リュクソ・松本ユウ×甲田まひる×櫻井海音が鼎談! 20歳の今、挑戦したいことは?

(撮影時のみマスクを外しています)

インナージャーニーのドラマーで俳優の櫻井海音、シンガーソングライターの甲田まひる、そしてリュックと添い寝ごはんのボーカル・ギターを務める松本ユウがJ-WAVEで鼎談。20歳を迎えた3人がサッポロ生ビール黒ラベルを飲みながら、現在の心境、そして今後の展望などについて語り合った。

3人が鼎談したのは、シシド・カフカがナビゲーターとして「20歳」をテーマに届ける特別番組『J-WAVE SPECIAL SAPPORO BEER AT AGE 20, THE BEGINNING』(1月10日 20:00-21:55)。20歳を迎えた心境、新たに訪れた変化や今後の意気込みなど注目の若手ミュージシャンがリアルな想いを語る番組だ。

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お酒が飲めるようになったメリット

同い年だという3人はまずビールで乾杯。和気藹々とした雰囲気の中、お互いの関係性について語っていく。

櫻井:僕ら3人は同い年だけど、まずはリスナーのみなさんのために関係性を洗い出していけたらと思います。僕とユウくんはイベントで対バンしたり、ラジオ共演したこともあって、この間は一緒にフットサルをしたよね。

甲田:そうなんだ。めっちゃ仲良し!

松本:僕とまっぴー(甲田)は初対面だね。

甲田:完全に初対面です。

櫻井:僕とまっぴーは事務所が一緒で、1度だけご挨拶させてもらったね。同い年なんだけど、さっき楽屋で「甲田まひるさん」と呼んじゃったから、今日から「まっぴー」と呼ぶことになったんです。

3人は2001年生まれという共通点がある。それぞれ20歳を迎えて変化したことはあったのだろうか?

松本:やっぱりお酒が飲めるようになったことは大きいんじゃないですかね。

甲田:確かにそれは大きいよね。20歳を迎えてできることが増えた感覚はある。HIPHOPのライブって、クラブで開催されることが多いんだけど、これまでは年齢制限の問題で入場できないことがあったの。その制限がクリアできたのは、めっちゃうれしかった。

櫻井:確かにそういうのはあるよね。ユウくんはリュックと添い寝ごはんのメンバー全員同い年だけど何か変化はあった?

松本:ベース(堂免英敬)はまだ19歳なんだけど、ドラムの宮澤(あかり)とはしょっちゅうお酒を飲みにいったりしていて、そういうのはうれしいね。メンバーとお酒が飲めるようになったのはよかった。

櫻井:そういうのはいいよね〜。俺は、インナージャーニーのほかメンバーが全員年上なの。だから今まではメンバーがお酒を飲んでいる横で、ひとりだけソフトドリンクを飲んでいたからすごく寂しかった。けれど、一緒に飲めるようになったのは、大きく変わったことだと思う。まっぴーは何か変わった?

甲田:私も年上の友だちが多いから、ひとりだけお酒を飲まないっていうシチュエーションが当たり前だったの。だから飲めるようになって、“大人の仲間入りしたな”という実感はあるかな。その一方で、心の変化はそんなにないかも。

櫻井:たまに、20歳になったタイミングで「何か自分の中で変化したことありますか?」と聞かれることがあるけど、そんなに変わらないんだよね(笑)。

松本:そうだね(笑)。

櫻井:物理的にお酒が飲めるようになったり、タバコを吸えるようにはなったけど、心境はそんなにね。

甲田:近くに年下の存在があったら、また別の意識も生まれてくるのかもね。今はまだ周りに年下のミュージシャンってあまりいないから。

櫻井:後輩が出てきたらまた変わりそうだよね。なんといってもまだ僕ら新人の枠ですからね〜。

【昨年の20歳対談】Vaundy×ikura(YOASOBI)が対談! 令和の音楽は「発音」に特徴がある?

3人がこの先挑戦したいことは?

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20歳という人生の節目を迎えた3人は、これまでの人生をそれぞれ振り返ることに。

甲田:小学校6年生のときに、タイムカプセルを埋めたんだけど、この間、「掘り起こしましょう」ってLINEがきたの。それでめっちゃ時間の流れを実感した。あっという間な気もするし、一方で長かったなという気もする。

櫻井:小学6年ってことは8年前かぁ……。タイムカプセルに何を書いたのか覚えている?

