「ジャパンカップ2023」radikoで秋の競馬中継を聴こう

秋の東京競馬を締めくくるビッグレース「第43回ジャパンカップ」(3歳以上・2400m)が、11月26日(日)に東京競馬場で開催されます。国内外の強豪馬が揃い踏みするレースを制するのはどの馬なのか? ラジコで中継をお楽しみください。

「ジャパンカップ」とは?

1970年代後半から提唱されてきた「世界に通用する強い馬作り」を目指すべく、1981年に創設された日本初の国際GIレースです。毎年11月下旬、東京競馬場・芝2400mを舞台に行われ、現在は天皇賞(秋)・有馬記念とともに"秋古馬三冠"のレースとして位置付けられています。

第1回は北米とアジア地区から招待馬を選出、翌年からはヨーロッパ、オセアニアにも範囲を広げ、1983年からは地方競馬の所属馬も招待対象に加えられました。創設から10年間、日本馬はカツラギエース(1984年)とシンボリルドルフ(1985年)の2勝に留まりましたが、その後は日本馬の活躍が目立つようになり、昨年までの成績は外国招待馬14勝に対し、日本馬は28勝と形勢が逆転しています。

舞台となる東京競馬場・芝2400mのコースは、日本ダービー、オークスといった主要なGIレースが行われ、「JRAのチャンピオンコース」とも称されています。最後の525.9mに及ぶ直線では高低差2.0mの上り坂があり、鋭い瞬発力や持続力といった総合的な能力が問われるレースです。

「ジャパンカップ」注目馬は?

前走の天皇賞・秋を1分55秒2のJRAレコードで連覇を果たしたイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)。独走状態で連覇を成し遂げ、世界トップクラスの実力を示すとともに、"国内敵無し"を改めて印象付けました。今や日本競馬史上最強の呼び声もある実力馬が、日本ダービー2着以来となる東京・芝2400mでも強さを見せつけます。

史上7頭目の三冠牝馬となったリバティアイランド(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)。2着に敗れたアルテミスSを含め、ここまで6戦全てで抜群の末脚を発揮しています。オークスでの勝ち時計は、翌週の日本ダービーより2秒1も速く、世代最強の声も上がっているほどの脚力の持ち主。その快勝の舞台で、初の他世代との対戦ですが、戴冠の可能性は十分にあります。

昨年の牝馬二冠馬・スターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)。今年初戦の大阪杯では、ジャックドールとハナ差の2着に入り、牡馬相手でも互角に戦えることを証明しました。昨年の桜花賞とオークスを好時計で勝った逸材は、デビュー以来10戦全てで3着以内の堅実派。上位争いに名乗りを上げます。

「ジャパンカップ」出走馬はこちら

競馬の中継番組まとめ

日曜競馬実況中継
放送局:ラジオ日本
放送日時:毎週日曜・土曜 9時30分~16時30分
出演者:解説:佐藤直文 境和樹
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出演番組をラジコで聴く

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GOGO競馬サンデー!
放送局:MBSラジオ
放送日時:毎週日曜 13時00分~16時30分
出演者:佐藤哲三(元JRA騎手)、来栖正之(MBSアナウンサー)、中野広大、三宅秀一郎、中西則善、奥村麻衣子、青木行雄、広瀬健太
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OBCドラマティック競馬
放送局:OBCラジオ大阪
放送日時:毎週日曜 10時00分~16時30分
出演者:西村寿一、濱野圭司、田辺大介、三宅きみひと、松下翔、武田英子
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中央競馬実況中継
放送局:ラジオNIKKEI第1
放送日時:毎週日曜 14時00分~16時45分
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中央競馬実況中継
放送局:ラジオNIKKEI第2(RaNi Music♪)
放送日時:毎週日曜・土曜 9時00分~16時45分
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この記事を書いた人

radiko編集部

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サンタの衣装はなぜ赤色? 靴下にプレゼントを入れるのはなぜ?「クリスマス」にまつわる疑問に迫る

放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」(毎週日曜15:00~15:50)。12月3日(日)の放送は、クリスマスカード・切手収集家の木村正裕(きむら・まさひろ)さんをゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)小山薫堂、木村正裕さん、宇賀なつみ



◆もうすぐクリスマス…日本と海外では祝い方が全然違う?

