師弟の絆とヴィンテージミシンで作る究極の一着…福岡県嘉麻市のデニム工房

こんにちは。RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーの蒲池みなみです。梅雨明け間近、夏本番が目前に迫ってきましたね。今年の夏は、青空に映えるこだわりのデニムをオーダーしてみませんか? 6月22日放送の『#さえのわっふる』で、福岡県嘉麻市大隈町にあるデニム工房兼オーダーメイドショップ「Good Old & Co.」からリポートをお送りしました。

お話を伺ったのは、オーナーの内野皓基さん(24)と、その師匠、梶原大輔さん(46)です。

幻の「ファースト」モデルを完全再現!

2年前にオープンしたというお店は、とってもお洒落な空間! 店内にはヴィンテージミシンが約50台もズラリと並び、デニムのジャケット、パンツ、キャスケットなどのサンプル品が置かれています。

その中の一着であるデニムジャケットを、試着させていただきました。実はこれ、デニムジャケットの元祖とも言える「ファースト」と呼ばれる初期モデルを再現して作られたものなんです。ステッチが可愛らしく、キレイめからカジュアルまで幅広いコーデに合わせられそうな素敵な一着でした!

この「ファースト」を再現するために、師匠の梶原さんは並々ならぬこだわりを注いでいます。 現存する本物のファーストモデルを手作業で糸を解き、ボタンを外し、完全に解体して作り方を学んだそうです。さらに、使われている糸や生地、留め具は現在では作られていないものばかり。そのため、わざわざ作ってくれる会社を探し出し、一からデザインして特注で作ってもらったというから驚きです!

1着になんと12台! ヴィンテージミシンへのこだわり

店内に並ぶたくさんのヴィンテージミシン。一体なぜこんなに必要なのか伺うと……なんと、デニムを1着作るのに「12台」のミシンが必要になるからなんだそうです! 部位ごとに用途が違い、1個のパーツの作業に専用のミシンが1台必要になります。しかも、そのミシンたちは、ほぼ100年前の戦前に作られたとても貴重なものばかり。 もともとサラリーマンとして働いていた梶原さんが、「定年後の仕事にしよう」と1台ずつ集め、今では50台にまで増えたのだそうです。

ヴィンテージミシンで作るデニムの魅力とは?

ジーンズってもともとは作業着で、例えば今のミシンだったら綺麗になりすぎてしまう。綺麗すぎてもかっこよくないっていうのが、僕の信条です。洗ってできるシワや、そのものの雰囲気がヴィンテージミシンだと自然になる。故意に作らなくていいんですよ。押したり引っ張ったりしなくていい。そこが気に入っていますね。

占いが的中?22歳差の師弟を繋いだ運命の出会い

そして気になったのが、22歳も年の差があるオーナーの内野さんと師匠・梶原さんの出会いです。

2年前、大学生だった内野さんは「就職するなら自分の好きなことをしたい!」と考えました。元々デニムが大好きだった内野さんは、Instagramで流れてきた梶原さんの投稿に目が留まり、「作り方を教えてほしい」と電話をかけたそうです。最初は「とりあえず直接会って作り方だけ教えてもらおう」くらいの気持ちだったと言います。

一方、電話を受けた梶原さんは「変わった子が電話してきたな」と思ったそうですが、直接会ってみるととても真面目な好青年で驚いたそうです。

これが不思議、10年前に占いの人から『メガネをかけた好青年がデニムを作る上でキーパーソンになる、いい子が現れる』って予言されてたんですよ。(内野さんと)会った時は、まだ占いは半信半疑で、メガネはかけているけど、この子がどうなのかってわかりませんでしたね。ただやっぱり、今の子にはないハングリー精神、熱意、諦めない心意気がありました。

そこで梶原さんは、一つ宿題を出しました。

俺ができたんだから、情熱があるなら君にもできる。本当にやりたいなら、まず自分でミシンを1台買って、形にしてきなさいと。そしたら彼はそれをやりのけたので、まあこれはもう約束を守らないといけない、ということで、お店を出して 二人でスタートさせようっていう話になりました。その時に占いのときのあの子だったと確信に変わった感じですよね。

その作った1着について、当時を振り返って内野さんは

ミシン使ったことなかったんで、もう(縫い目は)ガタガタだし。縫い忘れているとこもあったし。まあ、一応形にはなったっていうぐらいのものでしたね(笑)

内野さんは弟子入りを機に梶原さんの家の近くに住み、毎日三食を一緒に摂っているそうです。師匠と弟子の関係を超えて、ほぼ家族のような存在になっていると教えてくれました。

こだわりのデニムと、心温まる師弟のストーリーが詰まったGood Old & Co.。皆さんもぜひ、究極の1着に出会いに足を運んでみてください。

【店舗情報】 Good Old & Co.
住所: 福岡県嘉麻市大隈町396
営業時間: 11:00〜17:00
定休日: 月曜日・火曜日

#さえのわっふる
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 13時00分~17時00分
出演者:武田早絵、光ママ
番組ホームページ

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※放送情報は変更となる場合があります。

高市首相が所信表明演説 消費税減税の効果と中東危機の影響は?

