aikoが出演するラジオ番組まとめ

2023年にメジャーデビュー25周年を迎えたシンガーソングライター・aikoさん。5月8日(水)には、通算45枚目のシングル「相思相愛」がリリースされます。当記事では、aikoさんがゲスト出演するラジオ番組をまとめてご紹介します。

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aikoのプロフィール

大阪府出身のaikoさんは、高校時代から作曲活動を始め、1998年7月に「あした」でメジャーデビュー。その後も「花火」や「カブトムシ」、「桜の時」、「ボーイフレンド」などの楽曲が次々とヒットを記録。女性の恋心を綴ったリアルな歌詞とポップなメロディ、熱いライブパフォーマンスで、アーティストとしての人気を不動のものとしています。

小学生のころからラジオ好きというaikoさんは、歌手よりも先にラジオDJとしてデビューを果たしています。FM大阪の音楽番組『COUNTDOWN KANSAI TOP40』(1995年11月~2002年3月)での活躍をきっかけに大きな飛躍を遂げると、ニッポン放送の人気番組『オールナイトニッポン』のパーソナリティに抜擢。1999年11月から2003年3月まで放送された『aikoの@llnightnippon.com』は、リスナーたちからの支持も厚く、レギュラー放送終了後も特別番組で6度復活しています。2017年11月からは、自身のWebラジオコンテンツ『あじがとレディオ』の配信も行っており、現在も数々のラジオ番組にゲストで登場しては場を盛り上げています。

5月8日(水)には、通算45枚目となるシングル「相思相愛」をリリース。この曲は、4月12日(金)に公開された劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の主題歌に起用されています。

2024年4月 aiko出演のラジオ番組(※一部)

aikoさんがゲスト出演するラジオ番組の一部をご紹介します。

FM802『ROCK KIDS 802 OCHIKEN Goes ON!!』(2024年4月15日放送)

落合健太郎さんがDJを務める平日夜の音楽番組『ROCK KIDS 802 OCHIKEN Goes ON!!』にゲスト出演。最新曲「相思相愛」の制作エピソードが語られたほか、『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンからのメッセージが届くサプライズ演出もありました。

ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-
放送局:FM802
放送日時:毎週月曜~木曜 21時00分~23時48分
出演者:落合 健太郎
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FM802『RADIO MASTERS』(2024年4月16日放送)

中島ヒロトさんがDJを務める『THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS』にゲスト出演。最新曲「相思相愛」のMVにまつわる裏話のほか、「みんなにおすすめしたいもの」をテーマにトークを展開しました。

THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS
放送局:FM802
放送日時:毎週月曜~木曜 14時00分~17時51分
出演者:中島ヒロト
番組ホームページ
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FM大阪『LOVE FLAP』(2024年4月16日放送)

『LOVE FLAP』には、ロングインタビューをお届けした2023年12月5日以来、4ヶ月ぶりのゲスト出演。今回も番組DJ・谷口キヨコさんとの女子トークで盛り上がったほか、aikoさんの楽曲にちなんだクイズ企画が行われました。

LOVE FLAP
放送局:FM大阪
放送日時:毎週月曜~木曜 11時30分~14時00分
出演者:谷口キヨコ
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X(旧:Twitter)ハッシュタグは「#LOVEFLAP」

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TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』(2024年4月18日放送)

ラジオの中の学校をコンセプトにお届けする10代向けのワイド番組『SCHOOL OF LOCK!』に、ゲスト講師として出演。「もう好きな人できちゃいました!」を授業テーマで、生徒(番組リスナー)たちの恋の話を伺います。

SCHOOL OF LOCK!
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週月曜~木曜 22時00分~23時55分
出演者:こもり校長、COCO教頭
番組ホームページ
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FM802『SATURDAY AMUSIC ISLANDS -AFTERNOON EDITION-』(2024年4月20日放送)

『SATURDAY AMUSIC ISLANDS -AFTERNOON EDITION-』では、番組DJ・樋口大喜さんとのインタビューをオンエア。リスナーからの質問やメッセージ、2023年のデビュー記念日(7月17日)に発売されたアナログ盤の特集企画「TURN BACK TO aiko」などの感想も紹介される予定です。

SATURDAY AMUSIC ISLANDS AFTERNOON EDITION
放送局:FM802
放送日時:毎週土曜 12時00分~18時00分
出演者:樋口大喜
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FM802『TACTY IN THE MORNING』(2024年4月23日放送)

毎週月曜から木曜、朝6時から放送中の『TACTY IN THE MORNING』に、インタビュー出演。番組DJを務める大抜卓人さんとの対談をお届けします。

on-air with TACTY IN THE MORNING
放送局:FM802
放送日時:毎週月曜~木曜 6時00分~11時00分
出演者:大抜卓人
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この記事を書いた人

radiko編集部

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みかんに魅せられた大学生、異郷の地で大挑戦「多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

