスに言いよんですよ俺を」と、田中の話芸を絶賛した。
笑福亭鶴瓶、上柳昌彦アナウンサー
ライブゲストにはアンタッチャブルも登場し、その漫才も堪能したという鶴瓶。
「ああいうライブってやっぱりね、若手と絡むことが…若手じゃないですけどね、あいつらも」
ライブならではのグルーヴ感に満たされた様子だった。
サンドウィッチマンもアンガールズもアンタッチャブルもともに5 0 代。 20歳以上 もの歳の差がありながらも、一緒になって盛り上がれる鶴瓶も、なかなか稀な存在なのかもしれない。
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村上春樹「高価なウイスキーの方が比較的悪酔いはしないみたいです」失恋した男性に自身の経験から助言
2026.11.03 up
作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。10月25日(日)の放送は「村上RADIO~マイ・フェイバリット・ソングズ&リスナーメッセージに答えます6~」をオンエア。今回は恒例の人気企画第6弾として、普段はなかなか紹介しきれないリスナーからの多彩なメッセージやお悩みに、村上さんがユーモアと独自の人生観を交えて温かく答えました。息子との関係に悩む父親へのアドバイスや文章を書くコツ、失恋時に飲むべきウィスキー、母校・早稲田大学の校歌にまつわるエピソードまで、等身大の語り口で展開。モダネアーズやブラザーズ・フォー、ウィルコといった村上さんならではのこだわりの選曲とともに、軽妙なトークが響き渡る充実したひとときとなりました。
この記事では、後半2曲とクロージング曲、「今日の言葉」について語ったパートを紹介します。
「村上RADIO」
◆Wilco「Can't Stand It」
「じんた」さん、東京都男性52歳。
「自分にとって100パーセントの異性がいて、でも向こうにとって自分が30パーセントでしかなかったとわかったとき、飲むべきウイスキーはなんですか?」
笑っちゃいけないんだろうけど、思わず笑っちゃうくらいユニークな質問です。お気の毒です。そこでどんなウイスキーを飲むべきか? なんだっていいんじゃないですか。がんがん飲んで酔っ払うしかないでしょう。飲みまくって、世界を呪いまくりましょう。2日酔いに備えてくださいね。僕の経験から申しまして、高価なウイスキーの方が比較的悪酔いはしないみたいです。
ウィルコをかけます。この番組でウィルコがかかるのは、これが初めてじゃないかな。ウイスキーのつまみにどうぞ。曲は「Can't Stand It」。僕は耐えられない。でも耐えきってくださいね。(ニャーオ)
◆Les Surfs「Le Printemps Sur La Colline」
福岡県男性、54歳、「ラルフ・ローレンのブルーのポロシャツ」さんからのお便りです。
「村上さんの本を初めて買ったのは、昭和62年、高校受験が終わった日でした。選んだのは『村上朝日堂』でした。高校に進学し、その冬にダッフルコートを買いました。VANジャケットではなく、グローバーオールでした。気がつけば40年近く村上さんの小説と過ごしてきたことになります。小説だけではなく、音楽や服装、考え方まで影響を受けてきたような気がします」
最近はみんな軽くて温かいダウンジャケットを着るようになりましたが、そんな中であえて重くてかさばって、それほど暖かくもないダッフルコートを着ているのって、ちょっと小粋なものですよね。マフラーがよく似合います。僕は今は、10年くらい前に買った、ポール・スミスのクラシックな紺色のダッフルを着用しています。これからもがんばってダッフルコートを身にまとい、冬を乗り切りましょう。
フランスのグループ「レ・サーフ」が歌います。『花咲く丘に涙して』、カンツォーネの有名曲ですが、フランス語で歌われると、またちょっと違った趣が生まれます。フランス語のタイトルは『丘の上の春』となっています。「ル・プランタン・スール・ラ・コリーヌ(Le Printemps Sur La Colline)」。
<クロージング曲>
本多俊之バーニングウェイブ・カルテット「Kitchen」
今日のクロージング音楽は、本多俊之さんが演奏する映画「キッチン」のテーマです。吉本ばななさん原作、森田芳光さんが監督の映画ですね。本多俊之さん、僕が昔、国分寺で経営していたジャズの店で何度か演奏してくれたことがあります。といっても、彼は当時まだ高校生だったと思うんだけど。とにかく若くして才能あふれるサックス奏者でした。
さて、今月の言葉は伝説的批評家、小林秀雄さんのお言葉です。
「書かねば何もわからぬから、書く」
これは引用の引用、つまり「孫引き」なので、正確な出典は不明です。ご存じの方がいたら教えてください。でも小林先生の言いたいことはよくわかります。文章にして書いてみないことには、ものごとをうまく考えられない人っているんです。そしてこの僕も、もちろんそんな1人です。頭でものを考えようとすると、筋道がぐちゃぐちゃしてきて、わけがわからなくなっちゃうんだけど、手を動かして文章にしてみると、そしてそれを何度か書き直し整理していくと、状況が次第にクリアに見えてきます。
あなたはどちらでしょう? 頭ですっと考えるタイプ、それとも「書かねば何もわからぬ」タイプ?
「書かねば何もわからぬから、書く」小林秀雄
それではまた来月。
<番組概要>
番組名:村上RADIO~マイ・フェイバリット・ソングズ&リスナーメッセージに答えます6~
放送日時:10月25日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/