10月6日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、「高市早苗首相の所信表明演説」について意見を交わした。

物価上昇が本格化してくるのは、高市政権とかの話じゃなくて中東危機の影響

高市早苗首相は臨時国会が召集された10月5日、衆院本会議で所信表明演説を行った。「強い経済」の実現を前面に打ち出し、今後5年間の国内投資の道筋を示す「成長戦略実行計画」を年内に策定すると表明した。飲食料品の消費税減税について「家計に少しでもゆとりを生み出したい」と述べ、関連法案の成立に意欲を示した。 

高市内閣の最優先課題は「経済の力で国民の暮らしを守り『希望ある未来』を切り開くことだ」と語った。大規模な財政支出で国内投資を引き出す「責任ある積極財政」を進める一方、「財政の持続可能性」も確保すると訴えた。 

消費税減税の財源については「市場の信認を得られるよう特例公債(赤字国債)に頼らずに確保する」と改めて言明し、「心配には及ばない」と述べた。 

「“消費税減税の財源について、特例公債(赤字国債)に頼らずに確保”という発言ですけど、田中さん、この辺りはいかがでしょうか?」(寺島アナ) 

「私なんかは国民の生活を支えるためには、積極財政の方に力を入れるべきだと思っていますが、利上げをすれば当然国債利回りにも悪影響を与えます。そういった意味で緊縮財政派が非常に活発であることを受けて、所信表明を聞くと“責任ある積極財政”の方にかなり気を遣っている。でもやはり問題なのは中身ですよね」(田中氏) 

「ええ」(寺島アナ) 

「“赤字国債”みたいなものに依存しないと、これは経済学的な根拠はないんですが、それでも周りがうるさいから配慮してやる目処が立っているんだと思います。昨日の所信表明演説で“それが可能である”と言っているんだから、財務省や片山さんはそれなりのものを出してくれないと困りますよね。最近リフレ批判をやっている片山さん、ちゃんとやることをやってくれればね。それはさておき、消費減税よく話題になるじゃないですか。“どれだけ物価を押し下げるのか?”とか」(田中氏) 

「そうですね」(寺島アナ) 

「でも簡単に言うと、押し下げないわけないですよね。周りが下げているのに、自分だけ消費税減税分だけ価格を上げたら、特にスーパーなんか買いに行かないですから」(田中氏) 

「その店は負けますよね」(寺島アナ) 

「ただし一つ注意しなきゃいけないのは、これから物価上昇が本格化してくるのは、高市政権とかの話じゃなくて中東危機の影響が本格化してくるんです。政府が試算を出しているんで、それに基づいて言うと、消費者物価はピーク時には中東危機の前の数字に比べて1.5%上乗せ。ピーク予想だと消費者物価はマックス3%。そこまでいかなくても2.5%は超えてくる可能性はある。これは私もずっと言っていることですよね」(田中氏) 

「ええ」(寺島アナ) 

「その流れのなかで、消費減税の効果がどれくらい消費者物価を押し下げるか。これも色んな見方がありますが、大体1.5~2%くらい下げてくると思われます。となると、ひょっとしたら中東危機の悪影響と消費減税で消費者物価を押し下げる効果が最終的にはプラマイ0になっちゃって、中東危機の前の水準と比べるとあまり恩恵が無いかもしれない」(田中氏) 

「はい」(寺島アナ) 

「ガソリンの暫定税率を廃止したら下がりましたよね? でも中東危機でガソリン価格が上がっちゃったんで、どれだけの恩恵なのか分からなくなっちゃってますよね。それと似たような感じが一時的にあるかもしれない。ただ、消費減税は2年間やりますから、中東危機の影響がさすがに2年間続くシナリオは難しいので。それもトランプさん次第ですけどね」(田中氏) 

 

 

〈出典〉 

「強い経済」実現へ、実行計画策定 対中外交「責任ある行動求める」 首相が所信表明演説 | 産経新聞

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