暦の上では春になっても、まだまだ「こたつ」が恋しい時期です。こたつに入ると食べたくなるのが、やっぱり「みかん」。

ただ、どんな方がみかんを作っているのか、あまり知らない方も多いと思います。今回は、果物好きが高じてみかん農家になった、北国出身の若い男性のお話です。

赤山大吾さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

昔、東京と沼津の間を結ぶ電車を「湘南電車」と呼んでいた時代がありました。車両のオレンジと緑のカラーは「湘南色」、俗にみかん色とも云われてきました。今はだいぶ本数も減りましたが、東京駅のホームに、「沼津」と行先が表示されると、何となく、潮の香りと柑橘系の爽やかな香りが漂ってくるような気分になります。

その静岡県沼津市・西浦地区は、駿河湾の最も奥まった所にあって、海越しの富士山を望むことが出来る、風光明媚なみかんの産地として知られています。看板品種は、寿という字に太郎と書いて、「寿太郎」。この「寿太郎」を、今シーズン初めて作り上げて、出荷した男性がいます。

赤山大吾さんは、2000年生まれの24歳。赤山さんは、北海道・札幌のご出身で、小さい頃から果物が大好きでした。土地柄、みかんはあまり出回らないため、りんごを2個、まるかじりするのが日課。残すのは、わずかに芯の部分だけでした。

赤山さんは新潟の大学に進学しましたが、コロナ禍のために授業はリモートが中心。学ぶ内容も想像していたものと違って、あまり納得がいきませんでした。悶々とした日々を送る中で、赤山さんはたまたま近所のスーパーで「沼津・西浦みかん 寿太郎」と、ラベルが貼られた袋を手に取ります。

『寿太郎? 沼津ってドコ?』

赤山さんは、そう不思議に思いながら、家に帰って、さっそく皮をむいて、みかんの小さな袋を一つ、口のなかに入れると、いままでにない食感に感激しました。

『甘い! でも、甘いだけじゃない、甘みと酸味のバランスが絶妙だ!』

赤山さんは、「寿太郎」を食べて、食べて、食べまくりました。そのおいしさに満たされるうちに、自分でもみかんを作りたい気持ちが芽生えます。

沼津市西浦地区のみかん山(画像提供:JAふじ伊豆)

赤山さんは、居ても立ってもいられずに、寿太郎を出荷している沼津のJAに、直接電話をかけました。

「あの……、みかん作りに興味があるんです。教えてもらうことは出来ますか?」

2022年2月、赤山さんは大学を休学して、沼津にみかん作りの研修にやって来ました。地元の農家の皆さんも、北海道出身の赤山さんの挑戦に驚いたといいます。

その初顔合わせ、農家の皆さんは赤山さんの手を見るなり、思わず目を見張りました。

『おお、彼は本物だ! これだけみかんが好きなら、きっとやってくれる!』

そう、赤山さんの手は、みかんをいっぱい食べた、あの黄色い手になっていたんです。赤山さんは、西浦地区でもとくにおいしいみかんを作ると定評のある、御年80歳の大ベテランの農家の方に付いて、みかん作りを学び始めました。

「いいか、農家というものは、人に言われてじゃなくて、自分から動かないとやれないぞ」

「みかんは手間をかければかけるほど、ちゃんと応えてくれる。手間を惜しむな」

赤山さんは、師匠がかけてくれる言葉を一つ一つ噛みしめながら、その背中を追いかけていきます。厳しい言葉の後には、夕飯のおかずをおすそ分けしてくれたり、地元の皆さんの人柄の温かさも、故郷を離れた赤山さんには大きな励みになりました。

赤山大吾さん

籍を置いていた大学にも退学届を出して、退路を断った赤山さんは、2年間の修業を経て、2024年1月、晴れて独立を果たします。高齢でみかん作りが難しくなった方のみかん山・およそ1.5ヘクタールを借り受けて、自分の力が試される時がやって来ました。

いざ作り始めてみると、農家はみかんを作っていればいいわけではなく、事務手続きや生産計画作り、害虫や猛暑対策、アルバイトの雇用などを、全部1人でこなします。

それでも去年は概ね天候に恵まれ、周りの皆さんのサポートにも支えられながら、およそ1万キロの「寿太郎」が無事に実って、収穫することが出来ました。その出来栄えに、赤山さんも手ごたえは十分! 早速、地元の方に食べてもらうと、「おいしい!」と、味に太鼓判を押してくれました。

自分で収穫したみかんが出荷されていく様子を見て、赤山さんは胸が高鳴りました。

『自分で作ったみかんが誰かの手に渡っていく。ようやく自分で稼ぐことが出来たんだ!』

でも、赤山さんに収穫の喜びに浸っている暇はありません。まだ、みかんの管理に甘い点があったこと。そして、この冬は、越冬しているカメムシが多いため、今年は天敵への抜かりない対策が求められそうなことなど、しっかり気を引き締めています。

「もっとおいしいと言ってもらいたい! 多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

その思いを胸に、赤山さんは2年目のみかん山に登ります。

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