チバユウスケさんに敬意を表して 『ラジオで献杯~想い出のチバユウスケ~』 1月21日(日)よる10時OA
©ABCラジオ
ABCラジオでは、1月21日(日)よる10時から特別番組『ラジオで献杯~想い出のチバユウスケ~』を放送します。
昨年11月26日、「The Birthday」ボーカル&ギター・チバユウスケさんが55歳という若さで亡くなりました。
アーティストのみならず、リスナーであるわたしたちにも多大なる影響を与えてくれた彼に敬意を表して。また、彼の出発地点であり、2003年に解散した伝説的ロックバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」のドキュメンタリー映画『ミッシェル・ガン・エレファント”THEE MOVIE”LAST HEAVEN 031011』の京都・大阪追悼上映直前を記念して、特別番組を放送します。
語り手は、ABCラジオを代表するカルチャーBOYでライター・インタビュアーの鈴木淳史。2009年から「The Birthday」の取材を担当しており、学生時代からチバユウスケさんに魅了され続けている鈴木淳史独自の目線で、想い出を語り尽くします。
全てのロックンロールファンに告ぐ!
1月21日22時00分は、ラジオの前で集合せよ。
ぬるいハイネケンとともに。
<パーソナリティ 鈴木淳史からのコメント>
もう30年近く前の話ですが、関西に住む10代の小僧な私は
「thee michelle gun elephant」というインパクトのあるバンド名に惹き込まれました。
サウンドもキャラクターも規格外で、外タレバンドみたいな破壊力を持つ彼らの虜になったのです。
僕らの世代からカルチャーに関する海外へのコンプレックスを持たずに、逆に海外が憧れるバンドが生まれたと本気で想いました。
ボーカルのチバユウスケが2000年代に入り「The Birthday」に活動母体を変えてからも、
やはり世界に誇れる唯一無二のボーカリストが日本に存在し続ける事が幸せでした。
そんな中の昨年末の訃報。
たかが15年くらいとはいえ、ライター・インタビュアーとして取材を担当してきた経験も活かして、どれだけチバユウスケが格好良い存在だったかを伝えるべきだと覚悟を決めました。
そしてカルチャーに詳しくない方々でも、大好きな人との別れで悲しみの果てにいる時に、
この番組がほんの少しでも生きていこうと前に進めるきっかけになれたら嬉しいです。
大好きな人との別れに献杯して想い出に笑って泣ける時間を、リスナーの方々と一緒に過ごしていきたいです。
どうぞお聴き下さい。
鈴木淳史(ライター・インタビュアー・ABCラジオ『真夜中のカルチャーBOY』パーソナリティ)
※該当回の聴取期間は終了しました。
氷川きよし、松田聖子『赤いスイートピー』が“自身の原点”!?「5歳のときに聴いて感動して、そこから歌が好きになったんです」
アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディア・フレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。
6月9日(月)、10日(火)の放送ゲストは、歌手の氷川きよし/KIINA.さん️。
6月10日の放送では、現在全国ツアー「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. Concert Tour 2025 ~KIINA’S LAND~」を開催中の氷川さんが、5月に配信リリースした松田聖子さんの名曲「赤いスイートピー」のカバー曲に込めた特別な思いなどについて語ってくれました。
坂本美雨、氷川きよし/KIINA.さん️
坂本: 5月28日に名曲のカバーをリリースされました。これもまたびっくりで、松田聖子さんの「赤いスイートピー」。なぜですか?
氷川:実は5歳のときに聴いて感動して。心のなかの泉が湧き出るような感覚で、「歌だー!」って、キラキラキラキラーッとなって。そこから歌が好きになったんです。そのとき初めて、母と親戚のおばちゃんと3人で、松田聖子さんのコンサートにも行ったんですけど、生で芸能人を見るのがちょっと怖かったんですよ。
坂本:怖い……?
氷川:当時、ブラウン管のなかにいる人は人間じゃなくて、アニメの世界の(の中にいるような)人だと思ってたから。いまでも衝撃的で覚えているんですけど、聖子さんが動いて踊っていて、「赤いスイートピー」を聴いたときに、もうキュンときて、泣いちゃったんです。
坂本:そんな大切な曲を、このタイミングでカバーしようって思われたのはなぜなんですか?
氷川:一旦リセットしたときに、“KIINA.”としての感覚と生きてきた証は、やっぱり原点の「赤いスイートピー」なのかなって。迷ったら原点に戻ったほうがいいと思ったとき、本当の人間としての原点はこの「赤いスイートピー」で、そこから花が咲いていろんな歌と出会って、演歌とも出会ってデビューして、いろんな方に応援してもらった。
だから、またここに戻らせてもらいたいなって思ったので。そして、亀田誠治さんという素晴らしいプロデューサーの方にお会いできて。亀田さんはすごい方なのに気さくだし、音楽のこともわかりやすく指導してくださるから安心してレコーディングができて、本当に5歳の頃の自分に戻ったような声で歌わせてもらいました。
坂本:この歌唱を聴いて、そぎ落とされたというか、ある意味淡々と聴こえるぐらい何の癖もなく歌ってらっしゃるなっていうのも「なぜなんだろう」と思ってたんですけど、お話を聞いてすごく腑に落ちました。
氷川:そうでしょう。(子どもの頃は)もっと声が高かったんですけどね、喉仏が出てきて低くなっちゃった。でも、それもやっぱり活かして、受け入れての自分だから、その状態での「赤いスイートピー」。
5歳のときに、親戚のおばちゃんに連れられて壱岐対馬に旅行に行ったんですよ。そのバスの移動中に、「マイクで歌ってごらん」って言われて、「歌いきらん、歌いきらん(歌えない、歌えない)」って言いながらも歌ったんですよ。そうしたら「えらいうまかねぇ!」「そげん歌うまかとね!」って言われて、そこからちょっと「自分、歌手になれるかも?」っていう勘違いが始まった。
坂本:いや、なれた!
氷川:そう、結果なれたんですけど、やっぱり肯定してもらえたことが自分のバネになってるから、親戚のおばちゃんのおかげです。
坂本:そうか。だから、もっとテクニック満載で歌うこともできたはずだけど、本当にシンプルに素朴に歌っていらっしゃる。感動しちゃった。本当に1曲1曲、必要な方とで会って、という感じですね。
氷川:みんなに支えられて、ありがたいですよね。
氷川きよし/KIINA.さん️
氷川さんのツアー「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. Concert Tour 2025 ~KIINA’S LAND~」は11月まで全国12都市で27公演開催予定です。詳細は公式Webサイトまで。
<番組概要>
番組名:坂本美雨のディア・フレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週月~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/dear/
番組公式X:@dearfriends80