山崎まさよし、主演映画『影踏み』を振り返る「泥棒役だったらいけるんじゃないか(笑)」
2019.11.28 up
ライムスター宇多丸さんがパーソナリティを務めるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』。11月25日(月)の放送では、ゲストアーティストがスタジオライブを行う「LIVE & DIRECT」のコーナーに山崎まさよしさんが登場。現在公開中の主演映画『影踏み』について語りました。(TBSラジオ『アフター6ジャンクション』11月25日(月)放送分)
原作者のお墨付きで主演を務める
14年ぶりに映画の主演を務めるた山崎さん。まずは出演が決まった当時を振り返りました。
山崎:映像的な活動も10何年やってなかったんで、大変は大変だったんですけど、ただまあ泥棒とかそっちだったらいけるんじゃないかなっていう(笑)。偉い人は無理だけど、民間の底辺で税金をなんとか払うみたいな人だったらいけるかなと。
宇多丸:山崎さんのようなプロの役者さんとは違う存在感じゃないと、この役は難しくて。逆に、山崎さんだからできる役だと思うんですよ。
山崎:原作の横山秀夫さんから「『影踏み』という小説は山崎さんはどうだろうか?」って推薦していただいたんですよ。
宇多丸:原作者のお墨付きだからハマるわけですね! 山崎さんはすごい影のある表情というか、色気がおありですよね。想像していた方向と全然違う話というか、ネタバレになっちゃうから言えないんですけど、すごくおもしろかったです。
一場面だけ出演した映画『黒い家』について語る
山崎さんが一場面だけ出演している映画『黒い家』の監督・森田芳光さんと山崎さんは、モントリオール映画祭で出会って意気投合したそう。その当時のエピソードも紹介されました。
宇多丸:森田さんとはどんな感じでお話されたんですか?
山崎:「僕の作品にも出てよ」って言われたときに、森田さんの助監を篠原さんがやってはったんですよ。それで森田さんの作品に僕の作品が写り込んでるんですよ。それはわざとやっていただいたらしくて。そこから「今度僕の作品に出てよ」って言われて、そば屋の出前役をやりました。
宇多丸:正直、あってもなくてもいいと(笑)。でもそこで急に山崎さんが出てくるから、今度お会いしたときに聞いてみたいと思ってたんですよ。その写り込んでる作品ってどれですか?
山崎:鈴木京香さんの『39 刑法第三十九条』に僕のファーストアルバムが写り込んでます。
宇多丸:その場面をちゃんとチェックしておきます。失礼しました。
圧倒的な歌の力やグルーヴ感を披露
主演映画『影踏み』の主題歌も交えた山崎まさよしさんのスタジオライブは宇多丸さんも感動! ぜひタイムフリーでチェックしてみてください。
※放送情報は変更となる場合があります。
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日髙のり子「バトルフィーバーJ」撮影秘話を語る「たまに怪人に追いかけられて走ったり(笑)」
2023.03.25 up
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。3月6日(月)のお客様は、パパイヤ鈴木さんと日髙のり子さん。ここでは、日髙さんが宝塚歌劇団を目指していた話や、中原ケイコ役で出演されていた「バトルフィーバーJ」(テレビ朝日系)の撮影エピソードなどを語りました。
▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!
(左から)日髙のり子さん、パパイヤ鈴木さん
◆宝塚歌劇団を目指していた時代があった!?
日髙:私は子どもの頃に劇団に入って、小学校のときにクラシックバレエを習っていたんですけど、中学生のときに友達から宝塚(歌劇団)を教えてもらってからは“宝塚に入りたい!”っていう気持ちになっちゃったんですね。
パパイヤ鈴木:そうなんですか!?
日髙:なので、高校生からは宝塚を受験する人が行くようなバレエ教室に友達と通っていました(笑)。宝塚は歌もレッスンもあるから、クラシックの歌を二期会(声楽家団体)の先生に習いに行くこともちょっとしていました。だけど、体が硬いからバレエがうまくいかなくて、何よりもクラシックの歌が難しかったんですね。
そんな頃、劇団から特撮モノの「バトルフィーバーJ」のレギュラーが決まったって話を聞いたんですけど、「実は私、宝塚を受験しようと思って(レッスンに)通っているんですけど、二期会の先生が怖いから、自分から(辞めると)言えない」と伝えたら、劇団のマネージャーさんが先生に話してくれたんですね。
そうしたら先生が「あら、素敵なことじゃない!」と言ってくださって、宝塚を受験せずにこっち(芸能界)に戻ってきたんです(笑)。
パパイヤ鈴木:「バトルフィーバーJ」は観ていましたよ!
日髙:そうですか!
パパイヤ鈴木:僕らの世代は特撮モノが大好きですから。
◆「バトルフィーバーJ」撮影裏話
日髙:(「バトルフィーバーJ」では)普通の隊員だったから、変身はしなかったんですよ。
パパイヤ鈴木:そうでしたっけ?
日髙:バトルフィーバー隊の隊員なんですけど、たまに怪人に追いかけられて走ったりとか(笑)。
パパイヤ鈴木:(笑)。
日髙:あと「バトルフィーバー隊、出撃!」って言われたときに、消防士の方がよく棒をつたってシュッと降りるじゃないですか? 私もそのシーンがあったんですけど(監督に)「お前、ちょっとトロいから練習場に来い」と言われて。
パパイヤ鈴木:ええっ(笑)。
日髙:運動神経は良かったので、ちゃんと“シュッ”と降りたつもりだったんですけど、オンエアを観たら温泉地にある猿のおもちゃみたいに“テケテケテケッ”と……(笑)。
パパイヤ鈴木:イメージと全然違っていたんですね(笑)。
日髙:そうなんです。それで練習場に行ったんですけど、なぜかそこでバク転の練習とかをさせられました。“私がバク転をする機会なんてあるのか?”なんて思いながら(笑)。
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/speakeasy/