辛坊治郎&増田英彦が緊急コラボ!増田「皆さんが聞けないこと、聞きます!」

現在、 ABCラジオは放送内で感謝祭を開催中!
その名も「ABCラジオ リスナー大感謝まつり」!
コロナウイルスの影響で各番組のイベントが中止になった2020年。
昨年は6万人を動員した、 毎年恒例のファン感謝イベント「ABCラジオまつり」も中止に追い込まれた。

ただ、 日頃お世話になっているリスナーの皆さんに、 今できる最大の恩返しがしたい!
そんな思いから、 2週間に渡って放送の中で「大感謝まつり」を開催する。

注目は、 ABCラジオ初の試み「普段はあり得ない名物パーソナリティ同士の夢のコラボ」だ。 今回は30以上のコラボが行われる!

15日(月)夜10時からの「ますだおかだ・増田と塚本麻里衣のよなよな…(よなよな…火曜日)」は
毎週土曜のお昼12時30分から放送「辛坊治郎のズバリ&どうよ!?」の辛坊治郎とコラボ!

 

よなよな...火曜日ペアの増田英彦(右)、 塚本麻里衣(左)

 

辛坊治郎のズバリ&どうよ!?



ヨットでの太平洋横断再挑戦を発表した胸の内、 さらに今気になるニュースまで、 報道番組で共演中の増田英彦がズバリ斬り込む!

増田英彦も「 皆さんが辛坊さんに聞きたくても聞けないことをズバズバ聞いていきますよ!ヨットの横断が終わった後、 どんなことをするのか・・・とか! 」と息を弾ませる。

また、 1週間のラジオ・テレビ・新聞雑誌などで気になった事など・ちょっとしたご意見をリスナーから送ってもらう「よなよな…火曜日」の大人気コーナー「よなよなBPO」のこの日のテーマは「辛坊治郎SP」!

辛坊治郎のこれまでの失言や、 「それ、 どうなん!?」と思ったことなど大小問わず募集している。

12日(土)の「辛坊治郎のズバリ&どうよ!?」で、
辛坊治郎はこのコラボについて「 バッシングを正面から受け止めるような予感がしています(笑)周りの人たちからは『やめといたほうがいいんじゃないか?』と言われたりします(笑)私も嫌な予感がしていて、 そこ(ゲスト出演)で炎上して出航する前に沈没するようなことにならなければいいな・・・と 」と冗談交じりにコメント。

増田英彦とリスナーの手によって辛坊治郎が丸裸に!?ここだけの話・・・が聴けるかも!

 
他にも、 豪華コラボが盛りだくさん!詳しいコラボ情報はABCラジオの特設サイトで公開中!

特設サイト: https://www.abc1008.com/specialweek/
(※今後のコロナウィルス感染拡大状況で予定が変更になる場合あり)

自動車修理工場の女性社長が「自動販売機のハンバーガー」を開発

トラックなどのドライバーさんのなかには、昭和の頃は、よく幹線道路沿いにあった自動販売機のハンバーガーで、お腹を満たした経験がある方もいらっしゃることでしょう。じつは最近、令和版の「自動販売機のハンバーガー」がじわりじわりと増えているんです。今回は、この自動販売機のハンバーガーを手掛けている自動車修理工場の方のお話です。

ハンバーガー自販機と小林さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

東京・新宿から中央道の高速バス、または新幹線と飯田線の特急「伊那路」を乗り継いで、およそ4時間の長野県飯田市に「ガレージいじりや」という自動車修理工場があります。敷地内には、トヨタ・パプリカ、マツダ・シャンテをはじめ、昭和の車がズラリ。しかも、工場の前にある懐かしい自動販売機コーナーが目を引きます。

お店の代表・小林由季さんは、埼玉県出身の41歳。小さい頃、ちょうどミニ四駆が大人気だったこともあって、クルマに興味を持ちました。19歳でオートマチック車限定の運転免許を取ると、街を颯爽と駆け抜けていった、白い「マツダ・RX7」に心躍ります。

