【スピッツ特集】暗い毎日を救ってくれた『スーベニア』収録の曲は…ANTENAのボーカル・渡辺が語る

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。

この週はスピッツを特集。草野マサムネ、三輪テツヤ、田村明浩、崎山龍男の4人からなるスピッツは、10月9日(水)に最新アルバム『見っけ』をリリースした。

【1日目】川谷絵音が語る「深みにハマると抜け出せなくなる」ポイント
【2日目】あいみょんが熱弁!「マサムネさんのDNAが、自分の中に0.01ミリグラムでもあればいいのに」

特集3日目となる10月16日(水)のオンエアでは、バンド・ANTENAの渡辺 諒(Vo.&Gt.&Key.)がスピッツの魅力を語った。

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■小学生のころから聴いていた『チェリー』と中学生になって再会

渡辺がスピッツを最初に知ったのは小学校1年生のとき。ラジオやテレビから流れてくる『チェリー』をよく耳にしていた。中学校2年生になって同級生にギターを教わる機会があり、練習曲として紹介されたのが『チェリー』で、このときスピッツと『チェリー』が初めてリンクしたのだという。

渡辺:そこからギターをちょっとずつ練習していく上で、まだスピッツのすごさをなにも知らない当時の渡辺は「もしかするとスピッツの曲というのは、コード進行が全部簡単なんじゃないのか?」と、そんな気持ちを持ちまして。当時の最新作だったアルバム『三日月ロック』をインターネットで購入して、練習しようと思って1曲目の『夜を駆ける』をなんとなしに聴いてみたんですけど、『夜を駆ける』から『水色の街』の流れっていうのが、当時バンドサウンド、バンドを知らなかった俺にとって、衝撃的なぐらい格好よかったんですよね。


■父親からの誕生日プレゼント『スーベニア』が渡辺の青春時代の彩りに

中学校3年生になった渡辺は、誕生日プレゼントとしてスピッツのアルバム『スーベニア』を父親にリクエストした。収録されていた曲『ありふれた人生』が人生の手助けになったという。

渡辺:当時、ちょっと暗めの毎日を送っていたんですけど、その暗めな毎日を彩ってくれて、いろんな未来を生きてみたいと思わせてくれた曲が『ありふれた人生』でした。

本当にこの曲に対して感謝しきれないというぐらい、『スーベニア』というアルバム全体を含めてそうなんですけど、CDケースがガバガバになるくらい何回も開け閉めして聴いていた思い出があります。


■スピッツとの対バンを願う渡辺「感謝の気持ちをバンドで演奏できたら」

「青春を彩ってくれた偉大なバンド」とスピッツに感謝する渡辺は、さらにその魅力を熱弁した。

渡辺:「世代を超えて愛される」って、よく耳にする言葉ではあるんですけども、心の真ん中にボールを投げ込んでくれるスピッツというバンドにいつも救われています。ANTENAもそういうバンドになれるように、スピッツという偉大な先輩から受け取ったものを今度は我々が、もっと下の世代に届けられるように音楽を作っていきたい。いつかスピッツと対バンをしたときには、ぜひスピッツのカバーをして、自分の人生の半分以上を彩ってくれた感謝の気持ちをバンドで演奏できたらなと思っています。

その後、アルバム『スーベニア』から『ありふれた人生』が紹介されると、当時この曲をよく聴いていたというあっこゴリラが「スピッツたまらん!」と、曲への愛情を熱く語る場面も。ぜひradikoでチェックしてみてほしい。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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GW宿泊料が上昇!予約も取りづらいとの声に「国内と外国人の二重価格にしたら?」

4月26日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、国内宿泊料金の高騰について意見を交わした。

ゴールデンウィークの宿泊料金が上昇している。日経新聞の調査を見ると、初日の4月27日、明日の平均客室単価が前の年より1割以上高いホテルが3/4に上った。円安による訪日外国人の増加が稼働率を押し上げ、価格上昇につながっている。人手不足は深刻で、宿泊やサービスの制限につながる可能性も出ている。

寺島アナ「内藤さん、上がってますね」

内藤「昨日(自分が関わる)イベントの設営がありまして、首都圏以外のところから業者のかたがブースを出しに来られるんですけれども、宿泊にお金がかかっちゃって大変だという声をいろんな方から聞きました。場所が浅草なものですから、その界隈は本当にホテルがすごく高くなっています。予約も大変だって皆さんおっしゃっていましたね」

日本政府観光局によると3月の訪日客数は約308万人と、単月として過去最高となった。都ホテル京都八条では予約の半分近くをインバウンドが占める。東京のホテルでも「昨年はほとんどいなかったインバウンドの需要が強く、予約の50%くらいになりそうだ」という。コロナ禍前と比べても客室単価は高くなっている。

寺島「文化放送がある浜松町にもホテルはいくつもあるんですが、その中の一つにたまたまこの前お話を聞いたところ、そのホテルに関しては8割が外国人客だそうです。やっぱり多いんですよね」

内藤「国によっては国内料金と外国人料金の二重価格になってるとこがあるじゃないですか。円安が急激に進んで外国人の負担が少ないというのであれば日本も二重価格にしていいような気がします」

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