ケーキもアイスもクルマで運べる!? デンソーの小さな冷凍機"D-mobico"

ゲストは、株式会社デンソー 商用サーマル技術部 室長の山崎淳(やまざき・じゅん)さん。今回伺うのは、さまざまな車に載せられる小型の冷凍・冷蔵システム「D-mobico(ディー・モビコ)」について。専用の冷凍車を使わずに冷たいものを運ぶ、その仕組みと開発の背景に迫ります。

車のエアコンが得意なデンソーが、「小さな冷凍機」をつくった

西田 山崎さんが所属する「商用サーマル技術部」。サーマルというのは、つまり「熱」のことですよね。

山崎 そうですね。熱をコントロールする技術を扱っています。

西田 今回のD-mobicoも、まさに“冷やす技術”から生まれた製品だと思います。そもそもデンソーは、どんな会社なんでしょうか。

山崎 デンソーは、自動車技術やシステム、製品を提供するグローバルな自動車部品メーカーです。1949年に「日本電装」として創業しました。

西田 もともとは、トヨタ自動車の電装品部門が独立してできた会社なんですね。

山崎 そうです。現在はモビリティを中心とした事業を通じて、「究極のゼロ」を目指しています。

西田 「究極のゼロ」とは?

山崎 ひとつは環境負荷をゼロにすること。もうひとつは、交通事故による犠牲者をゼロにすることです。

西田 世界初の製品も、約180以上あるそうですね。僕が小学生だとして、「デンソーがつくったすごいものって何?」と聞いたら、何を教えてくれますか?

山崎 たくさんありますが、身近なものだと車のエアコンですね。

西田 家庭用のエアコンとは、かなり違うものなんでしょうか。

山崎 違いますね。車は炎天下にさらされますし、エンジンからの熱もあります。そうした環境のなかで、熱をコントロールしなければいけません。

西田 いろいろな技術が組み合わさっているんですね。そんな“冷やすこと”が得意なデンソーが今回つくったのが、車に載せる小さな冷凍機「D-mobico(ディー・モビコ)」です。

山崎 D-mobicoは、さまざまなモビリティに搭載できて、誰でも簡単に扱える小型の冷凍・冷蔵システムです。持ち運ぶこともできます。

冷凍車じゃなくても。「冷やしたい箱だけ冷やす」

西田 そもそも、なぜ小型の冷凍・冷蔵システムをつくろうと思ったんでしょう?

山崎 きっかけは、物流現場の困りごとでした。2018年ごろからECが急拡大して、それに伴って冷凍・冷蔵の物流も増えてきたんです。

西田 冷たいスイーツや新鮮な食材も、家まで届けてもらえるようになりましたよね。しかも、多品種を小口で運ぶ仕事が増えている。

山崎 そうなんです。一方、冷凍・冷蔵品を運ぶには、一般的に専用の冷凍車を使います。ただ、冷凍車は価格も高い。これからさらに人手不足が進めば、温度管理が必要なものをタイムリーに運べなくなるかもしれません。そこで、「冷凍車でなくても、誰でも温度管理された配送ができる仕組みが必要なんじゃないか」と考えたのが、D-mobico開発のきっかけでした。

西田 実物が目の前にありますが、持ち上げられるくらいの大きさなんですよね。

山崎 そうですね。持ち運んで使うことができます。

西田 専用のボックスに取り付けると、その箱だけを冷やせる。つまり、トラック全体を冷やす必要がないわけですね。

山崎 その通りです。冷凍・冷蔵品と常温の荷物を、同じ車で運ぶこともできます。

西田 車も選ばない。

山崎 選びません。

西田 専用の冷凍トラックだけでなく、いろいろな車に載せられる。それだけで、運び方の自由度がかなり変わりそうです。

山崎 実際に使っている方からは、「配送が楽になった」という声もいただいています。冷凍車の荷室に入って奥から荷物を取り出す必要がなくなったり、常温品と一緒に積めることで積載効率が上がったり。そうした使い方が生まれています。

西田 ちなみに「D-mobico」という名前は、どうやって決まったんですか?

山崎 開発中は「モバイル冷凍機」と呼んでいたんですが、もう少し愛着の湧く名前にしたくて。開発チームで案を出し、最後は投票で決めました。「D」はデンソーのDです。

西田 たしかに、ひとの名前みたいで親しみがありますね。

D-mobicoを「物流の選択肢を増やす仕組み」に

西田 D-mobicoは、これからどんなふうに広がっていくのでしょう?