『カッコいい!あのクルマに乗りたい!!』

そう思った小林さんは、知り合いの自動車関係者に相談すると、軽くあしらわれました。「RX7? アンタ、あのクルマ、マニュアルだし、ロータリーエンジンって知ってるの? 乗りたいなら、自分で自動車が整備出来ないと、まず無理だよ」

愛車のマツダ・シャンテと小林さん

マニュアルもロータリーエンジンも、全くチンプンカンプンだった小林さんですが、乗りたい思いが高まって、マニュアルで免許を取り直し、自動車整備士を目指します。男社会の自動車修理工場で、厳しい試練を乗り越えて、見事、整備士資格を取得。縁あって信州に移り住むと、趣味で借りたガレージで、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えを請け負ったことをきっかけに、2010年、自ら自動車修理工場を立ち上げました。

やがて、工場のスタッフが昭和43年製・スバル360の修復を成し遂げたことから、小林さんも古い車に興味を持ち、旧車が続々持ち込まれて、車雑誌にも注目されます。あれよあれよと、旧車好きならまず知らない人はいない工場に成長。小林さんは雑誌連載企画で、旧車でレトロな自動販売機巡りをすることになりました。

ところが、ここで小林さんは大変なことが起きていたことに気付くんです。

『大きな道路沿いにたくさんあったハンバーガーやうどん・そばの自動販売機コーナーがどんどん無くなっている……』

24時間営業のコンビニエンスストアが増えた一方で、自動販売機は経年劣化、オーナーさんの高齢化も進んで、自動販売機コーナーは次々と姿を消していたんです。そんな折、小林さんはお祖父さまを亡くしたことで、小さい頃、自動販売機のハンバーガーをなかなか買ってもらえなかった記憶がよみがえりました。

『あの思い出の、自動販売機のハンバーガーを残したい。ならば、ハンバーガーを作っている食品メーカーを助けよう!』

自動販売機コーナー

そうひらめいた小林さんは、さっそく自動販売機用のハンバーガーを仕入れます。自動車工場の前に冷蔵機能付きの自動販売機と電子レンジを設置して販売を始めると、ちょうどコロナ禍と重なったことで、テイクアウトのニーズをつかんで大繁盛。各地のレトロ自動販売機で売れたハンバーガーのおよそ4倍を1台で売り上げました。

小林さんはもうイケイケドンドン、自動販売機を増やして各地で大人気となりますが、あまりの売れ行きにハンバーガーメーカーのほうが悲鳴を上げてしまいます。安定した納品が出来ないので、もう勘弁してくれませんか、と言われてしまったのです。代わる製造業者も無く、困り果てた小林さん、思い切りました。

『ハンバーガーを作ってくれる会社が無いなら、自分の会社で作ってしまおう!』

もちろん、小林さんは自動車整備士ではありますが、食品の知識は全くゼロ。体当たりで、様々な食品製造に関する許可や食品衛生を、片っ端から学んでいきます。食品部門の「いじりやフードサービス」も立ち上げ、ハンバーガーを作ってみましたが、パンはパサつき、肉の脂は溶け出し、レタスなどの生野菜は安全性の面で使えません。しかも、自動車修理工場と食品工場の二刀流で、睡眠時間3時間の日々が続きました。

ふんわりバンズのチーズバーガー

それでも試行錯誤を繰り返し、味やソースにもこだわったチーズバーガーに辿り着いて、安定した製造、出荷も出来るようになりました。今は、全国で39台の自動販売機が元気に稼働中。自動車修理工場生まれの自動販売機とハンバーガーは、各地域で話題になっています。

「気合と根性でやってきました」と笑う小林さんですが、やりたいことはいっぱいです。

「レストランもやってみたいですし、クルマのテーマパークがあっても面白いですよね。ハンバーガー片手にみんなに巡ってもらって。夢は大きく持てば、きっと叶います!」

「RX7に乗りたい」から始まった小林さんの夢、今はまだ、その途中です。

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