「除湿剤」と「乾燥剤」の違い。分かりますか?

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』は月~金の11:00~13:00生放送。

6月26日の「生活は踊る」。番組の月1レギュラー、家事・掃除アドバイザーの藤原千秋さんが「効果的な除湿剤の使い方!」を教えてくれました!


【プロフィール】
住まいや“家事・掃除”まわりの記事執筆を専門とする、ライターでアドバイザー。これまでに使ったお掃除グッズの数は、なんと1000種類以上。また、3人の娘を育てる母親でもあります。

湿気をとるためには大前提として…「風通し」をよくすること。梅雨時から真夏にかけての時期というのは、家のそこかしこに湿気が溜まってしまっているような体感(雰囲気や臭い)が…。湿気対策を施すなら「その」部分を覆う蓋や扉を開けたり、周りのものの位置を変えるなどして風通しを良く整えたり、さらに人工的に風を送るなどして乾燥を促す必要があります。

ただ諸々の環境事情や割ける手間の度合いによっては、水分を吸収する効果のある「除湿剤」をその場所に置くことで、乾燥させる方法を採ることになります。

そもそも除湿剤と除湿剤ってなに?

最初に知っておいて欲しいのが…「除湿剤と乾燥剤の違い」。

除湿剤とは?

「除湿剤」は…湿気を取り除くために用いられる薬剤や製品のことです。 「除湿剤」の成分は主に固形の塩化カルシウムで、豆腐の凝固剤など食品添加物としても使用されており、除湿剤として以外に凍結路面の融雪剤としても使われている、比較的身近な物質です。

乾燥剤とは?

「乾燥剤」は…多く食品や医薬品の乾燥を促すため、市販パッケージに封入されるなどして使用されているものを指しています。「乾燥剤」は、シリカゲル(二酸化珪素)や生石灰(酸化カルシウム)をが主成分となっています。

どれだけ水分の吸収率に差があるのかというと…除湿剤の「塩化カルシウム」は水分に触れると液化する性質を持ち、自重の3〜4倍もの水分を吸収する。一方「シリカゲル」は自重の5割ほど、「生石灰」は自重の3割ほどの湿気を吸収します。なので、湿気をとるならもちろん除湿剤を選ぶべきです。

除湿剤を置く場所は、下駄箱と押入れを最優先に!

特に湿気がたまりやすく、注意しておきたい場所が下駄箱と押入れ。下駄箱は靴に嫌な匂いがつきやすく、押入れは服や布団にカビがついてしまうので、被害が大きい場所なんです。なので、まずはじめにこの2箇所に除湿剤を置くことを最優先にしましょう。

除湿剤はとにかく…床に近いところに置く!

湿気は床に近い部分から湿気が溜まっていくので、ここに除湿剤を置くことで効果的な湿気対策ができます。クローゼットには、ハンガータイプの引っかける除湿剤がありますが、これだけでは効果は半減します。効果が無いわけではないですが、優先すべきはまず床の除湿。ハンガータイプを使用するのであれば、床に置くタイプと併用するのがおすすめ。

おすすめの除湿剤は「ドライペット」

エステーから販売されている除湿剤シリーズ「ドライペット」。下駄箱、押入れ、流しの下など場所を選ばず、どこにでも気軽に置ける汎用タイプで、有効期間は3~6ヵ月。価格は3つで181円。

リビングには置かない

「除湿剤」は押し入れや下駄箱といった、閉じた空間の湿気を吸収することに対し、主に使用されます。それより大きな空間、例えばリビングの真ん中に置いてその空間の湿気を取ったりするようなことには向きません。

 

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街裏ぴんく R-1優勝の裏に笑福亭鶴瓶の言葉「ベタもできるようにしときや」

笑福亭鶴瓶が5月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演、『R-1グランプリ2024』(関西テレビ/フジテレビ系)で優勝したピン芸人・街裏ぴんくにアドバイスを送った。

笑福亭鶴瓶、街裏ぴんく

2017年ごろから交流があり、街裏ぴんくの“嘘漫談”を気に入っている鶴瓶。ここ数年は「会わん方がいいかな」と思い共演はしていなかったが、R-1優勝をきっかけにまた番組で共演できたことを喜んでいた。

「鶴瓶さんは恩人です」と語る街裏ぴんくは、鶴瓶からかけられた言葉で印象に残っているものが数多くあるという。

その一つが「ベタもできるようにしときや」。

メールで年始の挨拶をした時に鶴瓶さんから返ってきた一言で、これを見た街裏ぴんくはハッとした。以前『桃色つるべ』(関西テレビ)に出演した際に漫談を披露した街裏ぴんく。ももいろクローバーZとは初対面ではあるが、鶴瓶にも“こんなネタあるんですよ!”と見てもらいたい一心で劇場でもあまり披露していないネタを選んだという。

「変にかかりすぎて、全然だったんですよ。“いやおもろいネタあるやん”と(鶴瓶)師匠が言ってくれて」

鶴瓶が以前から気に入っているという“アンパンマンのネタ”をももクロに見せたらと提案してもらい、改めて披露したネタはしっかりと笑いをとったという。

笑福亭鶴瓶、街裏ぴんく

その経験から、初見の人がいる時のネタの選び方などの意識を学んだ街裏ぴんく。街裏ぴんくの中での“ベタ”とは“広く伝えること”だと考え、それが試せる場としてR-1の存在があったという。鶴瓶さんから言われた「ベタもできるようにしときや」という言葉で意識が変わり、今回の優勝に繋がったと語った。

鶴瓶は「サービス精神でもあり、俺への優しさでもあり」とその気持ちを汲みつつも、初見の人を中心に考えた方が良いとアドバイス。

笑福亭鶴瓶、街裏ぴんく、上柳昌彦

ラジオで話す内容についても「なんべんコスってもええねん。初めての人多いねんもん」と語り、これからR-1優勝を機に、初めて街裏ぴんくのことを知る機会が増えた今「絶対ウケなあかん」と鼓舞した。

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