夏川りみ、デビュー、再デビュー、「涙そうそう」ヒットを語る

大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、7月1日の放送に歌手の夏川りみが出演した。幼少期から歌手を目指していたという夏川が、デビュー、「涙(なだ)そうそう」ヒットにいたるまでの道のり、現在の活動について語った。
大竹まこと「(BGMで流れている)『涙そうそう』は本当に良い曲ですね。子供のころから沖縄に住んでいましたか?」
夏川りみ「石垣島にいましたね。歌の大好きな父がいて、本人が歌手になりたかったと思うんですけど、私が歌い出して。『この子に教えたらどうにかなるかもしれない』と。最初は小学2年生ぐらいのときでした。石垣島で、ちびっ子のど自慢大会みたいなものに出始めて、この世界にいる、という感じです。(父からの指導について語る)」
大竹「子供のころから将来は、こうなっていくのかな、というのがあった?」
夏川「はい。歌しか考えていませんでした。絶対、歌手になりたい、と常に考えていました」
大竹「『涙そうそう』は誰がつくった曲でしたっけ?」
夏川「作詞が森山良子さんで、作曲が石垣島出身のBEGINの皆さん。もともと森山良子さんのアルバムに収録されている曲でした。そのあと2000年にBEGINがシングルとして出して。それをたまたま家のテレビで聴いて『こんな歌があるんだ、歌いたい』と思って2001年にカバー、という。“夏川りみ”というのは再デビューになるんですね」
大竹「どういうこと?」
夏川「平成元年に星美里(ほし・みさと)という名前で演歌歌手としてデビューしたことがあったんです。いまと変わらない気持ちであちこちへ行って歌っていたんですけど、人の耳に届かなくて。ダメなんだな、と思って1回、沖縄まで帰ったんです。姉がスナックを経営していて。歌うのもお酒も大好きなので通(かよ)っていたんですね。お店を私たちが一緒にやることになって。私の歌を聴きにきてくれるお客様で繁盛してきたんです」
大竹「ほう」
夏川「ダメだな、と思って帰ってきたのに、こんなに聴きたいと思ってくれる人がいて。毎日がすごく楽しくて。東京に行かなくてもいいかな、と。毎日歌えるならスナックでもいいかな、となっていたところ、『もう一度挑戦してみないか』と声がかかって。それで夏川りみという名前で再デビューした。『涙そうそう』は3枚目なんです」
大竹「1、2枚目は空(から)ぶったと。3枚目がダメなら……」
夏川「ダメだったら沖縄にまた戻ってスナックにいたと思います」
大竹「ご結婚もなされて。お子さんもギターを弾くなどして。おいくつなんですか?」
夏川「いま高校生です。家族で音楽活動ができたらいいな、と夢見ていました。じつは今年5月、石垣島でちょっとしたお祭りがあって。そこでギターが息子、パーカッションがうちの旦那さん、三線(さんしん)とボーカルが私で。ステージで演奏することができました」
大竹「今回はどんな曲を引っさげていらしたんですか?」
夏川「小さなころから歌ばっかりで、歌しかないと思っていたのに挫折も経験して。結局、歌に救われていまがある、ということを歌詞にしていただいたんです。タイトルも『詩、歌、唄』となりました。いろいろあったけれど私には歌しかない、と思っています」
※該当回の聴取期間は終了しました。
アメリカ中間選挙とスポーツの関係、2028年のロサンゼルス五輪にも影響を及ぼす
ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、10月22日の放送に元・日刊スポーツ編集局長でジャーナリストの久保勇人が出演。2028年のロサンゼルス五輪への影響を含め、アメリカ中間選挙(現地時間11月3日投開票)とスポーツの関係を解説した。
久保勇人「(アメリカ中間選挙について)いまの情報を見ると、どうもトランプ(大統領)さん率いる共和党が上下両院で負けるのではないかと予想され、支持率もどんどん下がってきている状況です。トランプさんが苦境に陥っている、と。その選挙結果がひどくなった場合、いまアメリカで報道が出ているのは、大統領が暴走してしまう、選挙結果を認めないような状況になるかもしれない、ということです」
長野智子「また『盗まれた』とかね」
久保「そういうことでアメリカ政治の混乱や分断が加速していくのではないか、という危惧が主要メディアで観測されています。当然、イラン情勢や中東各地の紛争状況なども不透明になりかねない、と思われているのは間違いない。一方でトランプさんはロシアと急速に接近しています。いまの選挙の争点になっている物価高の要因である軽油の高騰、これを抑えるためにプーチンさんからロシアの軽油を輸入してもらうなど。APECでは米中露首脳会談を開きましょう、と言って」
長野「プーチンさんも乗り気だ、というニュースも入りました」
久保「こういうタイミングで、そのとおり推移していくと、間接的かもしれないけどロス五輪(2028年ロサンゼルス夏季五輪)にも影響が出るのではないか、という話をします。ロス五輪に対して国際オリンピック委員会(IOC)は対策と思える動きを始めています。IOCはウクライナの侵攻を受けて併合宣言を受けたウクライナ南東部のスポーツ組織の管理をロシアオリンピック委員会がする、といったことに対し、五輪憲章違反だ、と」
長野「はい」
久保「そういうことで23年からロシアオリンピック委員会の資格停止処分を出しています。ロシアの選手は24年のパリ五輪、今年冬のミラノ・コルティナ冬季五輪、国としては出場できず、中立な立場で個人競技のみ出たんですね。その選手も軍や治安機関の関係者や戦争を明らかに支持しているようなアスリートは排除しました。ところが7月、IOCがロシアに対する制限を取り下げる、となったんです」
長野「ええっ? どうしてなんだろう」
久保「これによってロシアは中立の個人の参加資格ではなく、従来どおり国の代表として28年のロス五輪に参加できる道が開かれたんです。これに対してIOCはどういう説明をしているか。選手の国際大会への参加は自国の政府が戦争や紛争に関わることによって制限されるべきではない、と。そういう理由のもとに今回、政策を解除したんです。ウクライナ侵攻のときに制限したことと矛盾しますよね」
長野「当時も議論はありました。努力した選手が気の毒ではないか、と」
久保「矛盾しているけど、7月にあえてそういう判断をくだした。当然、ウクライナやイギリスはすごく批判していて、ロシアは歓迎しているわけです。これを受けて各競技団体にも動きが出ています。なぜかといえば28年のロス五輪に向けて、予選が始まるわけですよ。先日もオランダで体操の予選が行われました。各競技団体も自分の競技をどうするか判断しなければいけない。対応が分かれていて、たとえばバイアスロンや陸上は政策を継続します、と。水泳は国を代表するかたちでロシアの出場を認めます、としているんです」
長野「ほう」
久保「FIFA、サッカーはロシアの代表やクラブチームの出場は制限しているけど、解除を検討します、ということを表明しました」
このあとも各競技団体の対応、IOCの動向などについて久保が解説した。