【西武】西口文也監督インタビュー 「争っているチームの上にいくことは大事なこと」

8月12日放送のライオンズナイターでは、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた日本ハム―西武19回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの西口文也監督にインタビューした模様を放送した。上位争いを続けているいまの心境を訊いた。

――関東も暑い日々が続いていますが北海道はいかがですか関東も暑い日々が続いていますが北海道はいかがですか?
西口「関東に比べるとそこまで暑くないのですが、今日はルーフオープンということで暑いです」

――まずは昨日(8月11日、対日本ハム18回戦)敵地でカード初戦をとりました。1点のリードをしっかり守り切った大きな1勝だったと思います。どう振り返りますか?
西口「昨日は平良(海馬)が久しぶりにストレートの走りもよく、長いイニングで7イニングまでしっかりと投げてくれたということが大きかったと思います」

――平良が7回まで投げたのは6月4日のタイガース戦(2回戦)以来だったのですが、内容もここ最近と比べるとよかったのでしょうか?
西口「そうですね。よかったと思います」

――投手陣でいうと(トレイ)ウィンゲンター投手が連続ホールドの記録を19に伸ばしてプロ野球新記録を打ち立てました(8月12日試合前時点)。改めてウィンゲンタ―投手の存在はいかがでしょうか?
西口「非常に大きい戦力ですし、安心して見ていられますし、安心して任せられます」

――昨日は総力戦だったと思いますが、ベンチから出てきた代走の高松(渡)選手が盗塁を決めてチャンスを作り、バッテリーにプレッシャーかけたことが貴重な決勝点に繋がりました。そのあたりベンチから出てくる選手についてはいかがですか?
西口「あそこはどうしても1点が欲しいというところで、高松はよく走ってくれましたし、盗塁というのが1点にむすびついたというところです」

――現在のチーム事情で言いますと、左眼窩底骨折で10日に登録抹消になった渡部聖弥選手の存在はチームにとっても代えがきかないと思うのですが、どう受け止めていますか?
西口「精一杯プレーしてくれている中での怪我というところで、仕方ないのですが、ここまでずっとサードというポジションをしっかりと守ってくれていただけに、非常に痛い存在です」

――情報によると本人はいけるというふうに話していたみたいなことも聞いたのですけどそのあたりはいかがですか?
西口「気持ちの強い選手というところもありますし、早ければ10日で戻ってくれそうな感じです」

――シーズンも残り試合が少なくなってくる中で、追いかけているホークスがなかなか落ちてこないという状況で(リバン)モイネロ投手もついに合流しました。他球場のゲームというのは終盤に差しかかれば差しかかるほど気になるものですか?
西口「試合中は全然気にしてないです。(試合が)終わってからというところです」

――試合が終わって今日もホークスが勝っているとなると、やはり強いなとなるのですかね?
西口「昨日は圧勝していたので、強いなという感じですね」

――この先発はビジターに強い渡邉勇太朗投手です。今シーズンここまでのピッチングはどのようにご覧になっていますか?
西口「いいとき悪いときというのはあると思いますけど、ある程度ゲームというのは作ってくれているので、その辺を期待したいですね」

――昨日の勝利で2位に現在浮上しているのですが、ファイターズのゲーム差はないという状況です。ここの直接対決はこの先非常に重要になってくると思うのですが、この1試合の重みはどのように捉えていますか?
西口「やっぱり争っているチームの上にいくことは大事なことです。この前のソフトバンク戦も本来は勝ち越ししたかったのですが、何とかこの日本ハム戦は最低でも勝ち越していきたいというところです」

――今日のゲームへの意気込みを聞かせてください。
西口「今日もチーム一丸となって総力戦で頑張っていきたいと思います」

※インタビュアー:文化放送・小宅世人アナウンサー

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アメリカ中間選挙で見えた「若者の怒り」。共和党の支配も揺るがすトランプ離れ

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、11月5日の放送に元・日刊スポーツ編集局長でジャーナリストの久保勇人が出演。11月4日に投開票となった、アメリカ中間選挙を動かしたという「若者の怒り」について解説した。

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「世界に大きな影響を与えるアメリカ中間選挙が行われました。任期折り返しのトランプ大統領に厳しい逆風が吹いています。民主党圧勝の要因のひとつだと指摘されているのが、若者たちの怒りです」

久保勇人「今回の中間選挙で最も注目されたのがテキサス州でした。共和党が支配し続け、巨大な赤い州、レッドステートと呼ばれました。そこの連邦上院選で民主党の新星・タラリコさんという州下院議員が(民主党員で)38年ぶりに議席を奪還することに成功したと。この方は37歳、進学校出身。公立中学校教師だった人です。ずっと選挙戦の初めから使い続けたフレーズがあって。『いまのアメリカの分断というのは左右ではなく上下だ』と」

長野智子「うん」

久保「これが全米的にものすごく広がったんですね。これに関連してタラリコさんは、アメリカをいま破壊している唯一のマイノリティは超富裕層である、といったことも言っている。彼がしきりに訴えたのは、イデオロギーでなく経済格差、権威主義と普通の庶民、既存のエリート層と既存の庶民、この対立なんだ。そう全面的に訴えたわけです。それに多くの若者が最初に呼応していった、という現象がありました」

長野「はい」

久保「共和党候補とタラリコさんの支持率、全体では直前まで数%ぐらいの差だったんです。ところが各種世論調査を平均すると、29歳以下の若者に限れば支持率の差は50%以上もあって。それぐらい若者に対しての求心力を持っていた」

長野「すごいことですね」

久保「それだけの大差がついた。当然、共和党の州ですから、そこを支持する若者のかなりの人数がタラリコさんへの投票を推進した、と。表明しただけでも数万人規模でハッキリ『自分はタラリコさんに投票します』と、共和党支持の若者たちが言っていた、という現実があります。このような状況はテキサス州だけでなく、全米でも同じでした」

長野「はい」

久保「たとえば選挙直前、全米規模の調査で、29歳以下の人たちが『どちらに投票しますか?』と聞かれて73%が民主党候補に投票します、と回答していたんです。翻って2024年の大統領選。なぜトランプさんが再選したかといえば、大きな要因として挙げられたのが、反エリート、既成の権威主義を打破する、インフレ対策をちゃんととる。そういうトランプさんの主張が、多くの若者に支持された。だから圧勝した。今回、若者層が大量に民主党に投票する動きが起きた」

長野「わかりやすい。全部、裏切っていますものね」

久保「ではなんで、若者がこんなに怒っているのか。やはりトランプ離れの背景にはインフレの加速、イラン情勢による燃料高騰。いまAIの進歩なんかによって就職難が起き始めている。あとやはり、トランプさんがあちこちで戦争を仕掛けていることに対し、イヤだと。特にトランプさんの関税政策や原油高によるインフレの加速。これの影響については、平均的な負担増が、一般的な国民で年間1100ドルぐらい。十数万円、増えていると」

長野「ほう」

久保「それが定説になっています。これに加えてエネルギー、ガソリンですね。これの負担増が1000ドルだとされます。トランプさんの経済政策によって富裕層は所得が増えたと。一方で中間から下位の層は負担が増えている。貧富の格差が拡大している、という状況が起きているんですね。これによって統計的な数字だと上位1%の超富裕層が、アメリカ全体の富の3割以上を占めるようになってしまったんです」

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