元ちとせ、シマ唄リミックス集リリース!リミキサーに坂本龍一も

元ちとせ

中学2年生の大会の楽屋で、急にこぶしが回るように

Barakan:普段はどこに住んでるんですか?

元:奄美です。

Barakan:ついこの間、奄美アイヌというイベントで朝崎郁恵(加計呂麻島出身の歌手)さんと一緒にコンサートなども渋谷でやったんですけども。朝崎さんは昔からよく?

元:そうですね。民謡、シマ唄をやる前から知っていたので。生でお会いしたのは中学校2年生くらいだったんじゃないかな。私から見たら神様のような存在なので、そんな簡単にはお近づきにはなれなかったですけど、最近はイベントでお会いするとご案内させてもらったりとかはします。

Barakan:元さんは何歳くらいから島唄を?

元:小学校6年生の始まりくらいからですね。最初は三味線を公民館に習いに行っていて。でもシマ唄は楽譜がないので、基礎を習ったら自分で唄を覚えていかないと弾ける曲が増えていかないんです。すごく興味があったので、唄もどんどん覚えるようになって。口ずさんでいくうちにうちの師匠が「ちょっと変わった声してるから唄も練習してみないか」って。

Barakan:変わってる声って言われましたか。奄美の歌はそういう歌い方かなーと思ってました。

元:歌を始めた時はこういう歌い方ではなかったんですよ。単純に子どもが歌うように歌ってたんです。ファルセットもどれまでは出なかったですしこぶしも回らなかったんですけど、中学校2年くらいの鹿児島の県大会に行った時に、練習したら突然出来るようになって。師匠たちを見てこう歌いたいという気持ちはあったんですけどなかなかできずに、大会の楽屋で練習していたら急に。

Barakan:思いの強さが。

元:アレ?ってなって(笑)。すごくやりたかったことだったので、忘れないうちにと思って楽屋で直前まで延々と練習して。

Barakan:大会の結果は?

元:そこで初めて優勝したんです。

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