DJ松永が語るアプリを駆使した遠隔レコーディングにR-指定も興味津々

5月12日(火)深夜、ラッパー・R-指定とターンテーブリスト・DJ松永による音楽ユニット・Creepy Nuts(クリーピーナッツ)がパーソナリティを務めるラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週火曜27時~28時30分)が放送。DJ松永が、離れた場所でもリアルタイムで音楽セッションができるアプリ「NETDUETTO(ネットデュエット)」について語った。

緊急事態宣言を受け、この日もニッポン放送のスタジオではなく、リモート形式で生放送に出演したR-指定とDJ松永。リスナーから、「ラッパーたちは“Zoomサイファー疲れ”、していませんか?」と、テレビ会議アプリを使ってラップバトルをしているのか? という質問が届いたのをきっかけに、インターネットを通じてラップをする難しさや、ミュージシャン向けのアプリについて語った。

DJ松永:『Zoom飲み会疲れ』っていうのはよく聞きますけど、Zoomサイファーって、した?

R-指定:してない。

DJ松永:できるんじゃない?

R-指定:まだZoomサイファーをがっつりやったことはないけど、ラグがちょっとあると思うんだよね。

DJ松永:そうなんだ。

R-指定:だってビートを一緒に流すから、ちょっとラグもあるし、同じビートを聞いても……。

DJ松永:そうか。同じビートを聞くから……。ビートなしのアカペラの方がいいのかな?

R-指定:その方がいいのかなー? それか、各々で自分のパソコンからビートを同じタイミングで流し始めないと。でも、たぶんズレは生まれてくるから。

DJ松永:そうだね。ビートは難しそうだね。

R-指定:Zoomサイファー、やっている人おりそうやな。でも疲れそう。無限にやれるから。

DJ松永:あ……YAMAHAが作った「NETDUETTO(ネットデュエット)」っていうアプリがあって。ミュージシャン用のZoomみたいなやつで、遠隔でレコーディングとかできて、遅延とかがないの。

R-指定:ええっ! やばっ!

DJ松永:NETDUETTO、めちゃくちゃいい。俺は最近、曲を作っていて。この間、新しくドラムを入れたやつを送ったじゃん?

R-指定:はいはい。

DJ松永:あれは、自宅にスタジオがあるドラマーと一緒に仕事をしたんだけど、その人がNETDUETTOを教えてくれて。NETDUETTOで繋げながらそこで演奏をしたんだけど、演奏をしているところもラグなく聞けて。

R-指定:えー!

DJ松永:で、音質がめちゃくちゃいいんだよね。ネット環境が結構早くないとダメだけど。

R-指定:じゃあ、NETDUETTOを使ったら結構……。

DJ松永:そう。NETDUETTOはめちゃくちゃよかった。

R-指定:じゃあ、サイファーとかもできる可能性がある?

DJ松永:できるんじゃない? 音質、マジでいいよ。NETDUETTO、マジでいい。

NETDUETTOは、インターネット上でのリアルタイムセッションを目的に開発を進められたアプリで、音の遅延が少なく、リアルタイムで自宅セッションが可能とされている。実際に快適にレコーディングができたとDJ松永が絶賛したことから、R-指定は「ラグがあんまりないんやったら、松永さんの家と俺の家からもできるんやん? NETDUETTOを使ったラジオ」と、この新たな手法に興味津々だった。

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「うまくいくなら全部やめて!」政治資金規正法のニュースにカンニング竹山が本音

野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 5月20日の放送では、月曜レギュラーのカンニング竹山が、政治資金規正法のニュースに独自の見解を述べた。

――今回のニュース――

立憲民主党と国民民主党は今日、自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法の改正案を衆議院に共同で提出します。改正案では政策活動費を禁止し、政党から政治家個人への寄付や精算不要な「渡し切り」の経費の支出を禁じます。また政治資金収支報告書に関する罰則強化では、政治家が連帯責任を負う連座制を導入するとしています。

竹山「このニュースを普通に聞いてると、「あ、そうなんだ。そうなるんだ」って勘違いなさる方もいるかもしれないけど、ポイントは「案を提出する」だけなんです。提出してそうなるかって言ったら全く別の問題で、おそらく自民党が反対してる限りは、過半数持っているわけだから、ならないだろうというニュースですよね。もちろん立憲と国民さんが考えたこれの方がすごくいいんでしょう。正当性もあるんだけど、これを自民党が飲むのかってなると、それは別問題」

邦丸「そうですね」

竹山「自民党は「何も変わってないじゃん!」みたいな案を出してるじゃないですか。だから変わらないだろうなあって思います」

邦丸「立憲民主党と国民民主党はもともと一緒の党だった(民進党・民主党)じゃないですか。そこから国民民主党が飛び出して、どちらかというと自民党に是々非々主義で臨み、「立憲民主、何やってんだ!」っていうことになった。それが共同で提出するんですけど、そんなに仲のいい政党じゃないですよね」

竹山「でもこの間、東京15区の補選の時は、立憲さんと国民さんは手を結んでるわけです。まあ政治評論家の方が詳しいとは思うんですけど、結局は「次の選挙」に向けた駆け引きが始まってると思うんですよ。いくら共同で提出しようが、過半数を持っているのは自民・公明の連立政権ですから極端に言うと変わりはしないわけです。じゃあどうなるのかっていうと、解散がいつ行われるか分かりませんけど、我々有権者が選挙でどこに投票するか、結局そこが一番大事。「自民だ!」っていう人もいいと思いますし「いや、野党だ!」って言ってもいいと思います。そこで全て決まるから選挙が大事。なのに意外と投票率が低い。それで後でガチャガチャになった時に、またみんなわーって言うんだけど(笑)」

邦丸「そうですね」

竹山「次の選挙でどこに入れるのか。政権を変えるっていう思いで一票入れるのか、どうするのかがものすごい大事だと思います」

邦丸「自民党のすべてとは言いませんけど、10万円以下とか5万円以下とかって言ってんじゃないですか。政治活動をする上で領収書もいらないお金が必要だって言うじゃないですか。じゃそれは、具体的にはどういう活動?(笑)」

竹山「分かんないですよね。僕もいろいろ考えたんですよ。企業献金とか「そんなのいる?」と思ったりするんですよ。お金なんか給料だけでやってくんない? と思うんだけど、例えば企業献金によって、こういう政治活動ができたとか、夜の飲み会をやったおかげで、こういう法律が生まれたとか、「竹山、お前が朝、ラーメンを食いに行ける生活も、それがあるからできるんだ」とか言われたら「表にはできない裏があるんですね」みたいに思っちゃう。そういうのも、あるかもしれないじゃないですか」

邦丸(笑)

竹山「けどどうなんだろう? 本当に全部やめて、うまくいくんだろうか? うまくいくなら全部やめてよって思うけど、必要って人もいるから必要なんだろうけどね。その辺が何十年も直ってないわけです。あとは〇〇を用いるしかないと思うんですよね。この国は〇〇がないから。〇〇を作っちゃうと色々首絞めることになって嫌なことがあるんでしょうけど」

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