FIVE NEW OLDニューアルバムリリース!「今回のアルバムで気負わなくなりました」

写真左から田中里奈、HIROSHI (FIVE NEW OLD) ©InterFM897

青文字系ファッション誌を中心に活躍中のモデルの田中里奈が、土曜の夜にInterFM897でお届けする30分『Feel the moment』。10月12日は、パンクロックバンドのFIVE NEW OLDからボーカルのHIROSHIさんをお迎えしました。

バンド名は思いつき。語呂で決めました

田中里奈(以下、田中):初めまして。

HIROSHI:初めまして。

田中:パンクロックバンドだったんですか?!

HIROSHI:もともと中学生ぐらいの時にスケボーにはまってて。プロスケーターの動画とかみてたんですけど、だいたいパンクが流れてたり、オフショットでスケーターがバンドやってたり。それを真似したくてバンド始めたので、パンクロックでした。

田中:当時はどういうアーティスト聴いてました?

HIROSHI:Green Dayとかそこら辺ですね。わかりやすいパンク聴いてました。

田中:音楽は9年間で徐々に変わっていったんですか?

HIROSHI:もっと技術の高いことやっていこうかなってなった時に、子供の頃におばあちゃんが聴かせてくれてたジャズとかMotownのStevie Wonderとか、そういえば聴いていたなと思って。

田中:大人な子供ですね(笑)。

HIROSHI:そうですね。そういうのを思い出して楽曲に入れてみたらうまいことハマって。そのうちに変わっていきましたね。

田中:じゃあ自然と変わっていったんですね。

HIROSHI:そうですね。周りからはびっくりされましたけど。

田中:そうですよね。自分たちから見れば自然な変化でも周りから見たら、え!ってなったり。さらにこれから音楽性が変わっていったりするんですか?

HIROSHI:変わるんじゃないですかね。結構、飽き性なんで。できた!って思ったら一気に興味がなくなるんですよね。できないことを探すのが好きなのかもしれないです。

田中:逆に変容していくというのがFIVE NEW OLDの根底にあるのかな?

HIROSHI:変わっていくのが好きですね。

田中:ちなみにバンド名はどういう意味なんですか?

HIROSHI:テキトーにつけたんですよね。当時Fall Out Boyが好きで。わかりやすい単語3つ何かないかなと思ってたら、TシャツにNEWとOLDって文字がプリントされてたんですよ。それで「なんちゃらニューオールド」にしようと思って。そこからFIVE NEW OLDに。

田中:5はどこから来たの!?

HIROSHI:語呂で決めました。僕たち結成した時も4人組だったんで聞かれることが多くて。ファンの人たちが「メンバー4人とお客さんとで合わせて5人なんじゃないか」とかいってくれて。「音楽を五感で楽しむという意味の5なんじゃないか」とか。じゃあ、それでみたいな(笑)。

僕たちの音楽はヨットロック、ヨットでぷかぷかしながら聴く音楽

田中:音楽作る人の話聞いてても、色んなやり方があるなと思って。理論的に計算して作る人と、本当にフィーリングでやったらできたみたいな人とか。どういう流派ですか?

HIROSHI:感覚流ですね。僕は感覚派なんですけど、結構メンバーみんながアレンジとか携わってくれるので。例えばベースのSHUNくんとか他のアーティストにアレンジの曲を書いたりしてて、割と理論派なんですよね。その間にギターのWATARUがいて。理論と感覚どっちも持ってるみたいな。僕が言ったことをWATARUくんが形にしてくれて、それをSHUNくんが理論的にまとめてくれるみたいな。

田中:サイコーですね。素敵。普段はどんな音楽聴いてますか?

HIROSHI:最近はロックに対する情熱が戻ってきて。昔聴いてたパンクだったりとかああいうところを聞いたりとか。アルバムを9月に出したんですけど、ロンドンに行ってて。そこでThe Whoってバンドのギタリストを見かけたんですよ。スタジオで。最近はその辺を聴いたりしてます。

田中:へええ。なんでロンドンを選んだんですか?

HIROSHI:マスタリングのエンジニアさんがロンドンにいて。僕が好きなアーティストをたくさん手掛けてる人だったんですよ。GorillazとかBlurとかLana Del Reyとか名だたる方々を。今まではデータのやり取りでやってたんですけど、せっかくアルバム出すし顔を合わせてやってみるってことと、ロンドンで音を聴くことで経験できることもあるんじゃないかと思ってお会いして。よくしゃべる面白いおっちゃんで。アルバムをマスタリングしながら「君たちの音楽はヨットロックだね」ってずっと言ってて。

田中:ヨットロック?

HIROSHI:ヨットでプカプカしてリラックスしてても聴ける音楽だってことらしくて。君たちは日本に帰ったらヨットロックを名乗るといいよって言ってて(笑)。

田中:素敵。

HIROSHI:もともとバンドのコンセプトに、普段の日常に音楽があると彩りが豊かになるというものがあって。そういうものを届けられればなと思っていたので。なんかそのヨットに乗って音楽を聴くという、普段の日常とかけ離れたものを音楽から感じてもらえたのかなと。

田中:ロンドンで収録したということですけど、今回のアルバムいかがですか?

