【日本民間放送連盟賞2026】文化放送の作品が2部門で優秀を受賞!


『2026年日本民間放送連盟賞』中央審査会審査結果が9月18日、民放連理事会において決定し、公表されました。文化放送は「ラジオ報道部門」で『文化放送 終戦80年スペシャル 戦争を知らない私たち』、また「ラジオCM 第1種(20秒以内)」で『湖池屋 カラムーチョ/砂漠 篇(20秒)』が「優秀」を受賞しました。

審査では、『文化放送 終戦80年スペシャル 戦争を知らない私たち』について、「遠くなっていく戦争の記憶を、若い世代にどのように継承していくのかを模索した実験的な試みであり、体験者なき時代の継承の在り方を問いかける優れた作品」と評されたほか、『湖池屋 カラムーチョ/砂漠 篇(20秒)』については、「カラムーチョが最も必要とされない状況を設定する発想が秀逸で、巧みな演技と効果音は情景や味わいまで想起させる。多くの人に親しまれてきたロングセラー商品ならではの強みを生かした企画」などと評されました。

◆ラジオ報道番組部門 優秀 『文化放送 終戦80年スペシャル 戦争を知らない私たち』

放送日時:2025年8月15日(金)午後4時00分~5時00分
出演: アーサー・ビナード(詩人)/ナレーション: 鈴木純子(文化放送アナウンサー)
プロデューサー: 関根英生  ディレクター:相笠淳一
構成: 服部幸子  取材: 石森則和  制作協力: よしだ教室(埼玉県さいたま市)の子どもたち12名
番組概要: 戦後80年の節目に放送した当番組は、これまでの「事実の発掘」という手法から視点を変え、「未来への継承」という本質的なテーマに挑みました。戦争体験者が不在となる戦後100年を見据え、今後の語り部となる10〜12歳の小学生とアーサー・ビナード氏が対話。過去の凄惨な戦争を現代の子どもたちはどう捉え、彼らと戦争をどう繋ぐことができるのか。次世代とともに「これから」の平和のあり方を問いました。

◆ラジオCM 第1種(20秒以内)優秀 文化放送『湖池屋 カラムーチョ/砂漠 篇(20秒)』

プロデューサー: 佐藤寿夫 ディレクター: 南理子 ミキサー:上原裕司 アカウントプランナー:松本幸奈
CM内容:
SE(黄砂の風、砂漠を歩く音)
M~
男     暑い・・・もうだめだ。水を・・・水をくれ。
外国人  オニイサン!
男     っ!!
外国人  カラムーチョ、アルヨ!!
男     カ、カラムーチョ!?今そんなもの・・・
外国人  カラムーチョ、アルヨ!!
SE(カラムーチョを食べる音)
N     ついつい食べちゃう。湖池屋カラムーチョ。
男     しまった!水をくれー!!!

「日本民間放送連盟賞」
…質の高い番組がより多く制作・放送されることを促し、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、民放連が1953年に創設した賞です。

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アメリカ中間選挙で見えた「若者の怒り」。共和党の支配も揺るがすトランプ離れ

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、11月5日の放送に元・日刊スポーツ編集局長でジャーナリストの久保勇人が出演。11月4日に投開票となった、アメリカ中間選挙を動かしたという「若者の怒り」について解説した。

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「世界に大きな影響を与えるアメリカ中間選挙が行われました。任期折り返しのトランプ大統領に厳しい逆風が吹いています。民主党圧勝の要因のひとつだと指摘されているのが、若者たちの怒りです」

久保勇人「今回の中間選挙で最も注目されたのがテキサス州でした。共和党が支配し続け、巨大な赤い州、レッドステートと呼ばれました。そこの連邦上院選で民主党の新星・タラリコさんという州下院議員が(民主党員で)38年ぶりに議席を奪還することに成功したと。この方は37歳、進学校出身。公立中学校教師だった人です。ずっと選挙戦の初めから使い続けたフレーズがあって。『いまのアメリカの分断というのは左右ではなく上下だ』と」

長野智子「うん」

久保「これが全米的にものすごく広がったんですね。これに関連してタラリコさんは、アメリカをいま破壊している唯一のマイノリティは超富裕層である、といったことも言っている。彼がしきりに訴えたのは、イデオロギーでなく経済格差、権威主義と普通の庶民、既存のエリート層と既存の庶民、この対立なんだ。そう全面的に訴えたわけです。それに多くの若者が最初に呼応していった、という現象がありました」

長野「はい」

久保「共和党候補とタラリコさんの支持率、全体では直前まで数%ぐらいの差だったんです。ところが各種世論調査を平均すると、29歳以下の若者に限れば支持率の差は50%以上もあって。それぐらい若者に対しての求心力を持っていた」

長野「すごいことですね」

久保「それだけの大差がついた。当然、共和党の州ですから、そこを支持する若者のかなりの人数がタラリコさんへの投票を推進した、と。表明しただけでも数万人規模でハッキリ『自分はタラリコさんに投票します』と、共和党支持の若者たちが言っていた、という現実があります。このような状況はテキサス州だけでなく、全米でも同じでした」

長野「はい」

久保「たとえば選挙直前、全米規模の調査で、29歳以下の人たちが『どちらに投票しますか?』と聞かれて73%が民主党候補に投票します、と回答していたんです。翻って2024年の大統領選。なぜトランプさんが再選したかといえば、大きな要因として挙げられたのが、反エリート、既成の権威主義を打破する、インフレ対策をちゃんととる。そういうトランプさんの主張が、多くの若者に支持された。だから圧勝した。今回、若者層が大量に民主党に投票する動きが起きた」

長野「わかりやすい。全部、裏切っていますものね」

久保「ではなんで、若者がこんなに怒っているのか。やはりトランプ離れの背景にはインフレの加速、イラン情勢による燃料高騰。いまAIの進歩なんかによって就職難が起き始めている。あとやはり、トランプさんがあちこちで戦争を仕掛けていることに対し、イヤだと。特にトランプさんの関税政策や原油高によるインフレの加速。これの影響については、平均的な負担増が、一般的な国民で年間1100ドルぐらい。十数万円、増えていると」

長野「ほう」

久保「それが定説になっています。これに加えてエネルギー、ガソリンですね。これの負担増が1000ドルだとされます。トランプさんの経済政策によって富裕層は所得が増えたと。一方で中間から下位の層は負担が増えている。貧富の格差が拡大している、という状況が起きているんですね。これによって統計的な数字だと上位1%の超富裕層が、アメリカ全体の富の3割以上を占めるようになってしまったんです」

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