白夜の北欧、ピラミッド、大氷河…絶景とロマンを詰め込んだ108日間の「世界一周クルーズ」「Voyage135」

ラジオ発のエンタメニュース&コラム「TOKYO FM+」がお届けするコラム。今回は、大型客船「パシフィック・ワールド号」で就航する世界一周クルーズ「Voyage135(ヨーロッパ周遊&アラスカコース)」に注目。2030年4月19日(金)出航の108日間にわたる航海の情報とともに、過去最多となる全25寄港地をめぐる見どころや旅の魅力をお届けします。


写真はイメージです



◆エジプト、地中海、北欧、北米、アラスカをめぐる全25寄港地・108日間

ピースボート世界一周クルーズを企画・実施する株式会社ジャパングレイスは、大型客船「パシフィック・ワールド号」で就航する世界一周クルーズ「Voyage135(ヨーロッパ周遊&アラスカコース)」を発表しました。

本クルーズは、2030年4月19日に横浜を出航し、アジア、エジプト、地中海と北欧のヨーロッパ各地、北米、カリブ海、中米、そしてアラスカへと続く全25寄港地を108日間でめぐるクルーズで、寄港地数は、これまでのピースボート世界一周クルーズのなかで最多となります。地球規模の自然、文化、歴史に出会える特別な旅を提供します。

ベストシーズンを迎える初夏のヨーロッパでは、地中海の各国から西ヨーロッパ、東欧のポーランド、北欧4カ国をめぐります。「シェンゲン協定」により対象国間を出入国審査なしで移動できるため、船を一時下船して寄港地から離れた都市や観光地へ足を延ばすこともできます。また、オーバーランドツアーも多数ご用意しています。

エジプトはサファガ、ポートサイドの2寄港地、米国はニューヨーク、サンフランシスコ、アラスカのケチカン、スワードを含む4寄港地を訪問します。さらに、スエズ運河とパナマ運河という世界2大運河の通航、ノルウェー最大のソグネフィヨルドとアラスカのフィヨルドを本船で遊覧する航路は、このクルーズならでは。初夏の北欧・バルト海の航海は、世界一周クルーズのなかでも「もっとも美しい航路」のひとつとして人気です。

◆船を離れて思いのままにめぐる欧州の旅

本クルーズでは、国境を越えて鉄道やバスで自由に移動できるヨーロッパならではの特性を活かし、予算や目的地、移動ルートや宿泊をご自身で自由に手配する「一時下船(フリートラベル)」に加え、空路や陸路で遠方を訪れて次の寄港地で再び船に合流する「オーバーランドツアー」も多数ご用意しています。船旅と陸旅を組み合わせることで、旅の楽しみ方はぐんと広がります。

歴史と絶景に彩られた地中海、芸術と美しい街に出会う西ヨーロッパ、中世の歴史が息づく東欧、そして雄大な自然が広がる北欧。ギリシャからデンマークまで多彩な魅力にふれ、その土地ならではの風景や文化との出会いが、旅をより豊かで思い出深いものにしてくれます。

◆「世界のいま」を感じる世界一周クルーズの旅の見どころ

【ヨーロッパ】地中海から北欧まで、初夏のベストシーズンをめぐる

神話のふるさとアテネへとつながるピレウス(ギリシャ)、エフェソス遺跡を擁するクシャダス(トルコ)、運河と芸術の都アムステルダム(オランダ)など、多彩な街が旅人を迎えます。ル・アーブル(フランス)からは“孤島の修道院”世界遺産モン・サン・ミシェルへ、琥珀の古港グダンスク(ポーランド)では戦禍と復興の歴史が刻まれた街並みを歩きます。地中海から西ヨーロッパ、東欧、北欧まで、各国の風景や世界遺産、食文化にふれるひとときをお楽しみください。


フランス モン・サン・ミシェル



【北欧・バルト海】白夜の光に照らされる、「もっとも美しい航路」

長い冬を越えた北欧の夏は、白夜の柔らかな白い光と深く青い湖、緑豊かな森に彩られます。オスロ(ノルウェー)、ストックホルム(スウェーデン)、ヘルシンキ(フィンランド)、タリン(エストニア)、コペンハーゲン(デンマーク)に加え、ノルウェー最大のソグネフィヨルドを本船で遊覧。7万トン超のパシフィック・ワールド号でさえ小さく見えるほどの圧倒的な大自然を、全身で味わうことができます。


