川平慈英、シルビア・グラブが舞台での三谷幸喜を語る。「演出中の目がキラッキラ」

大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、8月12日の放送に俳優の川平慈英とシルビア・グラブが出演した。2人の出会いや、9月19日から渋谷のPARCO劇場で上演される舞台『ショーガール~きみは最高~』などについて語った(今回、大竹まことは夏休みで不在)。
水谷加奈「(川平慈英とシルビア・グラブに)仲良さそうですね」
川平慈英「(付き合いが)長いからね。何年ぐらい?」
シルビア・グラブ「30年近いですね。もともと舞台を観に行って、楽屋で紹介してもらったのが最初なんです。アメリカの大学へ行っていて、ミュージカルをやりたいと思って日本に帰ってきて。舞台上の慈英さんを見たときに『仲間がいる』と思った」
川平「同類だ、みたいな(笑)。(出会いや舞台での共演などを語る)」
水谷「三谷幸喜さん(『ショーガール~きみは最高~』の作・演出)って厳しいんですか?」
川平「永遠の演劇少年というか、演出しているとき目がキラッキラしている。『ショーガール』に関しては、僕の大好きなおもちゃを手に入れて遊ばせてもらっている、遊ばせている、そんな感じするとき、あるね。『楽しい、この人たち』みたいな。三谷さんとのもともとの出会い、僕は2000年の『オケピ!』ですね」
水谷「観ていました! 真田広之さん、松たか子さんのとき。ギター弾いてね。自分が観たミュージカルの中でベストです」
シルビア「私も観ました。初演も再演も。三谷さんの出会い、私は2011年の『国民の映画』という舞台です」
川平「あれも大ヒットだった。再演もしたね。おもしろかったね」
シルビア「ちょうど(東日本大)震災のときだったので、来たかったお客さんも来られなかったし、何公演か中止になった。すごく緊張して。大ベテランが出演者にいて、ミュージカルはしていたけど、いわゆるストレートプレイはあまり経験がなかった。すごい人たちの中にいることに衝撃を受けて。一生懸命やるけれど、初期は緊張で何もできませんでした」
川平「僕らからすれば完全にできていますよ」
水谷「ホン(脚本)が遅い、と聞いたことあるんですが」
シルビア「『国民の映画』に関しては本番1週間前まで上がっていませんでした。最後の数ページが届いたとき、まずどれだけ自分にセリフがあるかチェックして。3ページぐらいしゃべっているキャラクターがいて、誰かと思ったら小日向文世さんで。ご愁傷様、がんばってください、と思いました(笑)」
川平「でも今回、『ショーガール』の台本は早かったですねえ。先々月ぐらい?」
シルビア「それはない(笑)。3週間ぐらい前です」
水谷「『ショーガール』はもともと福田陽一郎さんがつくった舞台?」
川平「1974年初演かな、15年ぐらい続いたんです。木の実ナナさん、細川俊之さんで」
シルビア「いまの私たちより若いころでした」
川平「それも三谷さんが踏襲して。第1部はボーイミーツガール的お芝居。第2部はショー。そのかたちはいまも続いてきています」
※該当回の聴取期間は終了しました。
アメリカ中間選挙とスポーツの関係、2028年のロサンゼルス五輪にも影響を及ぼす
ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、10月22日の放送に元・日刊スポーツ編集局長でジャーナリストの久保勇人が出演。2028年のロサンゼルス五輪への影響を含め、アメリカ中間選挙(現地時間11月3日投開票)とスポーツの関係を解説した。
久保勇人「(アメリカ中間選挙について)いまの情報を見ると、どうもトランプ(大統領)さん率いる共和党が上下両院で負けるのではないかと予想され、支持率もどんどん下がってきている状況です。トランプさんが苦境に陥っている、と。その選挙結果がひどくなった場合、いまアメリカで報道が出ているのは、大統領が暴走してしまう、選挙結果を認めないような状況になるかもしれない、ということです」
長野智子「また『盗まれた』とかね」
久保「そういうことでアメリカ政治の混乱や分断が加速していくのではないか、という危惧が主要メディアで観測されています。当然、イラン情勢や中東各地の紛争状況なども不透明になりかねない、と思われているのは間違いない。一方でトランプさんはロシアと急速に接近しています。いまの選挙の争点になっている物価高の要因である軽油の高騰、これを抑えるためにプーチンさんからロシアの軽油を輸入してもらうなど。APECでは米中露首脳会談を開きましょう、と言って」
長野「プーチンさんも乗り気だ、というニュースも入りました」
久保「こういうタイミングで、そのとおり推移していくと、間接的かもしれないけどロス五輪(2028年ロサンゼルス夏季五輪)にも影響が出るのではないか、という話をします。ロス五輪に対して国際オリンピック委員会(IOC)は対策と思える動きを始めています。IOCはウクライナの侵攻を受けて併合宣言を受けたウクライナ南東部のスポーツ組織の管理をロシアオリンピック委員会がする、といったことに対し、五輪憲章違反だ、と」
長野「はい」
久保「そういうことで23年からロシアオリンピック委員会の資格停止処分を出しています。ロシアの選手は24年のパリ五輪、今年冬のミラノ・コルティナ冬季五輪、国としては出場できず、中立な立場で個人競技のみ出たんですね。その選手も軍や治安機関の関係者や戦争を明らかに支持しているようなアスリートは排除しました。ところが7月、IOCがロシアに対する制限を取り下げる、となったんです」
長野「ええっ? どうしてなんだろう」
久保「これによってロシアは中立の個人の参加資格ではなく、従来どおり国の代表として28年のロス五輪に参加できる道が開かれたんです。これに対してIOCはどういう説明をしているか。選手の国際大会への参加は自国の政府が戦争や紛争に関わることによって制限されるべきではない、と。そういう理由のもとに今回、政策を解除したんです。ウクライナ侵攻のときに制限したことと矛盾しますよね」
長野「当時も議論はありました。努力した選手が気の毒ではないか、と」
久保「矛盾しているけど、7月にあえてそういう判断をくだした。当然、ウクライナやイギリスはすごく批判していて、ロシアは歓迎しているわけです。これを受けて各競技団体にも動きが出ています。なぜかといえば28年のロス五輪に向けて、予選が始まるわけですよ。先日もオランダで体操の予選が行われました。各競技団体も自分の競技をどうするか判断しなければいけない。対応が分かれていて、たとえばバイアスロンや陸上は政策を継続します、と。水泳は国を代表するかたちでロシアの出場を認めます、としているんです」
長野「ほう」
久保「FIFA、サッカーはロシアの代表やクラブチームの出場は制限しているけど、解除を検討します、ということを表明しました」
このあとも各競技団体の対応、IOCの動向などについて久保が解説した。