自分の想いを大きなキャンパスに描く!「1000人画廊」『HAPPYパンチ!』

神栖市にある1000人画廊 ©茨城放送

毎週月曜日から金曜日に放送している『HAPPYパンチ!』。午前10時からは、各曜日のアシスタントが気になる情報をピックアップしてお届けする「パンチトピックス」。金曜日は菊地真衣アナウンサーが神栖(かみす)市の“1000人画廊”について神栖市観光協会の山口さんに電話インタビューしました。

菊地アナ「私自身、絵を描くのがとても好きで、よく描くのですが、もしも自分の描いた絵が観光スポットになったらどうでしょう?」

たかとりさん「それは興奮しますね!」

菊地アナ「今日はそれが叶えられる場所、神栖市の1000人画廊について、神栖市観光協会の山口さんにお話を伺います!」

“1000人画廊”とは

菊地アナ「“1000人画廊という名前の由来、また、どういった経緯で始まったのか教えてください。」

山口さん「多くの人に描いていただきたいとの思いで、“1000人画廊”という名称にしました。現場の護岸壁はもともとスプレーなどによる落書きがおおく、近くを歩いていても非常に不安を覚える場所でした。そこで、市民らから制作者を募り、落書きを白く塗りつぶして、その上にオリジナルの壁画を描いたのが始まりです。平成2年、1990年からスタートし、数多くのユニークな力作が市民の手によって描かれています。」

 

キャンパスの大きさは?

菊地アナ「この1000人画廊ですが、どの場所に描くんでしょうか?」

山口さん「神栖(かみす)市の日川浜(にっかわはま)から鹿島港方面へ続く、全長6㎞の南海浜護岸壁面です。」

菊地アナ「1組当たりが描けるキャンパスの大きさはどれくらいですか?」

山口さん縦2m、横4mとなっています。」

たかとりさん「おお!自分の身長よりもはるかにに大きいですね!」

菊地アナ「横幅も4mということで大きいですよね。ダイナミックな作品が描けそうです!」

どんな作品が集まるの?

菊地アナ「今年はどれくらいの範囲に新しい壁画が加わるんですか?」

山口さん「約282mの壁面に20作品が加わる予定です。」

菊地アナ「1000人画廊がスタートしてから30年近い歴史があるわけですが、だんだん作品を描くスペースがなくなっていってしまう気がしまうんですが…いかがでしょう?」

山口さん「制作から年数が経ったスペースから補修が必要な個所を選定して、壁面の塗り替えを行っています。その場所を、新しい作品を描いてもらうキャンパスとして確保しています。」

菊地アナ「毎年どんな作品が集まりますか?」

山口さん「近隣の学校の生徒さんや市民の方々の思い出作りの作品が多いように感じます。ほかにもオリジナルアートなどもご応募していただいています。」

壁画の募集条件は?

菊地アナ「改めて今年の1000人画廊の募集条件について伺います。」

山口さん「例年だと、東京や埼玉から参加していたださるかたもいるのですが、今年は県内在住の方限定とさせていただいております。小中学生の場合は保護者同伴でお願いします。」

菊地アナ「参加するにあたって注意することはありますか?」

山口さん「原画や壁画の著作権に関しては神栖市に所属します。また、現地にふさわしい、オリジナルの作品のみとなります。漫画のキャラクターや有名人の肖像画は不可です。共同制作の場合は、同時に壁画制作へ参加する人数を極力少数にしてください。マスクの着用等、感染症予防対策をお願いいたします。県内の感染症等の状況により、募集及び壁化制作が中止、または内容変更となることがありますのでご了承ください。」

菊地アナ「有名人は描けないということで、たかとりさんを描くことはできないんですね…(笑)。」

応募期間と応募方法

募集期間:7月22日(水)まで

提出場所:神栖市観光協会に郵送または持参

提出物:A3サイズ程度の画用紙(横長)に着色した原画、制作申込書(タイトル、住所、氏名、年齢、性別、電話番号記入)

募集締め切り後、制作の可否を決定し、制作者となった人に画材道具などを支給します。

HAPPYパンチ!
放送局:LuckyFM茨城放送
放送日時:毎週金曜 9時00分~12時55分
出演者:たかとりじゅん、菊地真衣
番組ホームページ

ハッシュタグは「#ハピパン」

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