ラジオコラム:「タイムフリー」こんな使い方をしてみたい!【前編】
2016.10.29 up
初めまして! ラジオが大好きなライター・編集者のやきそばかおると申します。小学5年生の頃から、家にあったラジカセで音楽番組を聴くようになって以来ラジオにハマり、気がつくとハガキ職人としてネタハガキまで送るようになっていました。ハガキを書きすぎて(?)、一年間浪人したほどです(両親に感謝)。
山口県出身、ラジオ育ちの私。今回からラジオについてあれこれと書かせていただきます。よろしくお願いします!
ラジコでニュース番組を聴こう
私は全国の変わった番組を中心に、音楽やトークバラエティーなどさまざまな番組を聴いているのですが、まわりのラジオファンは「タイムフリー」をどのように使っているのか、聞いてみました。すると、意外に多かったのが「ニュース番組を聴いている」という答えでした。
例えば文化放送『ニュースパレード』(月曜:17時~17時15分) やTBSラジオ『ネットワークトゥデイ』(月曜~金曜:17時30分~17時45分) は、その日のニュースが15分間でコンパクトに伝えれるため、忙しい時に便利です。
さらに情報を知りたい場合は、ニッチなテーマにも踏み込んでいくTBSラジオ 『荻上チキ・Session-22』(月曜~金曜:22時~24時) 、津田大介・堀潤ほか、個性的なナビゲーターが日替わりで登場するJ-WAVE『JAM THE WORLD』(月曜~金曜:20時~22時) 、タイガース情報をはじめ、関西の情報も網羅しているラジオ大阪『News Tonightいいおとな』(月曜~金曜:21時~22時30分) といった、90分~120分のニュースワイドがあります。
色々な番組を聴くと、新聞を読み比べているような感覚が味わえます。これからは「新聞、何誌読んでる?」「3誌」と答えるが如く、「ラジオのニュース番組、何本聴いてる?」「3本」「勝った! 俺、5本」という会話が起きるかもしれません。
——後編につづく
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この記事を書いた人
やきそばかおる
子どもの頃からのラジオっ子。
「ケトル」「BRUTUS」等ラジオ特集を担当。
ライター・構成作家・動物園愛好家。好きな食べ物は、焼きそば。
ツイッター @yakisoba_kaoru
「ワールドシリーズ連覇」に貢献!ドジャース・大谷翔平&佐々木朗希のピッチングを五十嵐亮太が解説
2025.11.15 up
藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。11月8日(土)の放送は、プロ野球解説者の五十嵐亮太(いがらし・りょうた)さんが登場! ここでは、アメリカ・大リーグ(MLB)でワールドシリーズ連覇に貢献したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手、佐々木朗希投手について振り返りました。
五十嵐亮太さん
◆佐々木朗希の“魂の3イニング”
藤木:ワールドシリーズも盛り上がりましたが、メジャーリーグ30球団あるなかでワールドシリーズを連覇することが、どれだけ難しいことなのかを実感しましたね。
五十嵐:MLBでの連覇は、(ニューヨーク)ヤンキースが1998~2000年に3連覇して以来ですから。
ブルペンでは、佐々木朗希投手が見事にハマりました。もともと先発ピッチャーなのですが、シーズンの後半にケガから戻ってきた後、中継ぎで2試合だけ投げました。そのピッチャーが、ポストシーズンに入ってから抑えに抜擢されたんですよね。1年目のルーキーが、シーズン終わりから中継ぎをやって、いきなり大事な場面でクローザーを任されるってすごくないですか!?
藤木:そうですよね。しかも、強敵といわれていた(フィラデルフィア)フィリーズ相手に3イニングを完璧に抑えた。あの魂の3イニングがなかったら、もうフィリーズに負けていたんじゃないかと。
五十嵐:おっしゃる通りです。ディビジョンシリーズ(地区シリーズ)でフィリーズと対戦して勝ったこともすごいけれど、勝ち切るためには、抑えがしっかりしていないといけないなかで、そこに佐々木投手が見事にハマりましたよね。ワールドシリーズを連覇した凄さもあるけれども、その前もしっかり勝たないといけないわけで。だから、佐々木投手がいなかったら行けなかったのかなと僕は思います。
◆大谷翔平、最終戦のピッチングを分析
藤木:ワールドシリーズの最終戦、大谷翔平選手が中3日で先発しました。しかも、ヒットやフォアボールで塁に出て、走塁もして、(バッティングでも)頑張っていたじゃないですか。その影響もあってか、制球が定まらずなかなか苦しい展開でしたよね。
五十嵐:中3日ですから、もちろん疲れがあるなかでの登板だったということと、あのときの大谷選手が、今までの登板と何が違うかというと、あの試合は先発ピッチャーをブルペンに入れていたので、長いイニングを投げる必要がなかったんです。つまり、序盤から飛ばしていくピッチングスタイルで良かった。でも、疲れもあって“飛ばしていこう”という気持ちと、うまくかみ合っていなかった。そこで、ちょっと“力み”が生まれてしまい、ストライクとボールがはっきりしてしまったんです。
“ストライクが取れない”となると、スライダーやスイーパーもそうでしたが、変化球が甘めに入ってしまうんですよ。それを捉えられてホームランにされるというところがあったので、試合の流れやチーム状況によってピッチングスタイルは変わりますが、そういったところで“うまくいかなかったのかな”と見ていて感じました。
――ほかにも、ワールドシリーズMVPを獲得した山本由伸投手の活躍を振り返る場面もありました。
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
番組公式X:@SPORTSBEAT_TFM