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火曜日の「シンラジオ」は文系CLUBラジオ。パートナーにライスの関町知弘さんを迎えての放送です。今日は選曲ジャンケン！
前回は関町さん、「エピソードが薄い」という評判が放送後も激しく、SNSにもツッコミが多数。「今日は聞いてほしいような、聞いてほしくないような…」と最初は弱気でした。しかし今回のテーマは「秋に聞きたいドリカム選曲ジャンケン」ということで、だいぶ選曲にこだわったようで、勝ちに行きますとなぜか強気に変わっています。

対戦は放送中6回戦までありました。名曲の多いドリカムですが、さてどんな選曲が!?
放送された中から何曲か切り抜きしてみましょう。

『Ring！Ring！Ring！』

鈴木おさむ(以下、鈴木)：僕、この曲アッパーですごく好きなんです。歌詞がいいんですよね～
初期のドリカムって、意外とみんなが歌詞にしていなかったものを使っていて、例えば「朝帰り」「サラダ」とか。

関町知弘(以下、関町)：そうですね

鈴木：歌詞で女の子が好きな男の子に呼ばれて「しょうがないから行ってやるか」とさりげなく装いながら、必死に自転車で走っていく曲なのよ（笑）。すっごい頑張ったのに、全然頑張っていないみたいな一瞬を描いていて。

関町：（笑）

鈴木：僕がいた南房総から東京まで車で4時間、電車でも3時間以上かかってメチャメチャ大変だったの。それで原宿行って、せっかく行ったからって勢いもあって色んなもの買っちゃって。家でみたら白いトレーナーの下に「HARAJYUKU」って書いてあって（笑）。

関町：（爆笑）見落としてたんだ

鈴木：だけどデートに行くときにこれを着ていくって決めてたから、デニムの下に隠して着て行って。でも油断すると腹から「HARA…」と見えてくるから、文字が出ちゃわないか気になって気になって（笑）

関町：塗りつぶしたらよかったんじゃないですか？

鈴木：今考えてみたらどうでもいいんだけど、当時はね、何とかばれないように…
そういうことに一生懸命になってたことがあったんですけど、なんかこの曲を聴くと、高校生当時の、ちっちゃい見栄や嘘をついたことが思い返されるんです。それを歌にしている素晴らしさ！

※放送情報は変更となる場合があります。

『うれしはずかし朝帰り』

関町：これはもう女性がね、赤裸々に朝帰りの話を歌ってます。「ママへの言い訳考えなくちゃ」とか、スマホもなかったから親御さんから娘さんに何時に帰ってくるかとか聞けなかったんだなって。

鈴木：それで嘘の電話して、女友達の家に泊まるからとか言うんだよ。

関町：でも親御さんは友達の番号とか知らないから、それ以降はもう何時に帰ってくるとか聞けなかったんですよね？

鈴木：もうドキドキですよ。

関町：それ聞いて今と全然違うんだなって。昔の親ってどういう気持ちだったんだろう。

鈴木：親目線？？

関町：僕も子供がいるんで…朝まで帰ってくるのを待つだけじゃないですか。

鈴木：関町君、子どもが大きくなって朝帰りしたら、この曲歌ってあげたら（笑）

関町：そんなん滅茶苦茶嫌われるじゃないですか！

今、曲の間にX-JAPANのTOSHIさんから電話がありました。千葉県出身の大先輩なので出ないわけにいかない鈴木さん。「TOSHIさんは僕のこと大後輩と呼んでくれてます」

『あなたにサラダ』

鈴木：こちらアルバム曲なんですけどいいんですよ。このアルバムが出たころに東京出てきたんですけど、高校からのドリカムファンの彼女と別れちゃって。そのあとにできた某ラジオ局で働いていた年上の方とお付き合いして、その方もドリカムファンで（笑）。

関町：そんなことあるんすかね？　偶然過ぎるでしょ。まあ皆さん好きですけど。

鈴木：一緒に観覧車に乗って、そのときに僕が「好きです。付き合ってください」って告白したんです。そしたらその子が右手に敬礼のように挙げて「よろしく」って。かっこよかったな～

関町：すごいですね、笑っちゃったりしないんですか？

鈴木：なんで笑うんだよ、お前失礼なやつだな！　それが似合う子だったんだよ。

関町：ちょっと昔の山口智子みたいな。

鈴木：そうそうそれ！　まさに山口智子！！

その後、鈴木さんはどんどん忙しくなっていき、その子とは最後のデートのときもドタキャンしなくてはならず別れることに…しかも別れた後にもやらかしてしまったことがあったそう。
それも今ではなかなか起こりえない、当時ならではのエピソードでしたが、この続きはラジコでお楽しみください。そしてドリカム選曲ジャンケンの勝負の行方は!?