「一人ひとりの心の平和が世界を変える」ヨグマタ相川圭子 終戦の記憶と平和への願いを語る

TOKYO FMグループの「ミュージックバード」が制作し、全国のコミュニティFMで放送中のラジオ番組「目覚めの時間~ヨグマタ相川圭子のアセンションプリーズ」。ヨガ・瞑想の世界的第一人者で、数々の本を執筆し、国連でも世界平和のスピーチを届け、ニューヨークをはじめグローバルに活躍しているヨグマタ相川圭子が、アシスタントの田中真由香とともにより豊かに生きるための知恵や考え方を伝える番組です。今回の放送では、戦争の記憶を振り返りながら、平和への思いを語りました。


(左から)アシスタントの田中真由香、パーソナリティのヨグマタ相川圭子



◆戦争の記憶から考える平和への願い

8月には終戦の日もあり、戦争や平和についてあらためて考える機会がありました。番組では、相川が自身の生まれた年と戦争の記憶に触れながら、平和への思いを語りました。

相川は「私は終戦の年に生まれました」と自身について振り返り、日本が戦後、平和な社会を築いてきた歩みに思いを寄せます。そして、「本当にたくさんの人がお亡くなりになってね、そういう冥福を終戦記念日にはお祈りしたりして、これからもう戦争しないように誓うんです」と、犠牲となった人々への祈りと、二度と戦争を繰り返さないという決意を語りました。

また、戦争では国同士の争いであっても、実際には多くの一般の人々が苦しむことになると指摘。「国と国の争いでね、エゴの争いというか」と話し、互いの考えや立場を理解することの大切さを訴えました。

そのうえで、国際社会における対話の重要性にも言及。「国連とかもあってね、しっかり話し合ったり、相手の立場を理解するっていうことが必要」と語り、条約などを通じて争いを避ける仕組みが作られてきたことについては、「昔より少しずつ良くはなっていると思う」と前向きな思いを明かしました。

◆身近な人間関係にも思いやりを

さらに、相川は日々の暮らしのなかで感じる「平和」についても語りました。自身がさまざまな人の相談に乗るなかで、家族や人間関係の悩みに触れる機会があるといいます。

「この人が嫌いだからといって、同じ部屋にいるのが嫌だから排除しようとか、そういうのはよくない」と話し、人を遠ざけるのではなく、相手を理解しようとする姿勢の大切さを説明しました。人はそれぞれ価値観や性格が異なるからこそ、「愛を強く育んでいくことで、相手を許す心が生まれてくる」と語ります。

また、自身について「子どものときから平等意識なので、この人は特別好きだとか、この人は嫌いだとかそういうのがない」と明かし、誰かを分け隔てなく見る姿勢を大切にしてきたことを明かしました。国同士の争いだけではなく、身近な人との関係においても、相手を理解し尊重することが平和への第一歩になると伝えました。

続いて、田中が自身の出身地である広島で、平和について考える機会が多かったと話します。学生時代に資料館を訪れたり、戦争を経験した人の話を聞いたりするなかで、戦争の悲惨さや平和な日常の尊さを感じたといいます。普段何気なく過ごしている普段の日常こそが、かけがえのないものなのだと、あらためて実感したエピソードを明かしました。

これを受けて相川は、世界の争いの根底には、一人ひとりの心のなかにある憎しみや不満が影響しているのではないかと持論を展開します。「一つひとつ小さいところから、どういうふうに平和に貢献できるか」と問いかけ、自分自身の心と向き合うことの大切さを強調。「自分を平和にしていくことを、一人ひとりがやったら世界平和が訪れるのかなって思います」と語りました。

また、「あの人はああだから」と相手を責める気持ちではなく、互いの違いを認め、理解する姿勢が必要だと説明。「許したり理解をしたり、ちょっと距離を置いてみるとかね」と、相手の立場に立って考えることの重要性を伝えました。

◆一人ひとりの心の平和が世界へつながる

さらに相川は、人の心にはさまざまな葛藤があり、目には見えない感情の揺れがあると語ります。「人を羨ましがったり、あの人はこれ持っているとか、ねたみの心が出てきたりもする」と話し、競争社会のなかでは、どうしても自分自身のことばかりを考えてしまうことがあると指摘しました。