甲田:それが何も覚えていないんだよね(笑)。

櫻井:じゃあ、掘り起こしてみて、何を書いたか確認するんだね。

甲田:そう、楽しみ〜!

櫻井:2人は何歳から音楽を始めたの?

甲田:私は5歳からピアノを始めて、中学1年生から事務所に所属するようになったかな。

櫻井:わぁ……僕らより圧倒的に大先輩ですね。

松本:僕はギターを始めたのが中3の頃。それから高校の軽音楽部で活動してたかな。バンドを組んだのは高1の冬で、そこから4年が経ちました。

櫻井:僕は中2でドラムを始めた。それまではずっとプロサッカー選手を目指しながら、サッカーを練習していたんだよね。

松本:フットサル上手かったもん……!

甲田:あははは(笑)。本気でやっていた人との差があったんだね。サッカー少年だったんだ。

櫻井:そうなんですよ。

20歳になり大人の階段をひとつ上った3人がこの先挑戦したいことは?

櫻井:僕はチャレンジしたいこととは違うかもしれないけれど、20歳になるとタバコが吸えるじゃないですか。でもね、僕、タバコが吸えないの。何回かチャレンジしたことはあるんだけれど、すごく苦手で。でも俳優業をする中で、タバコを吸うような渋いシーンも演じてみたいなと思っていて。

松本:似合いそう……!

甲田:見てみたいね〜。

櫻井:そういうのは20歳を迎えたからこそ、演じられる役だと思うので、やってみたいですね。

甲田:私はまだ人前でパフォーマンスしたことがないからライブをしてみたいかな……。

櫻井&松本:えっ!? そうなんですか?

甲田:そう(笑)。今までピアニストとしてライブはしてきたんだけどね。それこそ1st配信EP(『California』)を出したばかりなので、今年はライブで披露できたらと思っています。

櫻井:めちゃくちゃやってほしい!

松本:僕はわかりやすく、バンジージャンプとかはやってみたいと思ってる。まだやったことがないから(笑)。でも高いところが苦手なんだよね。

櫻井:ぜひ、やってください……! 撮影もしてYouTubeとかにアップしますか?

甲田:それいいかも(笑)!

3人が語る「音楽業界でこう輝きたい」という熱い思い

これからの活躍が期待できる3人の若手アーティスト。「20歳になってこれから達成したい目標」について話題が及ぶと、一段ギアが上がった熱いトークが展開された。そんな中、櫻井が掲げた目標とは……?

松本:バンドで野外のライブイベントに出たいっていうのはあるかな。それこそ、コロナ禍では外出自粛とかもあったりで、ライブができない日々も続いていたから、お酒を飲んでいるお客さんを見ながらライブをしてみたいんだよね。

甲田:私もやっぱりライブ関係になってくるんだけど、20歳の目標のもうひとつは“アルバムを作る”っていうのがある。

櫻井:そうか〜。おふたりが真面目に20歳で達成したいことをお話ししてもらった後に恐縮なんですけど、僕は席を立つときに「よいしょ」って言う癖をやめたいんです。

松本:えっ、ちょっと待って、早くない(笑)?

甲田:20歳でもう「よいしょ」って言ってるの(笑)?

櫻井:車の運転で、椅子から立ち上がるときに「よいしょ」って思わず言っちゃうんだよね。すごくおじさん臭い癖があるので、今年はこれをやめることを抱負にしました。それにしてもなんてダサい目標なんだろう(笑)。

甲田&松本:あははは(笑)。

櫻井:そんな我々は“2001年世代”ですけど、改めて「この世代が団結して音楽業界でこう輝きたい」という熱い思いがあれば聞きたいです。

松本:僕はわりと今も昔も“変わらずにやっていきたい”という気持ちかも。

甲田:それも素敵だな〜。私は、周りに同世代のミュージシャンがいる環境は今までなかったので、単純に才能あふれる同世代と出会える感覚はすごくうれしい。やっぱり同世代から受けた刺激によって、生まれるものってたくさんあると思うし。もちろん年上の上手な方と演奏するのも楽しいけれど、“自分たちの世代だけしかできないこと”を、みんなでできたらいいなって思う。

松本:確かに……! 今、その話を聞いてパッションとか、サプライズとか、そういう誰かから不意にもらう感覚みたいなものは大事にしたいと思った。

櫻井:うわぁ……かっこいい……! なんか、かっこいいじゃないですか……!

