ユニコーン、持ち寄った曲は飲み会で聴く! 最新アルバムの制作秘話も

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。3月17日(日)のオンエアでは、ニューアルバム『UC100V』をリリースするユニコーンのみなさんがゲストに登場しました。

奥田民生さん、手島いさむさん、EBIさん、ABEDONさん、川西幸一さんの5人からなる、日本を代表するロックバンド・ユニコーン。今年で100周年を迎えるということですが、この100という数字の理由とは……?

まず、ABEDONさんがユニコーンに加入して30年。そしてユニコーンが再結成して10年。そして今年、還暦を迎える川西さんの年齢の60を足して100年になることから100周年としているのだとか!

そんなユニコーンが、今年掲げているスローガンが「働き方改楽 なぜ俺たちは楽しいんだろう」。「なぜ俺たちは楽しいんだろう」というのは、ABEDONさんの口癖だそうです。

クリス:口癖なんですか?
ABEDON:どうせやるなら楽しくやったほうが。時間も早く過ぎるんで。


■収録曲のタイトルは全部こじつけ?

3月27日(水)にリリースするニューアルバム『UC100V』のコンセプトについて訊きました。

奥田:特に内容的にはないんですが、100周年というのも含めてですね、数字を散りばめるというか。数字が使われている曲を多くしたら、曲を作るのが簡単かなとかいう話をしてまして。途中で忘れてたんですけど、作ってたらまた思い出しちゃったりして。

忘れている人もいれば覚えている人もいたようですが、「最後にこじつければいい」とEBIさん。特にタイトルに数字が入っているのは、ほとんどこじつけなのだとか。タイトルからもユニコーンらしい遊び心が満載のアルバムになっているようです。

オンエアでは、アルバムリリースに先駆けて『ZERO』が初解禁されました。『ZERO』はABEDONさんが作詞作曲、ボーカルを担当しています。どういうテーマで書いたのでしょうか。

ABEDON:曲にあまりテーマはないんです。まだ激しいのがもうちょっとできるなと思って。パワーがいるじゃないですか、こういう感じって。
クリス:今回、アルバム全体がロックしてますよね?
ABEDON:そうですね。わりと表に向いている感じをなんとなくイメージしてました。なので、この曲もいちばん最後に曲出ししました。みんなの曲を聴いたあとに、「じゃあもう少し激しいのいこうか」ってことで書いたって感じですね。

さらにABEDONさんは、この曲のMVの監督も務めています。


■メンバーが持ち寄った曲は飲み会で聴く?

ユニコーンの特徴のひとつといえば、メンバー全員がそれぞれ曲を書くこと。提出期限などは、どうしているのでしょうか。

奥田:飲み会の日までに曲を溜めといて、飲み会の日にそれぞれの曲を飲みながら聴くという日が設けられるんです。それがたとえば2ヶ月後とかだとしたら、その間にサボったりやったりしながら。
クリス:飲み会で披露するんですか?
奥田:それはただ、その曲を聴いてるだけなんですよ。「これをこうしよう」とか打ち合わせもしないで、ただ飲んで聴くんですよ。
クリス:いいですね!
奥田:次の段階ではスタジオにいて、「あのときのテッシーの曲がいいから演ってみようかねー」とか。

またピンポンボックスでは、思い出に残っている卒業式のエピソードとして、「ボタンが無くなるかと思ったらなくなりませんでした」(手島)という話や、自分にとってのヒーローは「(レッド・ツェッペリンのドラマー)ジョン・ヘンリー・ボーナム」(川西)という話で盛り上がりました。ぜひradikoでチェックしてみてください!

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すべての客室を千利休の茶室に見立てた「泊まれる茶室」 こだわりは?

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。3月13日(水)のオンエアでは、新型カプセルホテル「hotel zen tokyo」をピックアップしました。


■茶室がコンセプト

人形町に4月上旬にオープンするこのカプセルホテルは「泊まれる茶室」がコンセプト。すべての客室を千利休の茶室に見立てています。かつての日本の茶人たちが理想の茶室としていた「大都会の喧騒の中に、自然のような静けさを作る」というコンセプトをテーマにしたホテルです。

ホテルを手がけた建築家の各務太郎さんに話を訊きました。

各務:エレベーターを降りると、建物の中ではありますが、茶室としては外にあたります。そこは砂利が敷かれていて、茶室と入り口との間の路地と言われる道が昔から日本の茶室にはあるんですが、それを再現しています。屋外の空間を歩きながら自分のベッドの前に来る。ベッド自体が茶室というイメージです。
 

 


部屋に入るときは、にじり口で頭をさげて入ります。これもお茶室と同じ所作で、茶の体験ができます。

ホテルは、千利休の茶室「妙喜庵」を、21世紀型に再解釈した和の空間。妙喜庵は、お茶、生け花、掛け軸に視線が向くようにシンプルなデザインで設計されています。そこを今回は、貴重品を入れるロッカーだったり、どうしたら一番快適に寝られるベッドが置けるかなど、機能面を茶室から寝室に再解釈していく作業を行なったそう。

中に入ると、狭いながらも落ち着く空間はまさに茶室。各客室、天井は2メートル以上あって、ミニマルだけど圧迫感はありません。


■クリエイターとコラボ

さらにこのホテルは、ファッション、アート、飲食体験を、日本の伝統を次世代に引き継ぐ活動をしているクリエイターたちと作り上げています。ルームウェアは日本の染物技術を使い、シルエットは着物にインスパイアされつつ現代的なデザインになっています。また、各部屋違う自然をモチーフにした日本画が飾られています。1年を通じて禅のスピリットを伝えられるようにとのことでした。

バーラウンジは宿泊しなくても利用でき、日本酒や野菜を中心とした料理を楽しめます。「hotel zen tokyo」は日比谷線人形町駅から徒歩1分です。78の客室があり、お値段は6000円から。ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 


【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

 

 

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