そのうえで、「もっと相手の立場になる練習をしたり、自分のものを分かち合っていく」と語り、幼い頃から思いやりや調和を学ぶことの大切さを訴えます。

また、平和を実現するためには大きな声で訴えるだけではなく、日々の行動の積み重ねが大切だといいます。「一人ひとりが思いやりを持って、自分を愛して」と呼びかけ、身近なところから平和を育む姿勢を伝えました。

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音声版「目覚めの時間~ヨグマタ相川圭子のアセンションプリーズ」
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<番組概要>
番組名:目覚めの時間~ヨグマタ相川圭子のアセンションプリーズ
放送日時:毎週日曜日 5:30-5:55
パーソナリティ:相川圭子、田中真由香(アシスタント)


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アメリカ中間選挙で見えた「若者の怒り」。共和党の支配も揺るがすトランプ離れ

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、11月5日の放送に元・日刊スポーツ編集局長でジャーナリストの久保勇人が出演。11月4日に投開票となった、アメリカ中間選挙を動かしたという「若者の怒り」について解説した。

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「世界に大きな影響を与えるアメリカ中間選挙が行われました。任期折り返しのトランプ大統領に厳しい逆風が吹いています。民主党圧勝の要因のひとつだと指摘されているのが、若者たちの怒りです」

久保勇人「今回の中間選挙で最も注目されたのがテキサス州でした。共和党が支配し続け、巨大な赤い州、レッドステートと呼ばれました。そこの連邦上院選で民主党の新星・タラリコさんという州下院議員が(民主党員で)38年ぶりに議席を奪還することに成功したと。この方は37歳、進学校出身。公立中学校教師だった人です。ずっと選挙戦の初めから使い続けたフレーズがあって。『いまのアメリカの分断というのは左右ではなく上下だ』と」

長野智子「うん」

久保「これが全米的にものすごく広がったんですね。これに関連してタラリコさんは、アメリカをいま破壊している唯一のマイノリティは超富裕層である、といったことも言っている。彼がしきりに訴えたのは、イデオロギーでなく経済格差、権威主義と普通の庶民、既存のエリート層と既存の庶民、この対立なんだ。そう全面的に訴えたわけです。それに多くの若者が最初に呼応していった、という現象がありました」

長野「はい」

久保「共和党候補とタラリコさんの支持率、全体では直前まで数%ぐらいの差だったんです。ところが各種世論調査を平均すると、29歳以下の若者に限れば支持率の差は50%以上もあって。それぐらい若者に対しての求心力を持っていた」

長野「すごいことですね」

久保「それだけの大差がついた。当然、共和党の州ですから、そこを支持する若者のかなりの人数がタラリコさんへの投票を推進した、と。表明しただけでも数万人規模でハッキリ『自分はタラリコさんに投票します』と、共和党支持の若者たちが言っていた、という現実があります。このような状況はテキサス州だけでなく、全米でも同じでした」

長野「はい」

久保「たとえば選挙直前、全米規模の調査で、29歳以下の人たちが『どちらに投票しますか?』と聞かれて73%が民主党候補に投票します、と回答していたんです。翻って2024年の大統領選。なぜトランプさんが再選したかといえば、大きな要因として挙げられたのが、反エリート、既成の権威主義を打破する、インフレ対策をちゃんととる。そういうトランプさんの主張が、多くの若者に支持された。だから圧勝した。今回、若者層が大量に民主党に投票する動きが起きた」

長野「わかりやすい。全部、裏切っていますものね」

久保「ではなんで、若者がこんなに怒っているのか。やはりトランプ離れの背景にはインフレの加速、イラン情勢による燃料高騰。いまAIの進歩なんかによって就職難が起き始めている。あとやはり、トランプさんがあちこちで戦争を仕掛けていることに対し、イヤだと。特にトランプさんの関税政策や原油高によるインフレの加速。これの影響については、平均的な負担増が、一般的な国民で年間1100ドルぐらい。十数万円、増えていると」

長野「ほう」

久保「それが定説になっています。これに加えてエネルギー、ガソリンですね。これの負担増が1000ドルだとされます。トランプさんの経済政策によって富裕層は所得が増えたと。一方で中間から下位の層は負担が増えている。貧富の格差が拡大している、という状況が起きているんですね。これによって統計的な数字だと上位1%の超富裕層が、アメリカ全体の富の3割以上を占めるようになってしまったんです」

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