松本:いやいや(笑)。でも同世代だからこそ表現できる団結や情熱みたいなものは絶対にあると思うからね。

櫻井:僕は2人と違ってボーカルではないので、声で表現するというのは俳優としての仕事になるんだけど。ドラマーとして、インナージャーニーとして、とにかく活動を継続していって、なおかつ俳優の仕事も両立させて、どちらも主軸にしていけたらいいなって。

松本:うん、うん。

櫻井:自分の好きなこと、楽しいと思うことを表現して、何かを受け取ってもらえることがあれば幸せだなと思っているのね。そこは大事にしたいですし、僕自身、音楽でも役者としても“櫻井海音という生き様”みたいなものを見てもらって、心が動いてくれる人がいれば、アーティスト冥利に尽きるなというか。とにかくそこを大切にしていきたいですね。

甲田:いいね〜。

櫻井:このメンバーでも何かやりましょうね。せっかくここでお酒を飲み交わして(※櫻井は収録中にビールをおかわりする場面も)、熱い思いを語り、2001年世代としてやっているので、一緒に頑張っていきましょう!

甲田&松本:頑張っていきましょう……!

(構成:中山洋平)
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射撃・竹田翼 “ゾーン”に入ると拍手も煽りも気にならない

5月6日(月)荘口彰久がパーソナリティを務める「ケーダッシュセカンドプレゼンツ 輝く未来のアスリート アスヤン!~若いアスリートを全力応援~」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。

ゲストは竹田翼(19)
2005年、埼玉県出身。栄北高校時代に射撃をスタート。高校卒業後、法政大学社会学部に進学し、現在は体育会射撃部に所属している。「エアライフル」「スモールボアライフル」2種目で活躍中。日本学生選抜スポーツ射撃競技大会で団体2位、全日本スポーツ射撃選手権大会で団体3位などの実績を残している。

今回も、公益社団法人日本ライフル射撃協会 広報部会長、門間健一が参加。射撃の最新事情、そして竹田の描く未来を伺った。

荘口:昔と比べて今、射撃の世界で変わったところってありますか?

門間:いやあ、もうずいぶん変わりました。何しろ明るく楽しくなった、というのが第一印象ですね。

荘口:門間さんの現役時代はたいていのスポーツは厳しいもの、先輩からの指導が不適切にも程がある感じで理不尽なことが昔は多かったイメージですよね。今は違うんですか?

門間:違います。例えば、今は試合中にBGMがかかるようになりまして。

荘口:えっ?でも、モーツァルトとかですよね?集中力が高まるように。

竹田:意外とそうではなくて、普通にJ-POPとか、たまに変わったところだとアニメ関連の曲が流れたりします。しかも、けっこうテンション高めの曲も流れたりしますね。

門間:次の一発で順位が決まる、という極度の緊張の中でも、拍手、手拍子、煽りみたいなものもあります。

荘口:はい、はい、はーい!みたいな。

竹田:はい。その状況でも撃つことに集中しないといけないです。確かに最初は気になりましたけど順位が上がるにつれて、ゾーンじゃないですけど、本当に集中した状態になると意外と聞こえなくなります。

荘口:そんな竹田選手、ズバリ長期的な目標は?

竹田:強化指定選手になって、2028 年ロサンゼルス五輪を目指します。そして、ライフル射撃競技の知名度を上げて、支援やサポートの強化に携わりたいです。いずれ自分自身が経済的負担を抱えている選手をサポートできるようになりたいと考えています。

荘口:お話を伺ったところでは銃は50万円くらいかかり、ウェアも作ると20万円くらいしたりとか。そういう状況だからなかなか続けられない選手もいるのでしょうか?

門間:いますね。どうしても用具が海外製のものになるので、円安とか為替の問題もありますし。経済状況によってかなり影響が出ます。

竹田:特に大学から始めた人で、銃やウェアを買えないから仕方なくあきらめる、という選手がいます。自分は今サポートを受けて競技が続けられていますので、いずれ自分もサポートできる側になりたい、と考えています。

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