障害者支援者団体「ジュンコ・フラサークル」主宰 小林順子さんが登場。厳しい現実に向き合いながらも家族の絆を深めた出来事とは?!

高島麻衣子がDJを務めるFMヨコハマ『プラする〜あなたにプラスするラジオ〜』 [10月15日(日)、10月22日(日)放送]は、障害者支援者団体「ジュンコ・フラサークル」を主宰されている小林順子さんをお迎えし、フラダンスの魅力はもちろん、最重度知的障害の息子さんと共に生き、現在行なっている活動や生きがいなどについてもお話を伺います。

小林順子さんは、現在55歳。神奈川県茅ヶ崎市出身。障害者支援者団体「ジュンコフラサークル」主宰する小林さんは、最重度知的障害で自閉症の息子さんの母で乳がんサバイバー。息子さんは重い障害ゆえの自傷行為やパニックの日々が続いていました。そんな中、小林さん自身が乳がんに罹患したことで、生きる上で大切なことに気づき家族全員の生活が激変。それらを書いた、手記「有難う」が第55回NHK障害福祉賞最優秀賞を受賞。闘病と障害児育児を支えてくださることに感謝し「皆さんの充電器になりたい」という思いで、Hula(フラダンス)を通してボランティア活動を実施、その活動は多くのメディアでも取り上げられています。

現在23歳になる息子さんが最重度知的障害の自閉症と診断されたのは3歳の時。医師から告げられた際、まずは納得する気持ちしかなかったそうです。というのも、それまでに息子さんの行動に不可解な点があったからだとか。そこから小林さんは事実を受け止め息子さんを守る日々を過ごしました。振り返って見ると今だからこそ「嬉しい」と思える事もあったものの、当時は嬉しい事もすぐに辛い出来事にかき消されてしまっていたとの事。

そんな中、小林さん自身が47歳の時に乳がんに罹患。進行性の早い乳がんだった為、見つかった時には早期発見とはいえない段階ですぐに抗がん剤治療を始めました。「これが息子と主人にとって良かったのです」との事。先に半年間自宅で抗がん剤治療を行う事によって、ご主人に息子さんのお世話の仕方を教える事ができ、何よりも息子さん自身が協力してくれるようになり、家族の絆がより深まったそうです。

乳がんの治療が落ち着き、何か運動を始めようと思い出会ったのがHula(フラダンス)。小林さんの人生を大きく変えることになったフラダンスですが、実は当初フラメンコを習いたかったそう?!「Hulaが私を選んでくれた」と笑顔で語る小林さん。その理由は?「フラメンコを踊る時、みんな険しい顔をしていませんか?フラダンスは笑顔で踊っていますよね」確かに!と高島さんも大きく納得。Hulaを踊る時、笑顔で居る事が最高の免疫力アップに繋がる。これは科学的根拠(エビデンス)に基づいたもので、1日約10分間笑顔でいると免疫力がアップするそうです。約10分というと2曲Hulaを踊ると免疫力がアップするのだとか。またHulaの練習中に笑顔でいる自分の姿を鏡で観るによって心が穏やかになり、美しい姿に喜びを感じる事も。また、Hulaは一人ではなく団体で踊る事が多い事から、仲間を作る事ができる。こちらもHulaを選んだ大きなきっかけとなったそうです。

Hulaを通してこれまでお世話になったか方々に恩返しをしたい!そんな思いからHulaの講師の資格を取得し、障害児者支援者(障害のあるお子さんの保護者の方やスタッフさん)、ピンクリボン(乳がん経験者)、高齢者など、団体ごとにレッスンを行っていらっしゃいます。高齢者の方には「ロコモフラ」というHulaから派生したものを取り入れていて、こちらは振り付けを覚える必要も無く、椅子に座ったままでも行う事ができるダンスで、曲も懐メロを使っているそうです。

これまで支えてくれた方々に恩返しをしたいという思いから「皆さんの充電器になりたい」を信念に活動する小林さん。「会うだけで元気になる!」そんなパワーを持つ素敵な女性です。ぜひradikoのタイムフリーでお聴き下さい!!

プラする~あなたにプラスするラジオ~
放送局:FMヨコハマ
放送日時:毎週日曜 5時30分~6時00分
出演者:高島 麻衣子
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