DYGL・下中と秋山、出会ったときに「同じ音楽をシェアしてるんだな」と思えた理由

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR'S ROOM」。毎週火曜日はDYGLが登場。4月9日(火)のオンエアでは、下中洋介(Gt.)と嘉本康平(Dr.)が、自分たちの「ルーツミュージック」をテーマに話しました。


■「俺も同じように弾ける」って感覚

まずは嘉本が「はじめてコピーした曲」として、The Smashing Pumpkinsの『Today』を紹介。

嘉本:もともと楽器はギターからはじめました。その時にDragon Ashが好きな兄の影響で、彼らの音楽をよく聴いていて。その流れでDragon Ashが参考にしたりサンプリングしたりする洋楽を漁っていて、そのなかにThe Smashing Pumpkinsがありました。すごく印象的なリフでコピーしやすいなと思って。厳密に最初にコピーした曲かは忘れてしまったけど、ギターをはじめたときに、ひたすらこの曲を弾いて「俺も同じように弾ける」って感覚になりましたね。
下中:その感覚って感動するよね、「同じだ!」って。Dragon Ashっていろんなバンドをいろいろ参考にしているなか、スマパンにたどり着いたかもちゃん(嘉本)はオルタナ好きなんだね。
嘉本:そうそう、自然と90年代のオルタナが流れてるんですよ。時代の空気感とかファッションとかもすごく好きですね。
下中:カッコいいもんね。カッコつけてないけど、カッコつけてる自然体みたいな感じの温度感があるからね。


■高校でSuedeにハマり、今でも聴いている

続いて下中が「はじめて夏のロック・フェスティバルで観たバンド」としてSuedeを紹介。彼らの曲『Beautiful Ones』をオンエアしました。

下中:この曲と出会ったのは高校生のとき。NHKが放送したBBCの番組『みんなロックで大人になった』のインディー・ロック特集でSuedeが出ていたんです。すごいグラマラスな服を着て「モラルを外れた曲をトップ10に送り込んでやる」ってインタビューで話していて、すごくカッコいいなと思っちゃって。そこからSuedeにハマって本当に好きになって、今でもたまに聴いています。

高校生のときは、ブリットポップがすごく好きだったそう。その魅力について話します。

下中:ギターがフィーチャーされている音楽だったし、叙情的な歌も多かったから。ファッションはアメリカのオルタナが好きだったけど、音楽はイギリスとアメリカがクロスオーバーしているものが自然と好きになりましたね。Suedeはアメリカみたいな面もあると思うんですよね。グルーブとか音とか。そのへんが自然と好きになったのかなと思います。


■バンドのルーツのひとつになった音楽番組

ルーツミュージックを話していくうちに、下中は思い出したことがあるようで……

下中:大学のときに、その『みんなロックで大人になった』の話で(DYGLのボーカル・ギターの)秋山(信樹)くんとすごく盛り上がったんですよね。僕が大学に入学してはじめての授業を受けるときに、間違えて違う教室に入ってしまい(笑)。その授業が終わったとき、「サークルの新入生イベントとかで見たことあるヤツいるな」と思って話したのが秋山くんでした。「どんな音楽を聴くの?」って話とかするなかで、『みんなロックで大人になった』の話題になって。そこから一緒にバンドを組もうとはならなかったけど、「同じ音楽をシェアしてるんだな」って認識でしたね。それが秋山くんとの最初の出会いでした。

秋山との思い出を振り返り、下中は「極めてバンドのルーツに近い話かもしれない」と感慨深い様子で話しました。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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【一度は行ってみたい海外フェス】「アジア編」おすすめ3選…東京から2時間半で行けるところも!

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、「一度は行ってみたい海外フェス特集」をお届けしています。

特集2日目となる4月9日(火)のオンエアでは、今年開催されるアジア圏の大型フェスの中から3つを紹介しました。

【1日目】アメリカ&イギリス編…Perfumeも参加するのは?


■【韓国】仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル

2006年にスタートしたこの音楽フェスは、これまでの13年間で約1300組の国内外ミュージシャンが出演。累計観客数は100万人以上。今、韓国を代表するロックバンドのHYUKOHはもちろん、過去にはThe Strokes、Muse、The Chemical Brothersなど、世界を代表するアーティストがヘッドライナーをつとめてきました。日本から昨年、Suchmosやnever young beachが出演しています。

フェスのコンセプトは「音楽」「情熱」「環境配慮」「DIY」「友情」の5つ。しかも地元の市民は入場料の割引もあり、さらに13歳未満、65歳以上は入場無料! そして地元グルメが楽しめる飲食ブースなど、地域密着型かつ世界に誇る大型音楽フェスです。アクセスも東京から飛行機で2時間半という近さなので、音楽ファンはぜひ足を運んでおきたいフェス! 今年も開催が告知されているので、続報を楽しみに待ちましょう。


■【香港】クロッケンフラップ

2008年にスタートした、香港の音楽と芸術の祭典。正式名称は「クロッケンフラップ香港 ミュージック&アートフェスティバル」。今年は11月22日から24日まで開催が発表されており、Erykah Baduがヘッドライナーとして発表されています。

高層ビルが立ち並ぶ香港ベイサイドで行われる都市型野外フェス。音楽以外にもアートや映画が楽しめます。チケット価格は3日間通しで、日本円にしておよそ2万6000円。音楽と密接な関係にあるアートや映画などのカルチャーも同時に楽しめるので、かなりお得な価格ではないでしょうか?


■【インドネシア】DWP

2008年にクラブイベントとして誕生。2回目となった2010年以降、場所を移し、正式名称「ジャカルタ・ウェアハウス・プロジェクト」として開催。昨年はフェス10周年。12月7日から9日まで3日間に渡って行われ、Afrojack、スティーヴ・アオキ、Major Lazer、DJ Snake、Marshmelloなど、世界トップクラスのDJが過去に出演しています。

チケット価格は3日間通しで、日本円にするとおよそ2万円。観客はインドネシア人はもちろん、マレーシア、タイ、シンガポール、中国、韓国など、アジア各国のダンスミュージックファンが集まっています。開演時間は18時で終演は深夜3時という、クラブイベントならではの時間帯。日本の12月とは真逆の暑い体験がEDMと楽しめる最高のイベントとなっています。

この他、シンガポールの豪華客船フェス「IT'S THE SHIP」や、タイのずぶ濡れ音楽フェス「S2O」など、アジアには魅力的なフェスがたくさん開催されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください!

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