ノルウェー ソグネフィヨルド



【エジプト】ロマン馳せる古代文明の現在

紅海沿いのサファガからはエジプト文明の中心地・ルクソールへ。王家の谷やハトシェプスト女王葬祭殿など、ナイル川を挟んだ東西の地に遺された神殿と墳墓の数々をめぐります。スエズ運河通航後のポートサイドからは、ピラミッドやスフィンクスが待つ首都カイロへと向かいます。2025年11月にグランドオープンした大エジプト博物館では、約10万点にのぼる古代エジプトの遺物を見ることができます。数千年の栄華を今に伝える壮麗な遺跡は、古代と現代が交差するタイムトラベルのような感動をもたらしてくれるでしょう。


エジプト ピラミッド



【北米・カリブ海・中米】世界の十字路を渡る、刺激と発見の航海

世界の最先端をゆくニューヨークでは、多様な食文化やエンターテインメントとの心躍る体験が待っています。風光明媚なサンフランシスコ、カリブ海のリゾート・オーチョリオス(ジャマイカ)を経て、中米パナマのコロンからは「世界の貿易と国際協力の大動脈」パナマ運河を通航します。世界有数の環境先進国として知られるパナマでは、自然と都市が共存する多様な魅力に出会えます。航海の終盤には、両岸に森をたたえた雄大なアラスカフィヨルドと青白く輝く巨大な氷河を、本船から間近に眺めるフィヨルド遊覧の時間も待っています。


パナマ運河にあるガトゥン閘門(ガトゥンロック)




■クルーズ概要
クルーズ名:Voyage135(ヨーロッパ周遊&アラスカコース)
期間:2030年4月19日(金)〜2030年8月4日(日)[108日間]
発着地:横浜発着
使用客船:パシフィック・ワールド号(総トン数:77,441トン)
主要寄港地:香港、シンガポール、コロンボ、サファガ、ポートサイド、サントリーニ島、クシャダス、ピレウス、カタニア、バレンシア、ル・アーブル、アムステルダム、オスロ、ストックホルム、ヘルシンキ、タリン、グダンスク、コペンハーゲン、ニューヨーク、オーチョリオス、コロン、マンサニージョ、サンフランシスコ、ケチカン、スワード(全25寄港地)
最少催行人数:1,000名
添乗員:日本人添乗員が同行するほか、医師と看護師が乗船します
食事:朝106回、昼106回、夕106回
その他:海外旅行保険加入必須/大人1名につき未就学児1名無料

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「孤立・孤独の兆候」をオンラインツールから探る…九州大学教授・荒川豊が取り組むデジタル技術を活用した研究とは?

笹川友里がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「DIGITAL VORN Future Pix」(毎週土曜 20:00~20:30)。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。10月17日(土)の放送は、先週に引き続き九州大学大学院 システム情報科学研究院 教授で、工学博士の荒川豊(あらかわ・ゆたか)さんが登場。ITを活用した行動変容の可能性や、ウェルビーイングを実現するための研究について伺いました。


(左から)荒川豊さん、笹川友里



荒川豊さんは1977年、福岡県生まれ。2006年に慶應義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程を修了後、慶應義塾大学や九州大学で助教を務め、奈良先端科学技術大学院大学の准教授を経て、2019年から九州大学大学院システム情報科学研究院の教授を務めています。途中、フランス、ドイツ、アメリカに留学。また、九州大学・ICT行動変容研究ユニットのユニット長をはじめ、情報処理学会理事、SDGsデジタル社会推進機構理事などを務め、2023年には、科学技術分野の文部科学大臣表彰・科学技術賞を受賞しました。

◆行動変容を促す情報の力

荒川さんの研究テーマの1つが、ITを活用して人の行動を変える「行動変容」です。これはダイエットや禁煙など“生活習慣を変える取り組み”のことを指し、医学の分野では生活習慣病の予防などに用いられてきました。荒川さんは、そこにITを組み合わせることで、新たな可能性が生まれると考えています。

その例として、センサーで人の動きを捉え、健康に良くない行動を取りそうなタイミングでスマートフォンに通知を送ったり、必要な行動を忘れているときに知らせたりする方法を挙げ、「IT技術を使い、その人に寄り添った行動変容支援をするという部分が新しい点になります」と解説します。

さらに、情報が判断に与える影響についても言及します。スマートフォンやSNSを通じて絶えず情報に触れている現代では、行動を決める際にも、情報が大きな役割を果たしています。例えば、1万円で販売されている商品でも、提示された元の価格によってお得感が変わります。これは「アンカリング」と呼ばれる心理効果で、人は自分でも気づかないうちに、最初に示された価格を基準としてしまい、実際の価格を相対的に安く感じる現象です。

