那珂市地域おこし協力隊、茨城の農業の可能性を語る『CONNECT』

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毎週月曜日から水曜日に放送している『CONNECT』。月曜日と火曜日はMiCがパーソナリティを務めます。11月9日の放送では、那珂市の地域おこし協力隊である入江さんがゲスト出演し、茨城県の農業の未来について語りました。

スタジオがクッキングスタジオのような仕様に!

11月9日の『CONNECT』内「ほっとボイス」では那珂市で地域おこし協力隊として活躍している入江さんがゲスト出演しました。那珂市の農業振興をはかるため、農家さんも関心するほど日々目覚ましい活躍をしています。この日はスタジオに、那珂市で収穫されたもものすけというカブを持ってきてくれました。

新聞社から協力隊に

京都府生まれ、京都府育ちの入江さん。大学を卒業後は農業新聞社で10年ほど勤務していました。

MiCさん「新聞社に勤めていて、地域おこし協力隊になるって流れ珍しいですよね?」

入江さん「そうかもしれないですね。」

MiCさん「新聞社を退社して地域おこし協力隊になろうと思ったきっかけは何ですか?」

入江さん「農家さんに取材をして記事を書く仕事をずっとしてきたんですが、消費者の方にもお話を伺って、野菜の魅力を伝えるという機会があったんです。それがすごく楽しくて。もっともっと消費者に日本の野菜の良さを伝えたいと思ったときに、どんな仕事があるだろうと探していたら地域おこし協力隊にたどり着いたんです。農村地に密着して活動できるところを探してみると、那珂市がヒットしたんです。」

野菜の魅力を消費者に広めたくて

MiCさん「農業には昔から興味があったんですか?」

入江さん「実家が九条ねぎの仲卸しをしていまして。小さいころから農業とか自然とか、そういったものはとても身近な存在でした。畑で遊ぶなんてことはふつうだったんです(笑)。」

会社員だったころ大病を患ったという入江さん。自分が本当にしていきたいことって何だろう、と考えた結果、自分が素晴らしいと感じている野菜の魅力を消費者にもっと伝えていきたい、それができる仕事をしたいと思い協力隊員になることを決意したそうです。

MiCさん「“業務”というよりはライフワークという感覚に近いんですね。」

 

ぜひ“もものすけ”をご賞味ください!

MiCさん「実はスタジオに一見赤かぶにしか見えないお野菜があるんですが、これは何ですか?」

入江さん「これは“もものすけ”というサラダかぶなんです。那珂市の農家さんから今朝仕入れてきたんです!かぶってあまり柔らかいイメージがないと思うんですが、このもものすけはそのイメージを覆しますよ。」

MiCさん「確かにちょっと辛みがあって、生だとかたいイメージがありますよね。」

もものすけを剥く様子も実演してくれた入江さん。まるでみかんの皮をむくようにきれいに皮が剥がれます。その皮はまるで蓮の花のようです。

MiCさん「切ったもものすけはまさに桃の果肉のような見た目ですね。ではいただきます」

もものすけにフォークを入れるMiCさん。一般的なかぶとは思えないほどスムーズにフォークが刺さります。ひと口食べたMiCさん、一瞬言葉を失います。

MiCさん「…!なんだこれは!甘い!かぶの味もあるんだけれど、果物のような甘味が。柿のような甘味が追いかけてきますね。そしてみずみずしさが半端ない!」

今後オンライン商談会の開催も予定しているという入江さん。感染症拡大の影響で対面での商談会が難しいことから、zoomなどのオンラインを利用して商談会を行います。この野菜気になる!と思ったときはチャットで連絡をすれば取引ができるとか。商談会の詳細や那珂市協力隊の活動についてはこちらをご覧ください!

CONNECT
放送局:LuckyFM茨城放送
放送日時:毎週月曜 16時00分~18時30分
出演者:MiC
番組ホームページ

ハッシュタグは「#ibs_co」

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