菅田将暉、スクールカースト頂点役『35歳の高校生』を振り返る “ヤギみたいな笑い声”は脚本家も公認だった

6月22日(月)深夜、俳優の菅田将暉がパーソナリティを務めるラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週月曜25時~27時)が放送。緊急事態宣言が明け、撮影の仕事が再開したことを報告するとともに、2013年に放送されたドラマ『35歳の高校生』(日本テレビ)の思い出を語った。

作品名はまだ明かせないが、先日、3か月ぶりの撮影があったという菅田。現場では初めて会う若い俳優もいたことから、「変に声をかけるとかじゃなくて、芝居で、やっぱり背中で。カメラの外でいくら喋ったってダメなんですよ! やっぱり役者ってそういうものなんで。カメラの前で堂々と見せつけよう!(笑)」と、いつも以上に意気込み。

ところが、カメラテストのアドリブで「ワー!!」と大声で叫び、たった1回で声が枯れるという痛恨のミスで、「(アドリブが)採用されたからよかったけど、アドリブで叫んで声をからすって、本当に恥ずかしいスタート。後輩の彼から見たら、僕はどういう風に見えていたのかな……」と、落ち込みながら回想。

菅田は「久々に思い出した」と、芝居を始めたばかりの頃についても振り返り、米倉涼子主演の、いじめや“スクールカースト”といった問題を取り上げた、学園ドラマに出演したときのエピソードを語った。

「『35歳の高校生』で、僕はスクールカーストの頂点みたいな生徒役だったんです。クラス内を牛耳って、みんなをビビらせるような役で。台詞を喋り出す前って、“自分はここから喋りますよ”っていう空気を作ることが大事だから、話す前に椅子を蹴ったり、ワンアクションがあるんです。だけど台本には、“椅子を蹴る”とかそういう指示は何も書いてないわけです。

その頃、僕が調子に乗ったことが一個あって、あのドラマで笑い声を変にしていたんです。ヤギの鳴き声みたいにブハハハハ……って(笑)。監督から言われたわけじゃなく、勝手にね。生徒も20数人ぐらいいるし、役の個性はみんな自分で勝手に作っていくものなんですよ。

で、これがえらいもので、その笑い声を続けていたら、『正光』っていう役名だったんだけど、3話ぐらいから『正光:(ブハハハハ)』って台本に書かれるようになったんですよ!『ああっ! 採用された! これで堂々とできるぞ!』と思って。台本に記載されるのが一つのステータスというか、脚本家さんや監督さんが『面白いな』、『あれは絶対やってね』って言われるのが一つの喜びだったりするわけです」

芝居を始めた当時、全シーンにアドリブを入れ、周りよりも一歩でも前に出ようとしていたそうで、“ヤギのような笑い声”が脚本家に公認されたときは、うれしくて仕方がなかったという。

過去、アドリブは10個中1個採用されるくらいで、やり過ぎて「菅田さん……、普通にやってもらっていいですか?」と監督に言われたこともあったと、笑いながら明かしつつ、改めて撮影が再開したことに「なんか久々にお芝居して楽しかった」と語った。

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ファーストサマーウイカ、自身の“そっくりさん”に仰天「だいたいめちゃめちゃブサイクやねん」

6月22日(月)深夜、タレントのファーストサマーウイカがパーソナリティを務めるラジオ番組「ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週月曜27時〜)が放送。ウイカにそっくりだという人々がSNSに多数出現したことを明かした。

これまでウイカは、アニメ「鬼滅の刃」の主題歌であるLiSAの「紅蓮華」や、松本梨香の「めざせポケモンマスター」をサトシのコスプレで熱唱するなど、数多くのモノマネ番組に出演。ラジオ番組内でも、アニメ「名探偵コナン」や「アンパンマン」など、多岐にわたる声真似を披露してきた。

また、先週の放送では、沙村広明原作のアニメ「波よ聞いてくれ」の名シーンを完全再現し、大きな反響があったことにも言及。最近では、「ウイカに似ている」といったキャラクターや声優の名前が多く挙げられることについて、「間接的に自分を認めてもらえたような気がしてうれしい」と心境を語った。

そんな中、「声だけじゃなくてね、モノマネは奥深いですよ」と話していたウイカは、つい先日、自身にそっくりだという人物をSNSで発見したという。

「私にそっくりという人が、ツイッターにめちゃめちゃいるんですよ。ビックリした。『ファーストサマーウイカみたい』とかって。どういうことだと思って見たら、なんか流行っている、男性が女性の顔になれたり女性が男性の顔になれたりするアプリがあって。それで、『おっさんが女性になるやつで撮ったら、だいたい私になる』っていう説が、今立証されています(笑)。

女性が女性用で撮っても変わらないじゃないですか。男性もしかり。男性が女性用のフィルターを使って自撮りをしたら、なぜか私になる。『ファーストサマーウイカみたいになった』って書いてて。見たら、だいたいめちゃめちゃブサイクやねん。ほんまにそれ、営業妨害! それで私の名前を初めて知った人がいたとしたら、ほんまに勘弁してほしい(笑)。

あの、いますぐ調べて。私は『ファーストサマーウイカ』でエゴサしてみたら、知らんおっさんのロン毛の自撮りが山のように出てくる。全然似てへん、腹立つわぁと思って(笑)。『FaceApp』っていうアプリみたいなんでね、もしよかったらダウンロードしていただいて、自撮りをしてください。みんな、私になれると思います(笑)」

今回の写真加工アプリに限らず、モノマネをされる機会が増えたというウイカ。「いつから自分を“芸能人”だと名乗っていいのか」といった話題では、「有名人・著名人になったという1つの証が、“モノマネをされる”ということなんじゃないかなと思いました。第三者がその人を知っていることで初めて成立するものだから」と、モノマネをされる喜びを明かしていた。

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