「どうしても『ゲゲゲの鬼太郎』が弾きたい」 楽器のマルチプレイヤー・TENDREが明かした意外な原点

J-WAVEの新番組にオープニングジングルとテーマ曲を提供したTENDREが、自身の楽曲制作や、楽器演奏の意外な原点を語った。

TENDREが出演したのは、J-WAVEで4月4日(木)に放送された新番組『PEOPLE'S ROASTERY』(ナビゲーター:長井優希乃)のワンコーナー「MY FIELD NOTE」。TENDREは河原太朗のソロ・プロジェクトで、自身主催のライブイベント「TENDRE presents “ASSEMBLE! vol.1」を、6月12日(水)東京 Zepp Shinjukuで開催する。

トーク音声の再生は2024年4月11日28時ごろまで

オープニングジングルとテーマ曲を制作

同番組のコーナー「MY FIELD NOTE」は毎週木曜日、さまざまな分野から表現する人、クリエイトする人をゲストに迎える。この日のトークはまず、長井の“お礼”から始まった。

長井:『PEOPLE'S ROASTERY』のオープニングジングルとテーマ曲を作っていただきまして、ありがとうございます! X(旧Twitter)を見ていると、リスナーさんのなかには「あ、TENDREさんだ」とすぐに気づかれた方が何人もいました。

TENDRE:意外とわかるものですね。

長井:爽やかで、聴くだけで「始まるな」とちょっと背中を押されるサウンドです。ここでオープニングジングルを聴いてみましょう。

ここで『PEOPLE'S ROASTERY』のオープニングジングルがオンエアされると……。

再生は2024年4月11日28時ごろまで

長井:いやあ……いい!

TENDRE:番組の途中でジングルを聴くのはなかなかないです(笑)。

長井:私もいま、もう1回(番組が)始まる気持ちになっちゃいました。

TENDRE:そういった「スタート感」というのはすごく意識して作りました。午後のお昼休みが終わってからの新しい仕事の時間や勉強の時間をちょっとフレッシュな気持ちでスタートできるように「こういった音像で作ってみようかな」と、いろいろとイメージはしてみました。

長井:まさにそんな感じです。「あー」という声の部分もすごく爽やかです。

TENDRE:コーラスは自分の声で入れさせてもらって。一応冒頭はいろいろな国の人が『PEOPLE'S ROASTERY』と言っているようなイメージで作ろうかなと。今回はガットギターというアコースティックギターを使いましたが、ちょっと“香ばしさ”を出したいなというイメージもありました。

長井:「ROASTERY(焙煎所)」のね。

TENDRE:そのへんがうまく合わさって、すごく気持ちいいサウンドが作れたのではないかな? という感じです。

長井:めちゃくちゃ気持ちいいです。

TENDRE:よかった。

長井:最高のサウンドをありがとうございます。

依頼を受けて手がける楽曲制作の感覚とは?

自身はシンガーでもあり、プロデューサーとしての案件も多数手がけるTENDREは、他者から依頼を受けたときと、自身の楽曲を作るときとの制作の違いについて語った。

TENDRE:自分自身の曲を作るのとは違う脳みそを使うという感じなんですかね。たとえば自分だったらこういう言葉にするけど、誰かの曲を作るとしたら「こういった言葉を使いたくて」となったときに、それを自分の解釈で音像にしていく作業というのは、自分のなかにないアイデアが出てくるのですごく面白いし、好きだなとよく思います。

長井:面白いな。頼まれたいろいろな視点を「河原太朗視点」でもう一度再構成してこの音が生まれるという。

TENDRE:人によって「爽やか」というニュアンスは違うじゃないですか。

長井:違います。

TENDRE:この香りを爽やかという人もいるし、その香り自体を別の人は違う言葉で表現することもあるかもしれない。そういったいろいろなイメージを自分のなかでも拡張できる感じが楽曲制作にはあるのではないかな、とはよく思います。

長井:確かに面白いですね。一言だけをとっても、全然違う解釈もできるから。

TENDRE:「あ、そういう考え方あるんだ」みたいな感じなので。今回も制作させていただくにあたってそのへんのディスカッションをさせてもらい、自分なりに体現できたものができたかなという感じです。

意外な原点『ゲゲゲの鬼太郎』

TENDREは楽器のマルチプレイヤーでもある。「楽器自体が好き」という部分もあるのだとか。

長井:ベースもギターも鍵盤もサックスもなんでもできるんですよね。

TENDRE:楽器を演奏することが好きなんです。ドラムはあまりできないですけど、もともとベーシストで仕事をしていたりとかもありますし、楽器を触ることがとにかく好きなので。そういったなかで音楽を作るんだったら、どんどん詳しいことを知っていきたい。たとえばいろいろな国に遊びに行ったらその国の言葉を知りたいとか、文化を知っていくというのとある種感覚が近いかもしれないです。そういった意味で楽器自体が好きなところがあります。

長井:最初に触った楽器はなんでしたか?

