元祖ノマドワーク安藤美冬が教える「働き方改革」最前線!

Cisco Systems presents Workstyle Innovation with KREVA

1月20日からのInterFM897は、これからの働き方や働く環境の在り方について考える1週間。その中の特別番組『Cisco Systems presents Workstyle Innovation with KREVA』、1月21日には、コメンテーターで情報発信家の安藤美冬さんがゲストで登場。

会社員からフリーランスへ、「元祖ノマドワーク」の安藤美冬

KREVA:よろしくお願いします!

安藤美冬(以下、安藤):よろしくお願いします。今日はフリーランスの働き方とか、今の企業の働き方改革、コワーキングスペースなんかの話を色々していこうと思います!まずはKREVAさんがどんなことにご興味があるか。

KREVA:まずはフリーランスっていう考え方もフワッとしてるかもしれない。自分が元々フリーランスみたいなもんじゃないですか、音楽やってる人って。それと社会で言われているフリーランスってどう違うのかなっていうのは興味がありますね。

安藤:私は元々、集英社という出版社で正社員として働いていたんです。約7年OLとして働いて2010年に辞めたんですが、その頃ってやっとTwitterとかFacebookがビジネスツールとしてやっと出てきたという頃だったんです。まだまだフリーターとフリーランスってどう違うのってレベルで。実際に2011年から私はBlogを発信したり、人との繋がりによって肩書にとらわれず仕事を作っていくっていう方向に切っていったんですけども。私の場合旅が大好きでしたので、大好きな「書く」ということと旅を一緒にやれないかなと思いまして、巷で言う「ノマドワーク」的なことを始めたんです。遊牧民という意味なんですけど、パソコンを持って場所にとらわれず好きなところで仕事をするっていうワークスタイルですね。ただ、私はずっと出版の仕事をしてきたのでこれから何の仕事をするかは世間に委ねてみようと。それで私自身の興味のあることとかを戦略半分、夢半分でTwitterとかFacebook、Blogにかけ合わせで投稿していったら1年で大きく跳ねてったっていう経緯ですね。

KREVA:なるほど。それをやっている時、何か新しいことを生み出しているなっていう実感はありましたか?

安藤:途中からですね。世間に価値を与えてもらうために仕事をするわけではなかったので。KREVAさんもそうだと思うんですけど、何十万枚セールスすることが目的じゃないわけじゃないですか。ただ好きだと思ってやったことが、結果的に繋がっていくと思うんです。私の場合、父親が世界史の教師ということもありまして、小さな頃から世界への興味があって、英語も自然に学ぼうとしました。世界をもっと知りたいという好奇心と仕事をどうにか合わせ技で出来ないかという発信をしたので、(著名になっていくのは)やりながらという形でした。倍々ゲームのように、有名出版社の編集長やNHKなど、大きなところから声がかかるようになって。

KREVA:すごいですね。そうなってくるとインターネットの世界様様って感じで抜け出せないんじゃないですか?

安藤:そうですね。でもネットに依存をしていることに違和感を持ち始めて。そこが主戦場でもあったので究極にネットをやる方に振れていたんですが、反対側をやってみようと思って。遮断する時期を取ったんです。

KREVA:それ、本当にすごいですよね。

安藤:三段階くらいに分けて、最初は時間を減らして。第二段階はスマートフォンからアプリを削除する。で、第三段階がいよいよアカウントを辞めるっていう(笑)。

KREVA:今まで自分を培ってきたフォロワーさんもろともってことですか?

安藤:はい。これは正しかったかは分からないです。正しい正しくないより、自分がやってみたいと思ったんですよね。じゃあどうやって情報をどう収集するの?SNSなしに、美味しいお店とか世の中のニュースとかって思いますよね。実際に仕事のオファーも激減するんです。リアルな繋がりが強い人が残っていったんですけども、実際にSNSを辞めて感じたのが、直感がものすごく研ぎ澄まされるんですよ。

KREVA:気を紛らわすものが圧倒的に減るから、自分の感覚に素直になれるのかな。

安藤:そうです。感覚に気づくっていうんですかね。でも、ネットを楽しむ分にはいいと思うんです。私もまた今年からやりますし、チャンスに溢れてて素晴らしいツールだと思います。一方で、ネットから離れる時間を意識的にとってみて、本当に興味のあることは何かなとか、今の仕事にどれだけ満足しているのかとか、ちょっと自分の内面に目を向けてみる時間を取るのは大切だと思いますね。

KREVA:委ねすぎちゃいけないのかな。自分でインターネットプールの中に立って流れを感じるくらいがいいのかな。で、たまに上がる。

働き改革と共に発展したコワーキングスペース

KREVA:安藤さんにはちょっと変わったライフワークがあると聞いたんですが。

安藤:シェアオフィスとかコワーキングスペースとか、色んな人が集って働く場所を見るのが大好きなんですよ。

KREVA:だいぶニッチな世界ですね(笑)。

安藤:ありがたいことに、連載とかをたくさん持っていた時に働くフリーランスの一人として色んなコワーキングスペースを取材に行くという機会に恵まれたんですね。そこで働く場所が変われば、働き方は十人十色だなと。それで個人的にオープンするって聞くと連絡とって自分で行くようになりました。2011年からは、私もコワーキングスペースに入居して。

