映画ちいかわ大ヒット!映画を見た松丸アナ感想を語る「途中、不覚にも泣いてしまって。こんなことで泣いたの初めてという感情が引き出された」

9月18日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)は、大竹まことがお休み。朝日新聞の「「映画ちいかわ」想定超える大ヒット 可愛いのに怖い、だけじゃない」という記事を元に松丸友紀アナウンサーが映画ちいかわを実際に見た感想を語った。

 7月24日公開のアニメ映画「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」が大ヒット中だ。興行収入は9月13日時点で146億円を超え、今年公開の映画でトップに。可愛らしいキャラクターたちが自然豊かな島で冒険するという、夏の子ども向け作品のようでいて、大人の心にも刺さるストーリーである点が評判を呼んでいるようだ。

 映画の原作・脚本を手掛けたのはイラストレーターのナガノさん。2020年からXに原作漫画を投稿している。基本的に、画像1枚に数コマ。「ちいかわ」「ハチワレ」「うさぎ」などが、「草むしり」や「討伐」といった労働で報酬を得たり、資格勉強に苦労したりする日常を描く。

 映画は23年に投稿された通称「セイレーン編」が原作。ちいかわたちが「特別な島へご招待」「カンタンな討伐で100倍の報酬をもらおう」というチラシのうたい文句に誘われて島に行き、住民を襲う巨大生物セイレーンに立ち向かう。

 人気雑誌でなくX発の漫画が原作のアニメ映画が興収100億円を超えるのは異例。ただ「ちいかわ」はすでにアニメ化もキャラクターグッズ化もされ、熱心なファンが大勢いた。 
講談社が刊行する単行本「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」は累計発行部数600万部超。調査会社キャラクター・データバンクによると25年の関連グッズの推定市場規模はポケットモンスターやアンパンマンに次ぐ875億円だ。

 ただ本作を配給する東宝の担当者は「想定よりかなり広い層に人気が広がっているという実感がある」といい、口コミで評判が広がっているとみる。要因はストーリーの奥深さにあるようだ。記者が映画館で出会った神奈川県の男性64歳は「世界の不条理や、ままならなさを描く人間社会の寓話だ」。ホラー映画に詳しい映画評論家の真魚八重子さんも「善悪では割り切れない複雑な事情に向き合うキャラクターの心情が描かれ、ただ怖いだけの作品ではないと評価する」。

ドランクドラゴン鈴木拓「すごいなあ。これ見たんすか松丸さん」

松丸友紀アナウンサー(パートナー)「見ました」

(中略)

鈴木「松丸さんもすごかったですか?」

松丸アナ「私はもうちいかわってもうただただかわいい世界だと思ってて、ちょうど息子が夏休み合宿で家にいなかったので、夫を誘ってたまにはこういう時間も作った方がいいかなと思って」

鈴木「もうデートですよね。冷え切った夫婦に」

松丸アナ「そうそう。だからデートっていう名前ではない感じですよね」

鈴木「じゃあもうしっかり見に行くかと」

松丸アナ「見に行こうぜみたいな感じで行って、冒頭は結構ゆるい映像が流れてきて、ああこんな感じだよなあと思ってたらとんでもない」

鈴木「ああ、そうなんですね」

松丸アナ「全然ちいかわじゃなかった。ちいこわでした。ちいでもない。かなり怖いし、ここにもありますけど、怖いだけじゃない…なんかこう人間の欲とかいろんな負のそういう」

鈴木「ちいかわで?この可愛らしいキャラで?」

松丸アナ「そうなんですよ。なんかメッセージ性も強かったし。正直、後味の悪い感じで終わるんですよ。これなんかネタバレしちゃうからあんま言えないんですけど。エンドロールが流れて、最近の映画ってエンドロールが終わった後ももうひと展開ちょっとあるんですよ。おまけみたいな。で、絶対これエンドロール終わって多分もうちょっとあると思うって私が言って、席立とうとした夫を引き止めて。そしたら…あったんですよ。それが!それがもう後味悪い感じで終わったので、どよ~んってして」