HIROSHI:なんやかんやバンド10年くらいやっていて、セカンドアルバムを出すってことになって今までやってきたことを振り返ってみたいなって気持ちになって。アルバム出すにしても曲は最初に全部作ってからタイトルをつけてたんですけど、今回は、タイトルを先につけました。アルバムタイトルが「Emulsification」っていって乳化って意味なんですけど、料理だとペペロンチーノとかドレッシングとかマヨネーズとか、女性だと乳液とか。水と油っていう、相反して混ざらないものをかき混ぜることによって共存させる作業なんですけど。僕たちはパンクからスタートしたんですけど、いろんな相反するジャンルを取り入れてやってきた10年だったなと思って。矛盾したものをどう取り入れるかってやってきた感じがあって、バンド名もNEWとOLDという相反したものを持ってるので。そういう話をメンバーとしてたらSHUNくんが「パスタ作ってる時に乳化するじゃん?それじゃない?」って言って。

田中:さすが理論派ですね。

HIROSHI:それで乳化について調べたら、今までやってきたことにすごくピッタリ当てはまって。今までこれをずっとやってきたし、この先もやっていくんだろうなと思って。それを表現した一作なので。集大成にもなったし、この先を感じてもらえる一作になったかなと思います。

田中:素敵。

HIROSHI:人の気持ちとかもそうなのかなと思ってて。イエスかノーかはっきりしない。イエスって言ってるけどノーって思ってるところがあったり。その中でベストな答えを探しているっていう点では感情っていうのも乳化されて表に出てるのかなと。

田中:そう聞いて、人に優しくできそうだなと個人的にちょっと思ったかも。相入れなくても乳化できるよなって。

今回のアルバムを出して、気負わなくなりました

田中:ツアーはいかがですか。

HIROSHI:先週に新潟と金沢が終わって次が札幌なんですけど、アルバム出して全国しっかり回るっていうのが1年半ぶりで。春はアジアツアーに行って国内の人をお待たせしてたので、焦らされてた分、盛り上がって楽しくやれてますね。

田中:アジアツアーをやって変化とかあります?

HIROSHI:日本のお客さんってすごくシャイだと思ってたんですけど、アジアのお客さん見てるとやっぱり陽気だなと思った部分があって。

田中:どこを回ったんですか?

HIROSHI:中国・台湾・香港と行ってタイを3ヶ所回ったりしたんですけど、明るくポジティブで陽気な海外の人と、逆にシャイなんだけど真剣に音楽を聴いてくれる日本の人という2つの見方を発見できて。国内にいると、盛り上がってないけど大丈夫かなとか思うことがあったんですけど、海外に行ってそうじゃないんだなとわかってきて。

田中:今回のアルバム出して、どんな気分で過ごしてますか?

HIROSHI:なんかすごい気負わなくなりました。今まで以上にリラックスしてできてる気がして。ワンマンツアーがどんなものかわかってきたのもあるし、自分たちを見つめ直してアルバムを作ったおかげで、どういうバンドでどういうものを届けたいかというのもはっきりして自信がついたというのもあると思います。

田中:先ほどの乳化の話とかって、ライブのMCで話したりするんですか?

HIROSHI:割とライブ本編で音楽を集中して聴いてもらいつつ、アンコール前でしゃべったりしてますね。

田中:この番組とかでアーティストの方と話をすると、その話を聞いたらもっと楽しめるのにみたいなことがあったり。でも基本音楽がベースですか?

HIROSHI:基本的にはそうですね。でもせっかくきてくれてるので、話すタイミングがあれば話すようにはしてて。関西人なのでしゃべりだすと止まらなくて(笑)、セットリストとかもこれくらいで90分ぐらいかなってなるんですけど、気がついたらめっちゃしゃべってたりして。

田中:4人全員しゃべるんですか?

HIROSHI:まあそうですね。でも僕が一番しゃべるかな?(笑)。

Feel the moment
放送局:interfm
放送日時:毎週土曜 24時00分~24時30分
出演者:田中里奈
番組ホームページ

ハッシュタグ:#feel897
メール:feel897@interfm.jp

※該当回の聴取期間は終了しました。

笑福亭鶴瓶が驚いた、亜希の初対面の一言「“元嫁”って呼んでください」

元プロ野球選手・清原和博氏の元妻でモデルの亜希が、5月5日のニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演、初対面時のエピソードを鶴瓶が明かした。

亜希、笑福亭鶴瓶

2人は「A STUDIO+」(TBSテレビ系)にて高嶋ちさ子さんの友人として取材を受けたことで知り合い、以来、鶴瓶は亜希のことを「明るくて面白い人やで」と周囲に話していたという。一方の亜希は、今回の出演オファーを聞いて「嘘かと思った」ほど、驚いたという。

初めて会った時に鶴瓶は、亜希の方から「“元嫁”って呼んでください」と言われたことに驚いたという。そのあっけらかんとした明るさに心を打たれた様子だった。亜希さんは「一時期は“清”すら耳にするのも嫌な時期もありましたけど、息子たちの成長と共に、話せるようになった」と心境の変化を語った。

「鶴瓶さんとお会いするタイミングが良かったんですね」

笑福亭鶴瓶、亜希、上柳昌彦

そんな亜希の心の支えとなっていたのが2人の息子。現在は2人とも野球での活躍が話題となっている。

亜希は、そんな息子たちに18年ものあいだ作り続けていた“お弁当”について書いた本『亜希の「ふたが閉まるのか?」弁当 ~母ちゃんと息子2人、笑いと涙の18年の弁当記録~』(亜希・著/オレンジページ・刊)を3月に出版。

鶴瓶も、ページをめくるたびに、亜希の持つパワーや明るさ、そして家族の愛情を感じているという。

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