女子車いすバスケットボール日本代表候補・小田島理恵~試合にも反映される“人に助けてもらう”大切さ

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、女子車いすバスケットボール日本代表候補・小田島理恵が出演。車いすバスケットボールの選手であることについて語った。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは女子車いすバスケットボール日本代表候補の小田島理恵さんです。いろいろな障害を乗り越えて、車いすバスケットボールの選手になったのですが、どのようなところを見て欲しいと思っていらっしゃいますか?

小田島)パラリンピックに出るということは、私がいままで心配をかけたり、お世話になった人たちへの感謝の気持ちを表す場とも考えてはいるのですけれども、いま辛い人たちを勇気づけられたらと思います。

黒木)子どもたちにも、いろいろなことを伝えたいという目標があると伺ったのですけれども。

小田島)体験会や講演会をさせていただいていますが、私がお話ししたことによって、みなさんの今後につながって行けばと思っています。

黒木)みんなの勇気に変わるということですね。

小田島)そうなれたら。

黒木)体験会では、車いすバスケについても話されているのですよね?

小田島)車いすバスケを伝えるところももちろんそうなのですが、障害者の人が社会で暮らすということ、跳び箱の踏み台を段差に例えて「車いすの人はこれをどうやって1人でのぼるのか?」という話をしたり、共生社会というところにもフォーカスして体験会をしています。

黒木)息抜きは何ですか?

小田島)息抜きは、飼っている犬と遊んだり、ちょっとした癒しですね。年末年始も温泉に行きました。

黒木)どちらに行かれたのですか?

小田島)軽井沢の方へ。

黒木)それはご家族で?

小田島)そうですね。

黒木)事故に遭われたとき、お姉さんが心の支えになってくれたということですが。

小田島)そうですね。姉も結婚して愛知にいたのですけれど、新婚生活だったのに、私が怪我をしたと聞いて帰って来てくれて、みんな側にいてくれました。

黒木)人に甘える大切さや助けてもらう大切さというのは、今度自分が助ける番になったときに、自分に甘えてくれてもいいし、いろいろな経験がバスケットボールの試合にも反映されるのでしょうね。

小田島)はい。自分ができないところを他の人にフォローしてもらって、逆に自分が得意とするところでチームの勝利に貢献する、という形で。

黒木)日本女子車いすバスケットボールチームはいかがですか?

小田島)早さというところではトランジション、攻守の切り替えを意識しているので、そこを見ていただきたいです。個人的にはミドルシュートを得意技としているので、そこをぜひ見ていただきたいと思います。

黒木)ミドルシュート、是非決めて欲しいです。

小田島)はい。決めたいです。

黒木)バスケットボールは健常者と同じ重さなのですか?

小田島)もちろん、ボールもゴールの高さも、コートの広さも全部一緒です。

黒木)そうなのですね。重いですよね。

小田島)そうですね。本当に最初は届かなくて、シュートが入るのに2年かかりました。

小田島理恵(おだじま・りえ)/車いすバスケットボール 日本代表強化選手

■1989年、4月1日生まれ。30歳。
■車いすバスケットボール女子日本代表候補・強化指定選手。
■リクルートオフィスサポート所属。ニックネームは「おだじ」。
■22歳のときに事故に遭い、脊髄損傷不全麻痺になり、右下肢と体幹の機能が低下。退院後、リハビリ目的で訪れた障害者スポーツセンターで行われていた車いすバスケットボール体験教室に参加したことを機に競技生活がスタート。
■2013年、東京を拠点とする女子チーム「GRACE」に加入。2016年から日本代表強化指定選手として国際試合にも出場。2019年のアジアオセアニアチャンピオンシップスでは3位に入賞した。
■現在も女子日本代表候補・強化指定選手として活躍し、東京パラリンピック出場を目指す。

【車いすバスケットボール】
■10分×4ピリオド制。ダブルドリブルは適用されない。
■コートの広さやボールの大きさ、ゴールの高さなどは健常者のバスケと基本的に同じ。
■選手は障害に応じて持ち点(1.0~4.5、数字が小さいほど障害の程度は重い)が定められ、1チーム5人の持ち点が14.0点以下でなければならない。
■パラスポーツのなかでも花形スポーツと言われ、スピードと俊敏さ、そして激しさが伴うスポーツ。

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