小さい頃からクリスマス好きだった木村さんは、6歳頃からクリスマスに関して自ら勉強するように。なぜなら、昭和40年代当時というと「日本でクリスマスをお祝いする文化が家庭のなかに入ってくるタイミングだったんです」と木村さん。

「実家では小さなクリスマスツリーを出してパーティーをやっていて、私が進行表を書いて、自分で司会をやって、それでクリスマスパーティーみたいなものを企画したのが最初の記憶ですね」と振り返ります。

クリスマスカードにはさまざまな絵柄があり、そこにはクリスマスアイテムが描かれているものもあるなか、「日本で作られているクリスマスカードと、ヨーロッパやアメリカで作られているクリスマスカードは根本的に絵柄が違うんですね。私が持っているクリスマスカードで面白いものは豚がたくさん描いてあるもの。クリスマスカードで豚が出てくる頻度って実はすごく多いんですよ」と木村さんからは意外な言葉が。

これに小山が「なぜなんですか?」と興味を示すと、木村さんは「クリスマスのときに豚を食べる習慣がある国が多いんです」と回答。さらに、「もともとは、冬の間に食料が少なくなってきて、秋に豚をハムなどの保存食にして取っておいて、クリスマスの時期に大切な食料をバーンと出してみんなで無礼講で食べる、という背景があります」と説明します。

そうした背景がある国のクリスマスカードには「豚がたくさん出てきたり、かわいい女の子が豚を抱えてにっこり笑っていたりします。“その後、この豚はどうなるんだろう?”って考えてしまうようなものとかもあります(笑)」と木村さん。


木村さん所有のクリスマスカード「贈り物を持つクリスト・キントとブタ」(スウェーデン 1907年使用)



そのほかにも、「馬の足に履かせる馬蹄(ばてい)ですね。幸運の印なので(カードに)描かれていたり、そういったクリスマスのアイテムが描かれることは結構ありますね」とクリスマスカードにまつわる話が次々と飛び出します。

続いては、サンタクロースの話題に。小山が「サンタの衣装が赤いのは、コカ・コーラの広告だったっていうのはよく聞きますけど、あれは本当なんですか?」と質問すると、木村さんは「その要素も多少はあると思いますけれども……」としつつ「俗説ですね」と明言。

というのも、「その前にも赤い衣装のサンタクロースはいたので。そのなかでコカ・コーラが赤い衣装のサンタクロースに目をつけて、大々的に宣伝をしたのだと思います」と見解を示します。

木村さんいわく、赤色だけでなく、他の色を着たサンタも昔にはいたそうで「私が持っているクリスマスカードだと、緑色の格好をしたサンタクロースとか、灰色の膜みたいなものをかぶっているサンタクロースとか、いろいろなサンタクロースがいますね」と話します。

さらに小山が「(サンタが)煙突から入って靴下にプレゼントを入れるというのは、誰が?」と尋ねると、「もともとの物語の1つとしてあるのは、セイント・ニコラスという昔の聖人がいまして、いろいろな奇跡を起こす人と言われているんですけど。貧しい家庭に適齢期の娘さんたちがいて、その人たちの婚姻のためのお金が足りないというので、夜にそこの家を訪ねて、開けっぱなしの窓からポンと金貨を投げたら、吊るしてあった靴下の中に入ったという話が聖書外典という本に残っていまして、そこから話が来ているんですね。そして、北欧のほうでは小さな妖精の伝説もありまして。小さい妖精が煙突から入ってくるというのもサンタクロースのルーツの1つです」と真摯に答える木村さん。

一方、宇賀からは「よくアメリカやヨーロッパのドラマで、クリスマスカードを贈り合うシーンが出てきたりするじゃないですか。向こうのクリスマスカードって、日本でいう年賀状みたいな感じなんですか?」との質問が。

木村さんは「実はクリスマスというのが正式に終わるのは1月6日の公現祭と呼ばれる日なんですね。クリスマス当日から1月6日までがクリスマスの期間なので、年末年始も含まれるんですね。日本の場合はお正月にたくさんお祝いをしますが、どちらかというとヨーロッパのほうはクリスマスのお祝いをしてそれが1月6日まで続く……ということになるので、クリスマスカードで『Merry Christmas & A Happy New Year』と書いてあるものもあります」と話します。

さらには、「日本だとクリスマスが終わるとデパートの方たちが(装飾の撤去を)徹夜でやりますけど(笑)。クリスマスツリーを片付ける日が決まっている国もありますが、だいたいが1月6日くらいに片付ける感じですね」と海外との違いについて言及します。

それを聞き、「だから向こうは年が明けてもクリスマスツリーをしまわないんですね」と納得しきりの宇賀でした。


木村さん所有のクリスマスカード「子供たちにギフトを手渡しするサンタクロース」(英国 1913年使用))



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12月3日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年12月11日(月) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY’S POST
放送日時:毎週日曜 15:00~15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/post/

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