TENDRE:ピアノです。両親ともジャズミュージシャンなのですが、僕が5歳のときに母親が知り合いのピアニストを呼んできて。僕がそのときにどうしても『ゲゲゲの鬼太郎』を弾きたいと。

長井:えー!

TENDRE:そのとき確かアニメでやっていて、それをピアノの先生が譜面に起こしてくれたんです。好きな曲を自由に弾かせてもらう練習をずっとやっていました。

長井:じゃあ原点が『ゲゲゲの鬼太郎』にあると。

TENDRE:意外とあるんです(笑)。「たろう」つながりで、なにかあるのかもしれないです。

春は、己を見つめ直す時期

TENDREは新年度が始まる4月は「己を見つめ直す時期」だとして、自身の考えを明かした。

TENDRE:学生時代もそうですけど、僕は2021年の4月に1度メジャーデビューのタイミングがあって。いまから言うと3年前でしょうか。自分自身を見つめ直す時期だったのもあって。春は出会いもありますけど、己を見つめ直すタイミングでもあるなと思っていて。「新年度、心機一転していろいろやっていきたい。けど、俺はなにをやっていきたいんだ」と考える時期なんです。

長井:確かに。

TENDRE:それは全然重ったるい話ではないのですが、自分の1年間やこれから生きていく方針をなんとなく定める時期かなと思ってもいます。自分自身を見つめ直すにあたって、意外と自分はこういうことを思っているんだな、(こういうことを)やりたいなと意外と発見の多いのが4月なのかなということを、よく考えます。

長井:私もこの新番組4回目ということで、毎日己の再発見をしています。確かに自分を見つめ直す、いいチャンスでもあるのかなと、いま訊いて改めて思いました。

TENDRE:新学期や入学式で、いろいろな人に会うわけじゃないですか。学生さんも社会人もそうですけど。いろいろな人に会うことによって「自分はこういう人に会うとこういう顔をするんだな」といったところも含めて、発見がすごく多い季節が4月なのかなと思います。

TENDREの最新情報は、公式サイトまで。

好奇心を刺激するゲストコーナー「MY FIELD NOTE」の放送は、J-WAVEで毎週月曜から木曜の14時ごろから。
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円安埋蔵金“外為特会”の活用議論にクギ 「国際政治的に絶対に無理」石川和男が断言

政策アナリストの石川和男が5月26日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送Podcast番組「石川和男のポリシーリテラシー」に出演。最近、国会で政策財源のひとつとして議論された「外国為替資金特別会計(外為特会)」について専門家と議論した。

※イメージ

政府・日銀は4月29日と5月2日、急激な円安の進行を阻止する狙いから、ドル売り円買いの為替介入を実施したと見られている。為替介入は、国の「外国為替資金特別会計」=通称“外為特会”の資金を使って行われるが、この資金をめぐって今、国会で議論が沸き起こっている。

財務省が公表しているデータによると、今年1月末時点の外貨準備高は1兆2917億ドル(約200兆円)で、このうち1兆ドル近くが米国債などの証券、残りがドル現預金とれているが、詳細な内訳は公表されていない。これらドル建ての米国債や現預金の円での評価額が、円安の影響で膨れ上がっており、その差額=「含み益」を政策財源に充てる案が国会で浮上している。

この話題について、ゲスト出演した岩手保健医療大学理事で経済評論家の濵田敏彰氏は「外国為替資金特別会計では、ドルを現金でも持っているが(ほとんどは)アメリカの国債で持っている。(含み益を円に戻して確定させるために)アメリカの国債を日本だけが大量に売るとなると、国際社会の中で生きているので調整が必要」だとして、現実的な選択肢ではないと指摘。石川も「それは国際政治的に絶対に無理」と断言した。

石川は「大量に何兆円というオーダー、あるいは何千億円のオーダーでボンっと一気に売ることになると、アメリカは逆のことをしかねない。日本に次いで、世界のドル保有国2位の中国でさえ、あれだけアメリカと貿易戦争をしておきながら、ドル(米国債)を売らない。それは、アメリカを怒らせたらろくなことはないという証拠」と言及。

濵田氏は「そもそも外為特会は特別会計で、1年で締めて、本当に利益が出たときは、その分きちんと国庫に納めている。今回、その上に売るというのは、為替の調整のためならまだしも、その金で国民にばらまくみたいな話は通らない」と述べた。

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