荒川さんは、「情報をうまく制御すると、人間の行動パターンが変わります。例えば、観光地でのオーバーツーリズム(観光客の過度な集中により、地域住民の生活や環境などに悪影響が生じる現象)も、情報をちょっと変えるだけで観光客を分散させることができないかとか、そういった研究もやっています」と紹介します。

しかし、情報は人を誤った方向へ導くこともあります。荒川さんは、選挙や政治、戦争などにおいてSNS上で人々を扇動したり、特定の考え方へ誘導したりする手法が使われていると指摘し、「健康に関しては、僕らが情報を与えて良い方向に行動を変えていきたいと考えていますが、悪いニュースに対しては“守り”と言いますか、どんな情報を自分が見ているのかというのを客観的に分析して、リテラシーを高める盾となるようなツールを作っています」と言います。

◆職場の孤立を防ぐデジタル技術

続いて、荒川さんが九州大学で立ち上げた「ICT行動変容研究ユニット」について伺います。ここでは、さまざまな専門分野の研究者が連携し、行動変容について意見を交わしています。

行動変容には、情報技術だけではなく、生活習慣病を扱う医学や行動経済学、心理学、オーバーツーリズム対策に関わる都市計画など、幅広い分野の知見が必要です。その一方で、「大学は学部ごとに分かれているので、実はなかなか普段会うことがないのです」と荒川さん。そこで、違う学部の研究者同士がつながる場としてバーチャルなユニットを作り、大学内の専門家同士が集まって、学際的な研究チームを作り、これまでにない研究課題への挑戦や研究資金の獲得を目指しています。

行動変容はさまざまな研究分野に関わりますが、体系的に学べる学部があるわけではありません。そのため、大学内の様々な研究者を横断的につなぐとともに、社会実装をおこなってきた企業とも連携することで、行動変容に関わる種々の研究課題を学術的に研究することにも取り組んでいます。

◆AI時代に求められる情報リテラシー

さらに、荒川さんは働く人が心身ともに充実して過ごせる「ウェルビーイング」の実現に向けて、“誰もが生き生きと働ける職場づくり”についての研究にも取り組んでいます。

「いわゆる、快活に活き活きとしている状態を職場で作りたいなと。嫌々やっているのは一番良くなくて、『毎朝、仕事に行くのが楽しい』とか『やりがいを感じている』とか『必要とされている』とか、そういったものも含めて“生きがい、働きがいがある職場”をみんなが作れるといいなと思っています」と語ります。

また、コロナ禍を経てテレワークやハイブリッド勤務などによって働き方が多様化した現代において、職場での「孤立・孤独」が大きな課題となっています。それを防ぐため、医学部の産業保健の専門家らと連携し、デジタル技術を使って孤立・孤独の兆候を探る研究も続けています。荒川さんは、働き方の多様化について、場所に縛られず働けるメリットがある一方で、対面のコミュニケーションがなくなっていることが、「孤立・孤独」につながっていると指摘します。

「飲み会とかを全部なくすと、その組織において、自分がどういう立場で何をやりたいか、といった“やりがい”を感じる機会がなかなか得られなくて、気づいたら転職しているという声を企業の方から聴きます。それは、お互いに不幸と言いますか。会社からしたら長く働いてほしかったけれども、社員からすると、会社に馴染めなくて『気づいたら転職』という形も多いそうで。それを何かオンラインの挙動から見られないかと思って研究しています」と話します。

2週にわたり、荒川さんの研究についてたっぷり伺った笹川は、最後に「AIとともにある生活は、今までの価値観も変わってくるだろうなと思っていて、基本的に良い面ばかりじゃないかなと個人的には思っていますが、社会の変化を見られていて、いま感じていることや注意すべき点はありますか?」と質問します。

これに対し、「特にここ1年のAIの進化が激しすぎました」と荒川さん。便利な技術が広がる一方で、AIを詐欺などに悪用する人もいるため、AIの仕組みや社会への影響について理解を深めることが欠かせないと話し、「詐欺師ほどこういうツールを先に使ってしまいますので、我々もリテラシーを高めるために、『AIとはこういうもので、世の中はこうやって動いている』というのを早めに理解する仕組みが必要かなと思います」と呼びかけていました。

次回10月24日(土)の放送は、株式会社CREOK(クリオク)代表取締役CEOの桜井吉男さんをゲストにお迎えします。CREOKが運営・支援をおこなっている販売手法「ライブコマース」についてなど、貴重な話が聴けるかも!?

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<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN Future Pix
放送日時:毎週土曜 20:00~20:30
パーソナリティ:笹川友里
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/podcasts/futurepix/

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