2023年12月21日・28日(木)放送『わたしの図書室』生誕120年&没後60年 小津安二郎随筆特集
「わたしの図書室」 生誕120年&没後60年 小津安二郎随筆特集
日本映画史に名を残し、世界的な評価も高い名監督・小津安二郎が綴った映画愛、母、原節子、そして自身の戦争体験……。
1903年(明治36年)の12月12日に生まれ、1963年(昭和38年)12月12日、還暦を迎えたその日に亡くなった小津安二郎監督。ラジオ日本『わたしの図書室』では、12月21日と28日の2週に渡り、小津監督自身が、様々な場面で書き残したエッセーを紹介する。朗読は日本テレビアナウンサーの井田由美。
映画が好きで好きで、松竹キネマ蒲田撮影所に撮影部助手として入社した頃の、思いがけずやんちゃな“ライスカレー騒動”。生涯独身を通した小津が、長く二人で暮らした母への愛情を、ユーモアを交えて綴った散文。兵士として赴いた戦地・中国大陸で、ひたすら水を求めた過酷な体験。そして、「こんな作品を世に送り出したい」と願った小津の映画持論。60年の生涯に54本の作品を生み出した小津安二郎の人間性と映画愛を、「わたしの図書室」の朗読でたどってみたい。
また、井田自身が、生前の笠智衆にインタビューしたときのエピソードも語る。小津監督の第2作から遺作「秋刀魚の味」まで、すべての作品に出演した“小津組”の代表格である役者・笠智衆が小津の演出をどう語ったか、井田がインタビュー時の思い出を語る。
【12月21日放送】
■処女作前後・ライスカレー
■僕は映画のマメ監督
■ここが楢山
■映画に“文法”はない
■原節子 ほか
【12月28日放送】
■戦地で思う戦争映画
■阿呆が監督しても客は来る
■映画はあと味の勝負
■自作を語る ほか
※該当回の聴取期間は終了しました。
甲山親方(元幕内・大碇)が中継解説 『日本大相撲トーナメント第49回大会実況中継』2月9日(日)午後4時から放送
文化放送は、2月9日(日)午後4時から『文化放送スポーツスペシャル 日本大相撲トーナメント第49回大会実況中継』を放送する。
毎年、一戦必勝のトーナメントならではの面白さ、意外な番狂わせの一番、同部屋対決など、本場所とは一味違うエキサイティングな展開が人気の「大相撲トーナメント」。
今回で49回目を数える大相撲トーナメントは、国技・大相撲の普及と発展を目的に開催してきた歴史ある大会だ。
また、OB力士特別取組、相撲普及講座〔相撲甚句(すもうじんく)・初っ切り(しょっきり)など〕、関取撮影会など、お楽しみ企画の開催も予定。
横綱・照ノ富士が引退し、相撲界の未来を担う大関陣に注目が集まる今大会。去年九州場所でレベルの高い優勝争いを制して初優勝を飾った大関・琴櫻と、去年最速記録を次々に更新して一気に大関まで昇進し、トーナメント初制覇を目指す大の里。九州場所では惜しくも優勝次点となった豊昇龍の、トーナメント連覇の行方にも注目が集まる。三役以下の力士も豪華。ケガから復活を遂げた若隆景と若元春兄弟、九州場所で敢闘賞を受賞した隆の勝、トーナメント優勝経験のある髙安や大栄翔、初場所では珍手「伝え反り」を決めた業師(わざし)・宇良(うら)も土俵を沸かせてくれそうだ。
去年、春場所で110年ぶりとなる新入幕優勝の快挙を成し遂げた、尊富士の素早く力強い相撲もファンを楽しませてくれること必至。
今大会も見どころが満載で、様々な力士の熱戦が期待される。幕内トーナメント戦の他にも十両トーナメント戦など、相撲の面白さを満喫できる内容となっている。
番組では、解説に甲山(かぶとやま)親方(元幕内・大碇)を迎え、注目度の高い幕内力士などに焦点を当てながら実況中継を行う。
甲山親方は、低音の落ち着いた語り口が解説でも好評で、長男の十両・若碇、次男の三段目・碇潟はともに力士として活躍中。
また今回は、相撲好き女子の“スー女”としてお馴染みのタレント・山根千佳が「花道レポーター」として登場。花道から力士へのインタビューも交え、“スー女”ならではの視点も交えた楽しい話題を届ける。
※イベントの内容は一部変更する場合あり
【イベント概要】
■イベント名: 日本大相撲トーナメント 第49回大会
■開催日時: 2025年2月9日(日)開場 午前11時00分 / 打出し(終了)午後5時30分
■会場: 両国国技館
■主催: フジテレビジョン
■後援: 公益財団法人日本相撲協会/文化放送/産経新聞/サンケイスポーツ
【番組概要】
■番組名:『文化放送スポーツスペシャル 日本大相撲トーナメント第49回大会実況中継』
■放送日時: 2月9日(日)午後4時00分~5時30分
■解説: 西岩親方(元関脇・若の里)
■花道レポーター: 山根千佳 (タレント)
■実況: 文化放送 高橋将市アナウンサー
■案内役: 菅野詩朗アナウンサー