KREVA:入居!どういうシステムになってるんですか、そういうところって。

安藤:色んな言い方があるんですけど、とにかくフリーランスだったりクリエイターの人だったり、今では王手企業の人も打ち合わせとかで会議室を使うスペースなんですけど。私の基準によると3つの世代があるんですよ。第一世代がいわゆるシンプルなものか、ゴージャスにめちゃくちゃ振れたどっちかなんです。シンプルな場合は、広いスペースをパーテーションで区切ったもの。ゴージャスなものは海外の企業が日本に支社を作るために恵比寿とか渋谷とか新宿とかに作った、イメージで言うと大理石の床のような。第二世代から私は参入していったんですが、これはクリエイター向けのデザインコンシャスなもの。目的ベースではなく、原宿とか渋谷とかにオシャレなカフェっぽい感じでデザインにこだわった、インスタ映えするようなスペース。近くのオシャレカフェと提携してコーヒーが飲めるとか。もっと言うとスタジオを兼ね備えていてラジオのような活動ができたりとか、お母さんでも子どもと一緒に仕事ができたりとか。その人のライフスタイルに合わせてっていうのが始まったのが第二世代なんです。

KREVA:面白い。

安藤:最近は第三世代、って私が勝手に付けてるんですけど(笑)、法人が契約して入居するスタイル。三井不動産さんがやってるような、ワークスタイリングっていうコワーキングスペースとか。先日、六本木で私も見学させていただいたんですが、個人ではなく企業さんが事業部ごとそこで借りていたりとか、社員さんだったら隙間時間とかを使って、あるいは出張の合間に全国どこでもコワーキングスペースを使えるよっていう。

KREVA:なるほど、ブランチみたいな。実際中の設備的にはどんな?

安藤:第三世代で感動したのは、防音とかセキュリティがばっちりなこと。

KREVA:ちょっと待って。そこで音楽作ろうかな(笑)。

安藤:KREVAさんが会議室から出てきたら、私なら三度見しますけど(笑)。やっぱり第二世代の時に言われたことなんですけど、オシャレでテーマに沿ってるのはいいけど、他の人に聞かれたくない電話はどうするんだとか、パソコンを後ろから覗き込まれたら不安だとかがあったんです。なので第二世代と企業は繋がらなかったんですよ。でも第三世代は、電話ブースが設けられたりとか、監視カメラを随所に置いて第三者がなかなか入ってこられないシステムにしたりとか。あとは社員さんがいつ何時に何を使ったかが、管理者目線で一括でwebでチェックできるんですよ。

KREVA:すごいなぁ。

安藤:なので、こうした企業の求めているものが、まさに今働き方改革とともに増えてきているという印象ですね。コワーキングスペースは、敷金などの膨大な初期費用を抑えられたりとか、普段の会議室を飛び出して別の場所に行くだけでも気分が変わるじゃないですか。はかどったり、アイデアに恵まれたりとか。なので今は、個人法人関係なくこういうスペースを活用している人が多いと思います。

KREVA:使いてえ~!

安藤:ぜひぜひ。私案内しますので!

写真左からKREVA、安藤美冬 ©InterFM897
Cisco Systems presents Workstyle Innovation with KREVA
放送局:interfm
放送日時:2020年1月21日 火曜日 12時00分~13時00分
出演者:KREVA
番組ホームページ

※この番組は終了しました。

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百獣の王・武井壮、『井上尚弥の倒し方』を明かす「イージーですよ!」

5月8日(水)、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送・毎週月曜~木曜13時~15時30分)が放送。ゲストに百獣の王・武井壮が出演し、5月6日に世界スーパーバンタム級の4団体統一戦で、ルイス・ネリ(メキシコ)に勝利したプロボクサー・井上尚弥の「倒し方」を語った。

百獣の王・武井壮

この日は、様々なアスリートと“対決”をして倒したいと意気込む武井が、プロゴルフコーチ菅原大地への敵意をむき出しにするところからスタートしたが、これを聞いた塙が、2日前に防衛戦で勝利を収めたプロボクサー・井上尚弥の名前を出して、武井を煽った。

塙:井上尚弥なんか、倒せないですよね?

武井:井上尚弥、イージーですよ。

土屋:そんなわけない(笑)

安藤なつ(番組水曜パートナー):イージー?

塙:ネリだって、あんなに……

武井:ボクサー、イージーですよ、そんなもん。

塙:イージーですか?

武井壮の話に耳を傾ける一同

武井:拳(こぶし)しかないんで、武器。で、しかもグローブしちゃってるじゃないですか。試合前からグローブはめちゃってるんで、「最初はグー、じゃんけんポン」で俺、パー出したら、もう勝ちじゃないですか。で、「あっち向いてホイ!」って言って、横を向いた時にドーン!ですよ。

(一同 爆笑)

塙:「ドーン!」やるんだ(笑)

土屋:殴るの? 結局(笑)

武井:アゴ先狙っていきますよ。ガツーン!って。

塙:よけられるでしょ?(笑)

武井:「あっち向いてホイ!」ガーン! ですよ。

土屋:ジャンケンした後、殴るの? 結局。

武井:はい、すいません。

土屋:あんまりプロスポーツ選手で例えないです、そこは(笑) 「誰に勝てます?」の質問で、「百獣の王」だから、「ライオンは?」とか聞かれただろうけど……

武井:でも、いけます。だいたいのアスリート、いけます。

ナイツ・塙宣之、土屋伸之  メイプル超合金・安藤なつ  百獣の王・武井壮

このほかにも、バドミントン選手が構えてるときの中腰は「後ろから倒せる」、大人数アイドルは「だいたいサビで腕を上げるから、そこで1秒1人ずつ倒す」など、様々なジャンルの人々の「倒し方」を披露していった。

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