山崎 単なる冷凍機ではなく、「物流の選択肢を増やす仕組み」にしていきたいと考えています。

西田 選択肢が増えれば、これまで配送に参加できなかったひとも参加できるかもしれない。

山崎 そうですね。それに、D-mobicoは配送だけに使うものでもありません。冷やすためのボックスをカスタマイズすれば、バックヤードの保冷ストッカーとして使うこともできます。イベント会場など、一時的に冷蔵設備が必要な場所にも活用できます。

西田 僕は昔、お取り寄せ特集の撮影で200品以上の商品をスタジオに集めたことがあるんです。そのときは業務用の冷凍庫や冷蔵庫を7台くらい持ち込んで、大騒ぎでした(笑)。

山崎 D-mobicoなら持ち運べますね。

西田 そう考えると、いろんな使い方ができそうですね。今日は、株式会社デンソーの山崎淳さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

山崎 ありがとうございました。

(TBSラジオ『見事なお仕事』より抜粋)

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ドラフト制度を落語界も導入!? 春風亭一蔵がメリット解説「めちゃめちゃ修行する」

落語家の春風亭一蔵がパーソナリティを務めるラジオ番組『春風亭一蔵 ラジオマガジンフライデー!』(文化放送・金曜日午前8〜11時30分)10月23日の放送では、パートナーの水谷加奈アナウンサーとともに、気になる様々なニュースについてトークを繰り広げた。

水谷「ニュース一蔵キャッチアップ。まずはニュースをお伝えします」

――様々なニュース紹介あって――

水谷「プロ野球ドラフト会議がきのう開かれ、アメリカ球界入りを希望している横浜高校の織田翔希投手を巨人が単独で1位指名し交渉権を獲得しました。山梨学院高校の菰田陽生選手は日本ハムが1位指名しました。青山学院大学のキャッチャー渡部海選手と鈴木泰成投手はいずれも2球団で競合し、楽天が渡部選手の、ソフトバンクが鈴木投手の交渉権を得ました。ニュースをお伝えしました。一蔵さんが気になったニュースは何でしょうか」

一蔵「ドラフトね。昨日1日、鈴本演芸場のテレビもドラフトが映し出されていてですね、楽屋で話になったんですけど、落語家もこのドラフト制度を導入した方がいいんじゃないかと」

水谷「おおお…」

一蔵「つまりはですね、入門したらプロにはなるんですけど、噺家でいうと真打ちというのは本当のプロになるということじゃないですか。だから前座二ツ目修行を、14年ぐらい終えた時に、一門ドラフト会議を開いてですね、「こいつは、本当にうちの一門で必要なのか」をまず会議して」

水谷「うわ、きつい~」

一蔵「もしも、いらないとなると「放出」ということで。例えば、うちの春風亭から放出された場合、古今亭か柳家か三遊亭か林家が取るか取らないか。取らないと真打ちになれない、みたいなのをやったら、多分、めちゃめちゃみんな修行するなと」

水谷「頑張るでしょうね」

一蔵「だから、もう取ってもらえるかどうか分からないからっていう、くだらない話をずっとしてたのが寄席の楽屋っぽくてよかったなと思ったんですけど。ドラフトにかからなかった方も、社会人になって、そこで花開いて再びドラフトというパターンだっていっぱいありますから。高校生から鳴り物入りで入る人の方が全然少ないんで、腐らずやっていこうぜって思いました」

――中略――

一蔵「これは嬉しかったね、共同通信の記事で『マクドナルドが390円セット 午後2時以降、飲料とポテトなど』ということで。これ、何のセットかっていうと、サイドメニューとドリンクのセットなんです」

水谷「あ、そうなんだ」

一蔵「そういうこと。だから、ハンバーガーじゃないですよと」

水谷「はい」

一蔵「ポテトやチキンマックナゲット、プチパンケーキなど、サイドメニューとドリンクのセットが390円になるよっていうニュースなんですが。ワタシね、この番組でも何回か言っておりますけれども中学生の時は500円玉握って。我が練馬区には光が丘公園という大きな公園がございまして、そこのバスケットゴールで、みんなでバスケやって、帰りにマック寄って、500円ワンコインでテリヤキマックバーガーとフライドポテトのMサイズとコカ・コーラを飲んで帰るというのが本当に楽しい思い出だったんで」

水谷「500円でOKだったんだ」

一蔵「500円だったんです」

水谷「そっか~」

一蔵「消費税で525円だったかな、5%で。500円玉とちょっとで、そのセットをみんなで食べて。それで帰って、また晩飯食って。このボディということなんですけど。何が言いたいかというと、この390円セット。サイドメニューとドリンクだとはいえ、若い学生さんたちが気軽に「じゃあ、ナゲットとドリンクでちょっと喋ろうよ」みたいなのが、またマックで復活できるんじゃないかな。普通のセットだと、ハンバーガーとポテトとドリンクのセットだと、結構いい値段、今するから、気軽に入れないなって思ってたところを、これを発表してくれたことによって、気軽に入れるマックが戻ってくるんじゃないかっていうので嬉しいなと、ワタクシは思いました」

――中略――

一蔵「最後! 食品産業新聞で『「いももち串」や「ポテトチップス カツ丼味」、「厚切りハムカツ」など、惣菜・サイドメニューに全4品が新登場【かつや】』というね。これね、すごいのがさ、店内で揚げてるポテトチップスよ」

水谷「おいしそう」

一蔵「店内揚げなの。これはいいでしょ、しかも、それが200円しないという」

水谷「安いですね」

一蔵「ポテトチップス、カツ丼味って、もはや何がしたいんだか分からない感じもね」

水谷(笑)

一蔵「カツ丼なの?ポテトチップスなの?と。この感じもやっぱ我が「かつや」さんは攻めてくださってるなと思ったんで、ここまででニュースのコーナーとさせていただきましょうか」

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