世界地図に初めて緯度・経度を取り入れたプトレマイオス

天動説にもとづく天球図(クラウディオス・プトレマイオス – Wikipediaより)

紀元前4世紀、ギリシャの歴史家で神話学者のヘカタイオスが、ヨーロッパやアジア、アフリカ大陸を海が丸く囲んだ状態の地図を作りました。
ヘカタイオスは“地球は球体ではなく平面である!”と主張していました。大地は平面状で、その周りは水に取り囲まれている…という考えです。

その後、西暦150年頃、古代ローマの学者・プトレマイオスがそれまでの地理学を集大成して、世界地図を完成させました。プトレマイオスは“地球は丸い! 球体である!”と主張して、地図に緯度や経度を取り入れました。地図も球体状、扇形に描かれています。

この地図はとても画期的なものでしたが、描かれていたのは全世界の1/4程度だったので、世界の全ての様子を知ることはできませんでした。
またデータ的にも正確ではないものが多かったですが、それでもプトレマイオスの世界地図が、現在の地図の基礎を作り上げたのは間違いないそうです。

プトレマイオスの世界地図は残念ながら、1000年以上も歴史に埋もれてしまいましたが、15世紀~17世紀の『大航海時代』になって注目を浴びるようになりました。
そして、コロンブスやマゼランといった方々が、プトレマイオスの世界地図を頼りに、世界の海を航海するようになったとされています。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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漫画家・榎本俊二が登場! マンガに特化したPodcast番組「マンガのラジオ」

マンガ大賞の発起人にも名を連ねる吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)による、マンガに特化したポッドキャスト番組『マンガのラジオ』。5月5日(日)配信の第152回からはゲストに漫画家の榎本俊二を迎える。

ニッポン放送吉田尚記アナウンサー

『マンガのラジオ』毎週日曜18時配信

榎本俊二は、1968年12月10日神奈川県藤沢市生まれ。日本映画学校在学中に複数の新人賞に入賞。1989年「月刊アフタヌーン」四季賞入賞作『Golden Lucky』が「週刊モーニング」に掲載され、漫画家デビュー。シュールギャグ、不条理かつスピード感溢れるギャグで同業の漫画家からの評価も高い鬼才。代表作に『Golden Lucky』『えの素』『ムーたち』がある。

【連載中】
『ザ・キンクス』(講談社「コミックDAYS))
『アンダー3』(講談社「月刊アフタヌーン」電子版)
【近刊】
『ザ・キンクス』1巻

「インパクトの強い作品と違い、見た感じ普通」という榎本氏。しかし、その人生を掘り下げると「鬼才」の名の通りインパクトの強いエピソードが披露される。吉田アナが青春を共に過ごした代表作『Golden Lucky』の話から、番組リスナーとしての感想等、過去最大級のボリュームでオンエアされる。

榎本俊二をゲストに迎えるポッドキャスト番組『マンガのラジオ』は、5月5日(日)18時から順次配信。全4回で、毎週日曜日18時に配信となる。

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