ハンセン病補償法改正~差別を受け続けた患者と家族の実態

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月11日放送)にジャーナリストの鈴木哲夫が出演。ハンセン病補償法改正の重要性について解説した。

ハンセン病家族訴訟について、会見する原告側の人たち=2019年7月9日午後、東京・永田町の衆院議員会館 写真提供:産経新聞社

政府がハンセン病補償法の改正を検討

ハンセン病患者家族への賠償を国に命じた熊本地裁の判決が控訴見送りとなったことを受けて政府が10日、元患者家族への救済に向けハンセン病補償法の改正を検討していることが分かった。

新行)鈴木さんは以前、ハンセン病をテーマとしたドキュメンタリーを制作されたこともあるということですが。

門柱(都道4号「全生園前」交差点より)(国立療養所多磨全生園 – Wikipediaより)

WTOが否定するハンセン病患者を隔離してきた日本政府

鈴木)僕はTOKYO MXテレビで編集長を務めていたのですが、東京でも東村山に「全生園」と言うハンセン病の施設があります。ハンセン病の施設というよりは、はっきり言いますがハンセン病患者を隔離する施設です。結局、ハンセン病は感染する病気だと言われていたのです。とっくに薬はできていて治る病気だと、随分と昔になっているのですが。

新行)1960年にWTOが、隔離を否定する見解というものを出した。

鈴木)1960年ですよ。いまから60年くらい前です。ところが日本政府はこのハンセン病患者を、施設を作ってそこに閉じ込めて隔離したのです。これは大変な病気だという印象を作ってしまった。おっしゃるように1960年にWTOは否定したのだけれども、日本で「らい予防法」というものがあって、これが廃止されたのは1996年ですよ。何をして来たのか。

ハンセン病家族訴訟で首相が控訴しないことを表明。垂れ幕を手にポーズを取る原告団。中央右は、林力団長、左端は原田信子さん=2019年7月9日午後、国会 写真提供:共同通信社

家族も苦しい思いをして来た

鈴木)患者はもちろん苦しい思いをしたのですが、家族もそれ以上に苦しい思いをして来たわけです。例えば、息子たちの長男がハンセン病の患者になると、「あの家でハンセン病患者が出た」と隣近所から白い目で見られる。患者を隔離施設に入れて縁まで切らなければいけない。とにかく隠し続けて家族も差別を受けて、大変な思いをして来たのです。全生園でハンセン病患者の差別を語って来られた平沢さんという患者の方に聞いたのですが、全生園にいる患者のお母さんがふるさとで亡くなったそうです。お母さんが亡くなったら帰りたいではないですか。ですが帰ると「あそこの家族にハンセン病患者がいたのだ」とわかってしまうので、ふるさとの駅のホームから遠く見えるお墓を見て、黙って帰って来たということです。家族もつらいけれども縁を切る。そして患者はもちろん苦しむ。こんなことがずっと続いていたのです。

熊本地方裁判所 – Wikipediaより

熊本地裁の判決は当たり前のこと

鈴木)熊本地裁の判決が「画期的」と報じられていますが、画期的ではないのです。遅すぎるくらい。今回、安倍さんが決断したことは悪いことではありません。ですがこれは異例でも何でもなくて、当たり前のことです。これから法改正をして家族の救済をするとしても、たくさんいるのでどこまで入れるのか。難しいけれどやらなければいけません。なぜなら国が隔離政策をして、差別を作り出したのだから。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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高級ハンドソープ、使わないスパイスでオシャレ感…みんなの“生活感の隠し方”

東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーとともに考えるのはパーソナリティの堀内貴之。

5月14日(火)放送のテーマは「隠したい生活感」でした。「見せる収納術」や「ミニマリスト」という言葉にあるように、今の時代は洗練されたおしゃれなライフスタイルを過ごす、という方向に向かっています。そのなかで「生活感」はカッコ悪いという価値観も出てきていますが、生活感を隠すために実際どのような努力をしているのでしょうか。街の人に聞いてみました。