鈴木「なんか知り合いはもう4~5回もう見てると。で、最後のどよ~んは、なんかこちら側に想いを選択させるみたいな?そういう終わり方みたいな」

松丸アナ「そうなんですよ。受け止め方みたいな。受け手にすべて託された感じがして」

鈴木「もう1回見たいですか?」

松丸アナ「いやもうね、ちょっとね、私もうお腹いっぱい…。結構どよんとしちゃって」

鈴木「(笑)」

松丸アナ「その後も引きずっちゃって。途中もう私なんか不覚にも泣いてしまって。感情がジェットコースターみたいにもう乱されてだったので」

鈴木「それは途中泣いたのはいい涙ですか?悪い涙ですか?」

松丸アナ「ううんと…複雑な気持ちで湧き出てきた涙だったんですよ。感動でもないし…」

鈴木「なんだよそれ!すごいじゃない!」

松丸アナ「そうなんですよ。こんなことで泣いたの初めてっていう感情が引き出されちゃって」

鈴木「嬉し涙じゃない」

松丸アナ「嬉し涙でもないし、悲しいというのもまたちょっと違って」

鈴木「普段の生活でそういう涙流したことないんですか」

松丸アナ「1回も人生で無い涙だったんですよ。それが思いもよらず出てきた今までに抱いた感情じゃない部分が出てきちゃって」

鈴木「一言で表してください。曲がりなりにもアナウンサーなんですから」

松丸アナ「(笑)。でもね、もうジャンルがないの!」

鈴木「ないですか」

松丸アナ「センチメンタルとも違うし」

鈴木「嫌な涙なんですか?」

松丸アナ「あのね、それも嫌…嫌とも言えない。これね、見てほしい。見た人は絶対分かる!見た人は分かるんですよ。あのシーン」

鈴木「え~?見なきゃダメ?」

松丸アナ「あのシーンで思わずぽろぽろって」

鈴木「ああ、そうなんですね。でも思わずだったらなんか悲しいシーンみたいなね」

松丸アナ「悲しいけど、でもちょっと感動もあるし」

鈴木「感動もあるんすか。悲しいのに?」

松丸アナ「悲しいのに感動…。だからもうほんと相反した感情が一気に訪れた感じで」

鈴木「でももう二度と見たくないですか?」

松丸アナ「もう1回はちょっと…重いな」

鈴木「重い」

松丸アナ「重いんですよ。重いのもう重くのしかかってきちゃって人生に」

鈴木「人生に!?だって全然関係ないでしょうだって。人魚みたいなの関係ないでしょだって」

松丸アナ「人魚なんですよ。だからもう全然架空だし、全然関係ないのに、なんか自分と我が子とかを重ね合わせちゃったりとかするんですよ。これがまた」

鈴木「それはお母さんだからこそ泣いたみたいなところもある?」

松丸アナ「でもね、そこの泣いたとかは、そこのシーンじゃないんですよ」

鈴木「なんだよそれ!(笑)」

松丸アナ「そこのシーンはね、うん。うんって共感できたんです。親として重ね合わせて」

鈴木「何回も泣くシーンはあったんですね」

松丸アナ「泣きそうなところはあったけど、最後ポロッとしたのは、もういろんな感情が入り乱れてのシーンだったんですよ」

鈴木「すげ~!」

松丸アナ「だからすごいなと思って。まだまだアニメすごいなって思いました」

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アメリカ中間選挙で見えた「若者の怒り」。共和党の支配も揺るがすトランプ離れ

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、11月5日の放送に元・日刊スポーツ編集局長でジャーナリストの久保勇人が出演。11月4日に投開票となった、アメリカ中間選挙を動かしたという「若者の怒り」について解説した。

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「世界に大きな影響を与えるアメリカ中間選挙が行われました。任期折り返しのトランプ大統領に厳しい逆風が吹いています。民主党圧勝の要因のひとつだと指摘されているのが、若者たちの怒りです」

久保勇人「今回の中間選挙で最も注目されたのがテキサス州でした。共和党が支配し続け、巨大な赤い州、レッドステートと呼ばれました。そこの連邦上院選で民主党の新星・タラリコさんという州下院議員が(民主党員で)38年ぶりに議席を奪還することに成功したと。この方は37歳、進学校出身。公立中学校教師だった人です。ずっと選挙戦の初めから使い続けたフレーズがあって。『いまのアメリカの分断というのは左右ではなく上下だ』と」

長野智子「うん」

久保「これが全米的にものすごく広がったんですね。これに関連してタラリコさんは、アメリカをいま破壊している唯一のマイノリティは超富裕層である、といったことも言っている。彼がしきりに訴えたのは、イデオロギーでなく経済格差、権威主義と普通の庶民、既存のエリート層と既存の庶民、この対立なんだ。そう全面的に訴えたわけです。それに多くの若者が最初に呼応していった、という現象がありました」

長野「はい」

久保「共和党候補とタラリコさんの支持率、全体では直前まで数%ぐらいの差だったんです。ところが各種世論調査を平均すると、29歳以下の若者に限れば支持率の差は50%以上もあって。それぐらい若者に対しての求心力を持っていた」

長野「すごいことですね」

久保「それだけの大差がついた。当然、共和党の州ですから、そこを支持する若者のかなりの人数がタラリコさんへの投票を推進した、と。表明しただけでも数万人規模でハッキリ『自分はタラリコさんに投票します』と、共和党支持の若者たちが言っていた、という現実があります。このような状況はテキサス州だけでなく、全米でも同じでした」

長野「はい」

久保「たとえば選挙直前、全米規模の調査で、29歳以下の人たちが『どちらに投票しますか?』と聞かれて73%が民主党候補に投票します、と回答していたんです。翻って2024年の大統領選。なぜトランプさんが再選したかといえば、大きな要因として挙げられたのが、反エリート、既成の権威主義を打破する、インフレ対策をちゃんととる。そういうトランプさんの主張が、多くの若者に支持された。だから圧勝した。今回、若者層が大量に民主党に投票する動きが起きた」

長野「わかりやすい。全部、裏切っていますものね」

久保「ではなんで、若者がこんなに怒っているのか。やはりトランプ離れの背景にはインフレの加速、イラン情勢による燃料高騰。いまAIの進歩なんかによって就職難が起き始めている。あとやはり、トランプさんがあちこちで戦争を仕掛けていることに対し、イヤだと。特にトランプさんの関税政策や原油高によるインフレの加速。これの影響については、平均的な負担増が、一般的な国民で年間1100ドルぐらい。十数万円、増えていると」

長野「ほう」

久保「それが定説になっています。これに加えてエネルギー、ガソリンですね。これの負担増が1000ドルだとされます。トランプさんの経済政策によって富裕層は所得が増えたと。一方で中間から下位の層は負担が増えている。貧富の格差が拡大している、という状況が起きているんですね。これによって統計的な数字だと上位1%の超富裕層が、アメリカ全体の富の3割以上を占めるようになってしまったんです」

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