※写真はイメージです。



テーマ「隠したい生活感」

◆ゲストが来たら高級ハンドソープに変更

「普段は洗面所に歯ブラシとか基礎化粧品とかが置いてあるんですけど、人が来たりすると棚に一気にしまって物がない状態にします(笑)。あと、普段だったら100~200 円のハンドソープを使ってますけど、ジョー マローン ロンドンとかモルトンブラウンとか、海外のブランドものにします。

普段は絶対に使わないんですけどね。やっぱり最近の風潮って、子どもがいても全部完璧にっていう感じがあるじゃないですか。だから気にしますよね(笑)。それなりにやらないと、イケてない人みたいになるから」(35歳/女性/会社員)

◆スパイスを試験管に入れてオシャレ感を演出!

「キッチンまわりであれば、スパイスを試験管に入れ替えたりしてオシャレ感を演出しています(笑)。ナツメグとかベイリーフとか全然使わないんですけど、ほぼ見せる用で(笑)。既製品のラベルが並んでいるよりも統一感が出るので、買ってきた容器に移し替えてます(笑)。

コンビニとかで買った安いクッキーとかでも瓶に移し替えたらオシャレ感が出るので。限られた場所でどうやって住み心地の良さを追求するか。これが頭を使うトコですね。

過剰に気を使うといろんな物が目についちゃうので、人を家に呼ぶときに片付ける! っていうくらいのサイクルでやってます」(28歳/男性/自営業)

◆靴やバッグはハイブランドで

「洋服が好きで、ズボンとかはユニクロとかなんですけど、ほかをハイブランドにして、ズボンも高く見せてます(笑)。靴はバレンシアガ、バッグはグッチにして全体を高く見せるようにしてます。

靴下も、チラ見せするときだけいい靴下を履いて(笑)。ジャスティン・ビーバーの私服とかもコンビニに行くだけなのに、すげーなと思うくらいキメてるので(笑)」(20歳/男性/大学生)

◆ある程度の生活感は許しあいたい

「物を隠したい場所はリビングルームです! ゴチャゴチャ感が出ちゃうのでスッキリ見せたい。たとえば、野球関係の物。巨人ファンです(笑)。なかでもカレンダーがありまして、毎日の試合が一覧でわかるようになっていたり、選手のものを貼っていたり。

孫の家族が来るときは孫たちが広く遊べるようにしたいので、それを空いている別の部屋にブチ込みます(笑)。やっぱりスッキリしたお家は居心地がいいし! でも、長く居ると落ち着かなかったり緊張感があったりしますよね。

ゴミひとつ落とせないような感じで(笑)。だから、ある程度の生活感は許しあいましょう(笑)」(60代/女性/元グラフィックデザイナー)

◆カーテンでフィギュアを隠してます

「自分はフィギュア集めが趣味なんですけど、それを隠すためのカーテンがあったりします。鉄道とかが好きで、模型がずらーっと並んでるんですよ。でも、人が来たときに趣味が見えちゃうと、生活感が丸見えなんで。

これからアロマを買いに行こうとしてたんですけど、匂いも雰囲気作りに大事。バラとかお花系の香りを漂わせることによって生活感を隠してますね。いい生活してるんだなっていう、いいほうの印象をつけたいので(笑)」(20歳/男性/大学生)

【「生活感をなくす」のは日々の心地よさの演出】
街でみなさんの話を聞いていると、「隠したい生活感」とは「オシャレに変換したい(思われたい)部分」でもあるよう。また、自分自身が日々心地よく過ごすための工夫でもあり、生活感をなくすための努力にはそれぞれのこだわりも感じました。

「生活感」がダメなわけではありませんが、オシャレで洗練された生活を演出することは、だらけてしまいがちな日々の背筋を伸ばす、そんな行為なのかもしれません。

<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時:毎週月~木曜15:00~16:50
パーソナリティ:堀内貴之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/

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